おいらの意見
hseino1さんの意見
バンダジェフスキー氏の論文について精査してみました。原著論文はhttp://t.co/YaHFJraQで入手できます。わたしの改竄を疑う方はこちらで確かめてください。わたしは一般庶民ですので、雑誌社に手を回すほどの権力は持ち合わせておりません。では見ていきましょう。(続く)
2012-08-23 20:27:56fig.1をみてみましょう。子供のほうがセシウムが多いという記述があります。確かにそういうグラフですが、母集団の大きさ、食習慣、データのばらつき・・・などの記述がどこにもありません。 http://t.co/rKNi6yL5
2012-08-23 20:41:49まさか1名ずつということはないと思いますが、集団が小さければそれだけ個々人の食習慣に影響を受けます。子供がたまたまセシウムをためやすい自生きのこを大量に摂取していれば当然体内セシウム濃度は高くなります。つまり、このデータから子供にセシウムが多い傾向があるとはいえません。(続く)
2012-08-23 21:01:00つぎにtable2をみましょう。エクセルに起こしてグラフにしてみました。あらあら・・・ばらつきが大きいです。 http://t.co/qa9BUfsl
2012-08-23 21:03:58本文では○○にセシウムが多い云々・・・という記述がありますが、これだけばらつきが大きくてそういうことが言えるでしょうか。さらにいえば、何らかの組織と親和性が大きいのであればこんなに個人差は出ません。誤差として片付けるには差が大きすぎますが、どこかにたまる傾向があるとはいえません。
2012-08-23 21:09:26データとしては示しませんが、fig.1/table1/table2のデータを総合するとさらにばらつきは大きくなります。つまり各々のデータの整合性がないということです。これらのデータから言えることはチェルノブイリ近辺の人のからだからは放射性セシウムが検出されたということです。
2012-08-23 21:12:37ほかの地域と比べてどうかというデータでもありません。多分高いんでしょうねえ。どの程度汚染された食物を摂取していたかのデータもありませんので移行係数すらわかりません。まあ、チェルノブイリの汚染のひどさだけは非定量的に計り知れるかもしれません。
2012-08-23 21:15:47ブログではみなさん「心臓にたまる」というふうに騒いでいますが、心臓にたまるというデータはここにはありません。心電図とセシウムの関係を調べた研究があるようですが、論文検索システムではどこにもその生データはありませんでした。どの程度の信頼性のあるデータなのか興味深いところです。
2012-08-23 21:19:03ただ、この時点で言えることはこの論文から何か重要なことをいうのはきわめて難しいということです。ベンダジェフスキー氏の「セシウム・心臓破壊説」におびえる方々は今一度冷静になって周囲を見回してみてはいかがでしょう。悲しいことですが、心臓病は一般的な病気です。
2012-08-23 21:21:50心臓病に罹患された方がたまたま被災地に住んでいらっしゃったということではないでしょうか。みなさんが興味を持つようになって目に付くようになったのではないでしょうか。被災地でないところと比べて有意に多いのでしょうか。バンダジェフスキー氏の説でフィルターをかけてしまってはいませんか?
2012-08-23 21:24:49今ひとつ冷静になってほんとうかな?と距離を置いてながめる習慣をつけましょう。本当のことが見えてくるかもしれませんよ。(以上)
2012-08-23 21:26:18@hseino1 もうひとつ追加させてください。これらのデータからこの方たちの死因がセシウムだということもいえません。健康に暮らしている方のセシウムと比べないとデータは成り立ちません。といってもそれは不可能ですが・・・。しかも事故から時間がたつとどんどん下がるしね。
2012-08-23 22:12:42おまけ
みんな優しく無視してます @mariscontact 皆さま、これを見れば、バンダジェフスキーがいかに権力側や工作員にとってヤバイ情報であるか、そしていかに彼らが論破できていないか、がよくわかります。 http://t.co/6ZHUIras
2012-08-23 22:33:36