評論島系同人誌の買われ方
- kamakiri_ys
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電子書籍が(出版業界的に)注目される理由の本質は「広告じゃなくお金を払ってもらえるデジタルコンテンツ」ってところに尽きると思っている。だから佐々木さんが「メルマガは課金があるからやってる」という点には賛成だし、私もそのつもり。(続く
2012-08-22 17:50:47その時に、このモデルが「知名度のない人のコンテンツをきちんと売るモデル」になってるか、というとまったく違うと考えるので、そこに矛盾がある。マスメディア/ウェブメディアがやってきた「組み合わせて価値を出して売る」的な部分とのなじみをどうするのか。その辺にシステムが必要か。
2012-08-22 17:54:10コミケの評論島がなぜ知名度がなくても売れるかといえば,時間・空間の限定にともなう希少性だよね。ほかの場所でググってもありらいおんさんの同人誌は読めない。迷って買い逃したらもしかしたら二度と読めないかもしれない。判断のコストより金銭を出すコストの方が低く見積もられる。
2012-08-22 18:03:41もちろん,評論島の大半が商業出版の焼き直ししかなかったとしたらどこかで期待が薄れて金銭コストを重視しだすのだけど,実態として商業・ネットを含めてもユニークな同人誌を出せてる人たちが一定数存在し,それに対する期待があるから,最終的に判断する時間を過小評価して買ってしまう。
2012-08-22 18:05:33@akipoo そのへんは客層の問題もありますね。やはりこれまでがあるので,評論好みの人はコミケを重視しますし,あと評論はわりとどんな人でも一定比率は興味をもつのでパイが大きいほど強い。サンクリとかでも尖った評論サークルはそれなりに出てて売れてる印象はあります。
2012-08-22 18:09:10.@myrmecoleon 評論島の規模自体が小さく総チェックに時間がかからないこと、サークルカットで「どんな本なのか」がわかりやすく中身で勝負できること、単価が安いこと(300~500円の本が多い)も、評論島が売れやすい要因だと思います。
2012-08-22 18:14:02まあコミケの評論島は来場コストが一般人には高すぎるので決してメジャーな流通の場にはなりえないのだが。文フリとかはいい具合の距離感なのかもしれない。
2012-08-22 18:10:44@kanisanbiki 満員電車に揺られて膨大なオタクの群れに1時間くらい並んで1時間くらいゆだるような暑さの大混雑を迷ってからやっとたどりついてから買って帰るまでの手間ですね。>一般人の来場コスト
2012-08-22 18:18:40まああと電子書籍と比較すると,現金を渡すと紙の本が買えるというレガシーな構造はそのまま強みでもあるやね。電子書籍は結局,決済手段と電子データの取り扱いの部分で説明が必要になるのが残念。
2012-08-22 18:13:12提言
コミケで物が飛ぶように売れるのは、実質活動できる有効時間が少ないから貨幣の時間的価値が著しく落ち込むためと考えられる。デフレ脱却を真面目に考えている頭の堅い経済学者どもは、今すぐこの現象について取り上げるべきである。
2012-08-12 12:59:59