正字正假名に關する話(平成廿四年八月十五日)
私ゃ漢字を書くのが非常に苦手なので、旧漢字を押されても困るなあ。言葉も文字も時代につれてで変化するんだから固執しても仕方ない、という立場。歴史的仮名遣いだって絶対視できるものでもない。まあ日本語話者の80%が旧漢字にすべきと決めて移行するなら、いい勉強だと思って従うけど。
2012-08-15 22:17:24私は「古ければ古いだけ良い」という考えかたが嫌いだ。「これは歴史の流れに耐えた良さのあるものだ。だからいいものだ(そして結果的に古い)。」という主張なら尊重するけれど。古い=良いってのは本末転倒も甚だしい。
2012-08-15 22:26:25「お祓いください、お清めください」はただの文句だが「祓へ給へ、清め給へ」は呪文である。正字正仮名とかいうのは明らかに魔術としての言語を参照しているので(つまり宗教なので)、それをコミュニケーション手段としての言語の領域に無理に持ち込もうとする考え方がそもそもおかしい。
2012-08-15 22:33:47もちろん呪文は外国語でもよいのだが(常用する言語でないことが大事である、常用する言語は日常と接続されすぎていて魔術に接続できない)、母国の古語であれば、国の神話に接続できるので使い勝手が良い。
2012-08-15 22:37:17先の三連公式RT(元ネタは四ツイート)を読んで、「ああ~なるほど…」と素で言ってしまった。古語ってのは、異世界との通信に使う、身近で縁遠いプロトコルなのかもな。外国語もあるていど分かってくるまではかなり魔術的だろう。横文字のカタカナ音訳が必殺技に多いのもそういう理由かも知れない。
2012-08-15 23:15:54口語文且つ現代仮名遣い「お祓いください、お清めください」 口語文且つ歴史的仮名遣「お祓ひください、お清めください」 これだけの話。
2012-08-15 23:29:03言葉も文字も時代につれて變化するんだから、「現代仮名遣」に固執しても仕方がない。變化の方向が歴史的かなづかひの方向であつたとしても、何の問題もない。
2012-08-16 00:41:56強制的に歴史的かなづかひにされても、十年も經てばみんな何の疑問もなく使ふやうになるよ。
2012-08-16 00:42:23「言葉は時代につれて変化する」と言ふ人に限つて「言葉はある方向にしか変化してはならない」と信じてゐたりする。
2012-08-16 00:43:19國語國字問題に關しては、恐らくそれに關する新聞記事などを少し讀むだけで色々と認識の變はる人は多いのではないかと思はれます。
2012-08-16 01:16:33