芸術家は朝起きて、「さて今日は何をするか」と考えるが、職人はやることが決まっている。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

アーティストである以前にアルチザンでありたい。このことはぼくのアートの原点だ。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

芸術家は朝起きて、「さて今日は何をするか」と考えるが、職人はやることが決まっている。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

朝起きて、やることが決まっていることほど自信が持てることはない。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

職人の肉体は魂を呼び寄せる能力（技術）を知りつくしている。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

芸術家の中から名人は出にくいが、職人には名人がいる。http://t.co/HJ3Yd2Pv

横尾忠則 @tadanoriyokoo

日常生活の中で、様々な試みを行なうその原点は全て自作で試みることの延長にあるので、絵で試みることを止めるわけにはいかない。絵は人生の試練場だからだ。ここでの経験がぼくの人生を生きやすくも生きにくくもする。他人の著作が自分を形成するのではなく、自らの絵の経験が全てやから。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

創造的な人生を生きたいなら、創造という悪魔の僕になるしかないといつも想ってる。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

ぼくには宗教心はノミの涙ぐらいしかないけれど、もしそれが必要ならば自分の中に創造神を創造すればええ。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

ぼくの考え方、生き方は全て創造という経験の流れの中で発見したものばかりだ。だから考えを確実なものにするために創造を原点にした経験が必要なんだ。だから毎日キャンバスを相手にしているだけなの。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

人の戯言（雑念）にあゝしろ、こうしろという人がいるけれど、（真の）創造心はおせっかいはせえへん。創造はただそこに無為にあるだけだ。もしおせっかいをするんやったら人に代って天がそれをしてくれるやろ。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

ところで夫婦同志はお互いにおせっかい好きだ。これは「おせっかい」が夫婦を使って「おせっかい遊び」をしているに過ぎない。おせっかいに遊ばれるか、おせっかいを遊ぶか、どっちがクリエイティブなんだ。どっちもクリエイティブちゃうでえ。

横尾忠則 @tadanoriyokoo

要するにやなあ、財布を持とうが持ちまいが、そんな人間の言うことほっといたらええのや。レジが混もうが、どうしようが、本人は戯言言うてんのやから。それにしても、いちいち反応してくれはるんやから、えらいご苦労はんなこっちゃ。http://t.co/HJ3Yd2Pv