「放射性物質ってどんなもの」を確認してみる
- iamdreamers
- 2632
- 0
- 1
- 0
原子について
この世のすべての物質は元素・・・原子からできている。その一部を表すとこんな感じ。全部を見たいときは「元素周期表」で検索してね(^^) pic.twitter.com/FqdmM38y
2012-08-26 10:12:08原子は、原子核とその周りを回る電子でできている。で、原子核は、元素周期表に書いてある原子番号の数の陽子と、何個かの中性子でできている。さっきの元素周期表に判例として書いたヘリウムを例にすると、こんな感じ。 pic.twitter.com/ecNtsTfR
2012-08-26 10:16:16同位体と放射性同位体
水素を例に(原子番号が小さくて絵を楽に描けるから(^^;)。普通の水素は、陽子×1、中性子なしの原子核がある。だけど水素は、陽子×1、中性子×1の重水素、というものもある。この、原子核に含まれる中性子の数が違うものが同位体。 pic.twitter.com/MXfyF67W
2012-08-26 10:21:14さらに、陽子×1、中性子×2を持った三重水素という同位体もある(他にも、七重水素まで同位体があるそう)。水素と重水素はバランスがいいんだけど、三重水素の陽子×1、中性子×2の組み合わせはバランスが悪い。このバランスの悪い同位体が「放射性同位体」と呼ばれる。
2012-08-26 10:24:16バランスが悪いとどうなるかっていうと、三重水素の中性子から、電子が飛び出して陽子に変わってしまう(中性子のなかに電子があるわけじゃないんだけど)。そうすると、原子核が陽子×2、中性子×1になる。あれ?陽子の数が変わったら水素じゃなくなる? pic.twitter.com/73ZYySSt
2012-08-26 10:28:30元素周期表を見返すと、陽子を2個持つ、つまり、原子番号が2の元素はヘリウム・・・三重水素(の中性子)から電子が飛び出すと、ヘリウムに変わるということ。このとき中性子から飛び出した電子をβ粒子、β粒子の流れをβ線、原子がβ線を出して別の原子に変わる現象をβ崩壊、と呼ぶ。
2012-08-26 10:32:09三重水素がβ崩壊したあとの、陽子×2、中性子×1のヘリウム(ヘリウム3)は、陽子と中性子のバランスがいい。だから、これは放射性物質(放射性同位体)ではなく、これ以上β崩壊することはない。
2012-08-26 10:36:19だから、放射性物質って、ずっと放射線を出し続けているわけじゃなくて、確率で放射線を出して、別の物質に変わって、放射線を出さなくなる、ということ(変わったあとも放射性物質の場合、さらに放射線をだして、変わっていく)。
2012-08-26 10:46:08うーん、いまいち。こうして書いてみると判りにくい説明だなぁ・・・まだ私の理解が足りないということか・・・もっと勉強が必要だなぁ・・・
2012-08-26 10:50:53