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2012年8月26日

自然被曝の欧州各国比較と日本平均・世界平均

自然被曝線量/年の値について、日本平均、世界平均、欧州各国比較のデータを紹介した。 欧州各国比較は、1992年の論文のデータ(自然被曝4成分の合計値のみ)。日本平均は2011年12月の改訂版(自然被曝4成分の内訳あり)。世界平均は2008年UNSCEAR(国連科学委員会)のデータ(自然被曝4成分の内訳あり)。それぞれの出典資料は下記個別の記事を参照。
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量は今まで、日本平均1.5mSv/年、世界平均2.4mSv/年と言ってきた。この差は、海外は岩石質が多くラドン222が多く、肺のα線内部被曝の多さが原因。今後、日本の210Poのα線内部被曝が見直されると、日本と世界平均は、吸入摂取と経口摂取の成分が逆で合計はほぼ同じ。

2012-08-25 21:06:19
偽ひよこ @sitemaster_KRM

@y_mizuno 「岩石質」という用語について説明願えたらうれしく思います.「(K-richな)酸性岩起源が多く」(?)あるいは,単に「宇宙線よりも岩石による寄与が多く」という意味で解釈すれば良いのでしょうか.

2012-08-25 21:25:24
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@sitemaster_KRM 自然被曝の世界平均2.4mSv/年の内訳の半分近く1.1mSv/年がラドン222による内部被曝です。ラドン222は日本ではこの1/3程度で少ない。この違いを世界平均が岩石質、日本は東アジア・モンスーン気候で高温多湿、水循環も迅速。岩石影響の差だと。

2012-08-25 21:49:39
偽ひよこ @sitemaster_KRM

@y_mizuno http://t.co/oX7lXpcB この図を眺めていて(i) Mexicoは何故高いのだろう,(ii) 北欧は何故高いのだろうと思っていて,(i)水循環,(ii)岩質の違い という理解で良いでしょうか.

2012-08-25 22:23:28
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

以前、フィンランドが高い理由を調べた時、岩石の違いとの記述あり。@sitemaster_KRM http://t.co/JV8aQrY4 … この図を眺めていて(i) Mexicoは何故高いのだろう,(ii) 北欧は何故高い…,(i)水循環,(ii)岩質の違い という理解で…?

2012-08-25 22:31:41
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量を欧州各国で比較すると、最高と最低で約5倍の違いがある。英国が(日本も同じ値だったが)世界最低で1.5mSv/年、世界平均2.4mSv/年、ノルウェー平均4.1mSv/年、最高はフィンランド平均7.5mSv/年(最低の約5倍)。http://t.co/Xq8Vq8hL

2012-08-25 22:26:09
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量の欧州各国比較。出典"Natural Radiation Atlas of Europe", Nat.Rad.Prot. Board for Commission of European Communities, 1992 http://t.co/nVjScKGT

2012-08-25 22:50:30
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量の欧州各国比較。これ https://t.co/Qay4p8c5 と基本的に同じ図だが縦軸=生涯被曝線量(=70年分)に換算した時の値。http://t.co/7ITXGP9j  この図の出典は http://t.co/qCpXaI4X  p.173参照

2012-08-25 23:07:43
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間辺 雄二(前へ!) @Y_Manabe

@y_mizuno これらの差は、基本的に地質由来と考えていいのですか?

2012-08-25 22:30:36
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

ラドンの違いが最大の原因(他は大差無し)ということのようです。そして、ラドンの違いは地質由来ですよね。特に高いフィンランドでは、ラドン以外にも環境γ線が(も)多かったと記憶しますが、これも地質由来ですし。@Y_Manabe これらの差は、基本的に地質由来と考えていいのですか?

2012-08-25 22:37:44
偽ひよこ @sitemaster_KRM

@y_mizuno @Y_Manabe 確かにフィンランドではhttp://t.co/bRBHmjUs 第1図によってラパキビ花崗岩が分布していることが示されていますね.

2012-08-25 22:45:02
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

欧州各国比較、この図は年間の自然被曝線量(単位mSv)と、チェルノブイリ事故影響の内訳。図の出典は  http://t.co/qCpXaI4X  p.58参照 http://t.co/9Xrrm5qN

2012-08-26 02:05:18
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偽ひよこ @sitemaster_KRM

@y_mizuno 水野先生,文献のご教授いつもありがとうございます.

2012-08-25 23:14:11
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量の欧州各国比較で、これほど大きな違いがあると、例えば発癌確率に違いがあるだろうと思う人もいるかもしれない。そこで、血液の癌である白血病について人口あたりの死亡率を調べ、横軸を自然被曝線量をとっても相関を見ても、素人の私が見る範囲では相関は見られなかった。

2012-08-25 23:38:10
Shinozaki Motoshi @ShinozakiM

玄人でも同じかも“@y_mizuno: 自然被曝線量の欧州各国比較で、これほど大きな違いがあると、発癌確率に違いがあるかもしれない。そこで、血液の癌である白血病について人口あたりの死亡率を調べ、横軸を自然被曝線量をとって相関を見ても、素人の私が見る範囲では相関は見られなかった。”

2012-08-26 00:24:39
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

そうですか。コメント深謝です。地道なデータの必要を感じますので…。@ShinozakiM 玄人でも同じかも“@y_mizuno:自然被曝線量の欧州各国…白血病について人口あたりの死亡率を調べ、横軸を自然被曝線量をとって相関を見ても、素人の私が見る範囲では相関は見られなかった。”

2012-08-26 00:31:37
八川蒼成 @sousei411

@y_mizuno @ShinozakiM 横から失礼いたします。低線量被爆(こんな名前でしたっけ?^^;)の場合、後天的に遺伝子が放射線に対して耐性を持つことがあると聞いたことがあります(先天的に耐性を持っている人もいるようです)。その可能性もあると思われますが・・・

2012-08-26 00:37:09
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

それは放射線生物学の専門用語で適応応答と呼んで、ありうるとされて、研究中の模様。高線量・高線量率では確実にあって、放射線医療でも常用とか。@sousei411 低線量被爆…後天的に遺伝子が放射線に対して耐性を持つことがあると聞いたことがあります(後略)  @ShinozakiM

2012-08-26 00:45:27
Masato IDA, PhD @miakiza20100906

こんなのとか https://t.co/no84kuDb RT @MtMikasa: 遺伝子が放射線に耐性を持つなんてあるのかな?修復機能が高まるとか、活性酸素種の消去が盛んになるとかじゃないのだろうか?

2012-08-26 00:57:55
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

確かに、放射線に耐性、という言い方をすると、LD50が高まるとか、高線量の場合には使われる?低線量では?か @miakiza20100906 @MtMikasa 遺伝子が放射線に耐性を持つなんてあるのかな?修復機能が高まるとか、活性酸素種の消去が盛んになるとかじゃないのだろうか?

2012-08-26 01:13:08
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量の日本平均は、従来値の1.5mSv/年から、今後2.09mSv/年に変更か。原子力安全研究協会『新版生活環境放射線(国民線量の算定)』H23年12月、政府畑村事故調p.390 http://t.co/ISyL9UDo http://t.co/F6QarU22

2012-08-26 02:42:17
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ryugo hayano 💉💉😷 @hayano

改定.@y_mizuno: 自然被曝線量の日本平均は、1.5mSv/年から、2.09mSv/年に変更か。原子力安全研究協会『新版生活環境放射線(国民線量の算定)』H23年12月畑村事故調p.390 http://t.co/haUwWRB3 http://t.co/zbTjxYf9

2012-08-26 02:56:24
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

http://t.co/F6QarU22 - この図の出典は、福島県の資料『県民健康管理ファイル』p.12 http://t.co/qI5YWkAT

2012-08-26 02:46:35
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

自然被曝線量の4成分、【日本平均】今後、宇宙線0.30、地面0.33、ラドン0.48、食物0.98、計2.09→2.1mSv/年。【世界平均】UNSCEAR2008、宇宙線0.39、地面0.48、ラドン1.26、食物0.29、計2.42→2.4mSv/年。ラドンと食物の大小が逆。

2012-08-26 03:01:54
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

ややこしいが、『理科年表』2012年版には今もUNSCEAR1988(何と!)の値が出ている。こんな感じ:【1988年の世界平均】宇宙0.355、地面0.410、ラドン1.26、食物0.356、計2.381→2.4mSv/年。UNSCEAR2008の値と混同を避けねばならない。

2012-08-26 03:13:14
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コメント

MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 2012年8月26日
まとめを更新しました。ここでは、数字(データ)の混乱をさけるため、『理科年表』での自然被曝線量のデータ出典(UNSCEAR1988かUNSCEAR2008か、の違い)について追加。
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 2012年8月26日
スウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部 @yoshisatose さんの、スウェーデンの自然被曝線量に関するコメント「← スウェーデンはヨーロッパの中でフィンランドに次いで、自然放射線量の高い国です。」を追加しました。コメント感謝です。
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Pascal @cxj00012 2012年8月26日
日本産婦人科医会の調べでは新生児1000人当たり6~7人の奇形児が生まれてくるという。原因は明らかになっていない。生涯の中で一番、細胞分裂の盛んな胎児期を母体の内部被曝によるアタックや活性酸素によるDNA障害を瞬時に修復できなければ、奇形の比率はもっと高まるに違いない。
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Pascal @cxj00012 2012年8月26日
低線量領域での線量の多少で疫学的な違いがでないことは、DNAの障害を修復するスキルが働いて対応しているからだろう。修復する能力がどれほどの線量に対応できるかだが、原発作業員の例から見ても数百mSV年間くらいまでは十分な対応能力を持っているのではないかと思う。
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{白,黒}のカピバラの左随伴右随伴 @ainsophyao 2012年8月26日
自然奇形発生率は2~3%程度では。もっとも、もっと厳密に調べると、この10倍程度、部品の多少のある人がいて、ただ、なんら問題がないので、本人すら気が付かずに生きていると聞いたことはありますが。
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@moegi_kaoru 2012年8月26日
奇形児の出産数ですが、生まれて尚且つ生存していた率なのか死産(生まれてすぐ死亡)も含むのか、それによってまた微妙な数値の差は出ると思うんですけど、どちらなのでしょうか? 日本は新生児の死亡率が低いため、多少の奇形を持った子供でも生存する率も高く、故に奇形児出生率が高くなると聞いたことがあるんですが・・・? 
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G.G. @G__G_ 2012年8月26日
高緯度地方は宇宙線由来も増えるんではないだろうか。
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number64 @number64log 2012年8月26日
最近の日本の建築様式の変化(木造以外の増加)による、ラドンの影響の変化について、どこかに調査資料があるといいですね。
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Pascal @cxj00012 2012年8月26日
日本産婦人科医会の全国調査によると出生数31万人についての調査で高頻度のものは(出生1000当たり)口蓋裂1.28、唇裂1.27、無脳児1.06、全体を合わせると新生児奇形は概略6~7(1000分娩当たり)である (昭和大学医学部産婦人科学教室 野嶽幸正教授)http://www20.big.or.jp/~ent/topics/kikeino_.html
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愛・蔵太(素人) @kuratan 2012年8月27日
cxj00012 http://www.icbdsrj.jp/2010data.html ←横浜先天異常モニタリングセンターだと「奇形児出産頻度:2.31%」。心室中隔欠損がけっこう多いので、これによる差かな?
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 2012年8月29日
自然奇形発生率について、日本産婦人科医会の全国調査のご紹介等、コメントありがとうございます。客観的なデータのようで参考になります。
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 2012年8月29日
@Bello1962 さん、大変でした。その結果はどなりましたか?テレビ報道もあったかと思いますが…。「千葉県在住なので東葛ホットスポットがどうしても気になりますが、昨年柏市根戸では、福島の事故の影響による放射線が濃縮して、決して狭くない範囲で57μSV/hの放射線量が検出されました。」
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 2012年8月29日
@Bello1962 さん、その通りですね。ただ、カリウムの濃淡も場所によるようです。また仮に自然濃縮を「隔離」と捉えられる程度に事故影響を可視化できれば、同時に、他を低くした意味で、全体を下げる方向に使えないかと思いますが…。どうでしょうか?「自然界の放射性物質は人が手を加えない限り濃縮することはないと思いますが、事故影響による放射性物質は場所によって濃縮していくことが問題なのだと思いますが。」
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