野田首相と反原発団体の面会についてのツイート

世に倦む日日 @yoniumuhibi

通常だと、首相が外部の団体代表と会談するときは、頭撮りでマスコミのカメラが入る。テーブルを挟んで握手したりとかする。そこで2分や3分は使う。今回は、前日（昨日）あれほどNHKを含めたテレビのニュースで宣伝しているから、間違いなく大量のマスコミを呼んでいて撮らせるはずだ。

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それと、反原連が野田佳彦に提出する要求文書。日程の告知が急だったため、議論されてないようだが、どういう書面が提出されるのだろう。期限を切った回答の要求になっているんだろうか。20分間で話せる内容は限られているが、何を話すのか、反原連は事前に示していない。

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今夜のテレビ報道はこの話題を大きく扱うだろうから、15時からの会見で何を話すかも重要だな。テレビはRedwolfのコメントを切り取るだろう。「面会してくれた野田総理に感謝する」とか「今後とも前向きにお話を続けさせていただきたい」とか言うなよ。これは選挙目的の政治宣伝なんだから。

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15時からの記者会見で、Redwolfが「私たちの敵は左翼です。左翼が脱原発を邪魔してきました。原発ゼロの実現のために左翼を叩き潰しましょう」なんて言わないか心配だ。フジと産経が大喜びで、そのままプライムニュースのスタジオにお持ち帰りとか。http://t.co/VwqF1w34

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野田佳彦と菅直人、考えたな。言うだけ言わせてハイ終わり。反原連の面々は必死に言ったが、双方向の対話というか、言葉のやりとりは封じられた。要求は聞きましたという政治儀式。意味がないことはないが、政治を次に動かす切り口を作れたかどうか。しかし、何で小熊英二がいたんだ。

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これが http://t.co/bnGvC03J 今日の出席者名簿だ。この中に小熊英二は入っていない。小熊英二が顔を出すということは、事前には情報が出ていなかった。菅直人の手引きか。Redwolfに説明をしてもらいたいね。8/18夜の脱原発杉並の盆踊りの一件は怪しさが増す。

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反原連に25分間ずっと喋らせて、最後に野田佳彦が纏めて答えるという議事形式は、その場で決まったものではなく、予め事前に双方で調整されたもの。20分（30分）しかないから、どういう進行にするかで中身が決まるし、成果も決まる。一発勝負。野田佳彦と菅直人の作戦勝ち、あるいは引き分けだ。

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何で政権側の勝ちかと言うと、反原連側に思う存分言わせ、達成感を持たせたから。瑕疵なく、不満を残すことなくたっぷり言わせ、要求を全部聞いたという既成事実を作ったから。後は各方面から話を聞いてこちらで決めますと。TLを見ていると、反原連側は面会できた実績だけで舞い上がって喜んでいる。

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小熊英二のコーディネイトの役割をどこまで信用し、積極的に評価できるかですよね。私は懐疑的に見ている。その理由は、小熊英二と繋がっている菅直人や辻元清美が、本気で原発ゼロなど考えておらず、原発政策を自分の立ち回りに利用しているだけだからだ。信用できない。騙されると想う。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

記者会見、Redwolfと原田裕史の2人の話を聞いていると、Redwolfの方が政治的なセンスがいいね。2人は少し違う。比較すると、原田裕史はセンスが悪いというか、政治をよく分かってない感じがする。Redwolfの「私は民主主義を信用していない」はいいね。この言葉は気に入った。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

感じたままを言うと、Redwolfの方は、政治を通じて少しは現状を変えていこうという意思を感じるが、原田裕史の方はそれが弱い。本気で政治を変えようという意思があるのか疑わしい。自己完結的というか、思想が閉ざされている。「シングルイシュー」の問題性は、原田裕史の関与が大きいのかな。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

Redwolfの今日の会見は評価するが、今後は、無意味な左翼批判のアジテーションはやめた方がいい。百害あって一益なしだ。それと、Redwolfのジャーナリスト批判も面白かったな。マスコミの記者だけでなくフリーの記者も駄目だと言っていた。これは共感するところ。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

対話にならないから要求だけするという戦法論はある。対話にすれば野田佳彦の演説で時間が潰されるからというのは分かる。しかし、同時に言質を取る必要という使命もあるよね。特に規制委人事は。20分間でどうやってやるかという設計になるが、作戦を立案して挑戦してみるべきだったな。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

警察と仲のいい反原連だから官邸の中に入れたということもある。官邸の中に入れても入れなくても、政策要求が実現されなかったら意味は同じだ。単にショーとして政権側の宣伝に利用されるだけ。面会できたから民主主義の画期的な成果だと言うのは早計。和歌山の梅娘や山形のさくらんぼ娘。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

記者会見で、何で小熊英二があそこに座っていたのか質問する記者がいませんでしたね。小熊英二自身も会見場には姿を見せなかった。説明責任という点でどうだろう。私は、あれは反原連の誰か（例えば平野太一）が野田佳彦を糾弾するハプニングが始まった場合の防波堤の役目だったのではないかと見るが。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

野田佳彦の発言が5分だったことは、政府･政権側にとって決して失点でも敗北でもない。無駄なことを言わず、失言をせず、言質を取らせず、必要なことだけを言い、マスコミに撮らせて短く流している。面会の政治的事実は、圧倒的にマスコミ報道で伝わるもの。自分の狙いどおりに首尾よくやっている。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

野田佳彦を持ち上げるわけではないが、あの席の人物が、麻生太郞だったら、安倍晋三だったら、前原誠司だったら、ああいう収束にはならず、頭に血が上って、ネット生放送であることを忘れて、逆上したり説教したりの応酬になった可能性がある。官邸での市民団体からの批判を顔色を変えずに聞き流した。

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反原連の会見でのイルコモンズの話は抽象的で、何を言っていたのかよく頭に残っていない。逆に、Redwolfの話はストンストンと落ち、言葉が聞き取りやすかった。会見であれだけ長く、しかもフランクリーに話しながら、失言や悪い印象を残していない。政治家のキャラだね。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

原田裕史の方は「失言」ではないのだが、「失顔」と言うかね、表情と視線に、見る者に警戒感を覚えさせる印象（メッセージ）が残った。反原連の「シングルイシュー主義」の謎を解く手掛かりを発見したような感じ。そこに言葉を与えるなら、シニシズムだね。エリート主義の要素もあるかな。

世に倦む日日 @yoniumuhibi

今日の午後は反原連劇場。実物の彼らはキャラが立って、それなりに面白い人たちなのだけれど、ネットの世界では狂暴な教団のようになって人を襲い、暴力的事件を起こしまくる。この落差と乖離は何だろうと思う。「キャラが立った」という表現は、石坂啓が17年前の集団の面々に言っていた言葉だった。