8月28日(火)トークイベント 「PTAってなんで参加するの?~超個人主義的PTA再活用論」出演者二人がTweetしたイベントのテーマ

8月28日(火)開催予定の「PTAってなんで参加するの?~超個人主義的PTA再活用論」の出演者二人が、このイベントに向けてしゃべってみたいテーマをTwitterでそれぞれ発言したものを、まとめました。 ※イベント詳細は http://www.go-livewire.com/#114 【会場】Live Wire 「ビリビリ酒場」新宿(←地図はこちらをクリック) 続きを読む
2
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

尾木さんが話したのか。しかし学校のガバナンスはむしろ学校理事会の仕事だよね。PTAに参加しても学校運営に参加出来るわけじゃない。校長が望まなければそこまで、になってしまいがち──「学校運営、親も参画を」PTA全国大会で尾木さん語る http://t.co/rgPkgVsV

2012-08-25 00:37:01
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

京都新聞では「京都府内からは約4100人が参加し受け付けや会場設営などの運営に」「全国からの参加者約8200人がとあるから参加者の半分は京都から動員のようにも読める。としたらまこと豪華な人員配置の会ぜよ。実際幾つも会場があって大変なんだが http://t.co/dbvdOyt1

2012-08-25 00:41:53
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

中学校区でそこに通うことになる小学校と「連携」(なんかうさんくさい言葉だけど)しようという発想が各地にあって、世田谷では校区まとめて「学舎」とか言っている。掛け算の順序問題、代数導入のことも絡めて、学舎内の中学の数学科教員と小学校の先生の間ですり合わせを!と要望しようと思ってる。

2012-08-25 03:49:43
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

こういうのに出るんだけど、最近ますますPTAがわかんなくなってきたよ。── 【発売中!】8月28日(火)「PTAってなんで参加するの?~超個人主義的PTA再活用論」川端裕人x杉江松恋 身近だけど“謎の組織”を大解剖。http://t.co/qrEiHi4W

2012-08-25 23:00:09
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

京都であった日Pの全国大会では、尾木さんがいじめ問題に言及し、PTAが学校を監視せよ的なことを述べたらしいんだけど、そして、それって一般にかなり説得力を持ちうると思うんだけど、ぼくはやっぱ、PTAが監視できるのかという疑問の方が大きいの。一緒になって隠蔽しちゃったりとか。

2012-08-25 23:02:33
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

PTAが保護者同士や教員とのあいだの交流の場になることは体験してきたけど、学校運営・学級運営にかかわることにPTAが積極的に関われたことって一度も経験がない。かれこれ公立小学校の保護者9年目だけど。なにか問題があるとPTAは傍観して、結局、学校と保護者が、保護者会で話す形式。

2012-08-25 23:04:30
川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider

そうそう、みんなが使う「PTA」って言葉が指すものにかなり幅がある。会員経験の無い人にとっては日Pみたいな連合組織の方が先に見えるし、会員経験のある人にとっても経験してきたことによってちがう。学校や教育委員会が言う時のPTAも別。PTA連合、単位PTA、保護者代表、みたいな。

2012-08-25 23:31:55
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

本日は明後日に迫った川端裕人さんゲストのPTAトークイベントに関するツイートが多くなると思います。あまり興味のない方、申し訳ありません。 http://t.co/C0nknwj4 現在自分の考えを整理するため川端さんの『PTA再活用論』を再読中。

2012-08-26 11:40:53
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

「再生」ではなく「再活用」である点にこの本の肝がある。PTAという組織ではなく、それがあることの自明性を問うことから始めた本なのだ。PTAという制度・組織はなぜあるのか。PTAの活動をなぜしなければならないのか。あえていえば「利用者」の視点から川端さんは論を始めている。

2012-08-26 11:43:04
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

まず「なぜあるのか」について。端的にいえば戦後の混乱期の中で、新しい学校制度を維持存続させるための保護者側の支援組織が必要だったからである。当然のことだが日本が高度成長期に入った段階でそうした役割は必要がなくなった。なのになぜ、今でもPTAはあるのか。これが第一の疑問。

2012-08-26 11:45:07
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

次に「なぜ活動しなければならないのか」。川端さんはこの問いに対して「任意団体であるPTAには本来参加を強制されるいわれのないものである」という答えを出している。では参加に関する自由意志が担保されるものという全体の上で新たな問が発せられなければならない。「PTAになぜ参加するの?」

2012-08-26 11:47:07
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

川端さんは「(PTAを)うまく転がせば、21世紀の社会を先導する大切な役割を果たせるかもしれないという希望も」あると書いている。この考えには私も同意している。その「役割」についての検討が今回のイベントのテーマだと言ってもいい。「PTAを入口にしてどこに行けるか」ということだ。

2012-08-26 11:52:19
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

今回のイベントでまず話を聞いてもらいたいと思っている対象は、第一に「現在のPTAに不満を抱いているPTA会員」であり第二に「現在のPTAに無関心なPTA会員」なのだが、できれば「PTA活動は自分には無縁だと思っている非PTA会員」にも実は参加してほしいのである。

2012-08-26 11:55:37
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

「自分に無縁なものに、なぜ関心を持つ必要があるのか」と言われるのではないかと思う。20年前の自分が今ここにいたら、同じことを言うはずだ。だが、自分がPTAに参加して最初に感じたのは「以前からぼんやり思っていたことが、もしかするとここで実現できるかもしれない」ということだった。

2012-08-26 12:00:42
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

それが本当に実現できたかといえば、実は怪しい。いや正直なところ、99パーセントはできなかった。それは私が力不足だったからである。もしかすると、他の誰かならばできるかもしれない。そういう思いがあり、あえて「PTA非会員」の誰かに、議論に参加してみませんか、と呼びかけたいのである。

2012-08-26 12:02:58
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

長くなるのでちょっと中断。また後でツイートしにきます。

2012-08-26 12:04:40
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

さっきの続き。『PTA再活用論』の中に、1969年に日本PTA全国協議会の機関誌に兵庫県教員組合が寄稿した論文のことが書かれている。以下はその中で指摘された「PTAの6つの欠陥」である。1969年時点のものである、という前提を頭に入れてお読みいただきたい。(続く)

2012-08-26 12:48:36
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その1。学校での父母と教師との話し合いが実質的になされていない。その2。各段階での連合体が文部省(当時)・教育委員会と癒着し、教育行政機関化している。(続く)

2012-08-26 12:49:38
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その3。地域ボス役員がPTAの後援会的性格を温存させ、力を保っている。その4。一部ボスや有力者が人事を含め学校の運営に口出し干渉するほか、進学中心の間違った教育要求をしている。(続く)

2012-08-26 12:51:06
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その5。地域社会の教育環境作りに立ち上がらない。その6。父母の教育への願いを政治に反映させる事ができない。以上である。どうだろうか。その1からその6まで、現在では根本的な解決が見られたと断言できるものはあるだろうか。みなさんの属するPTAについて考えてみてもらいたい。

2012-08-26 12:52:37
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その1については、「いや、うちの学校では話し合いが行われている」と言われる方は多いかもしれない。本当になんでも話し合えていますか、とはお聞きしたいのだが。しかしその2の、連合体が教育行政機関化しているという批判を否定することは不可能だろう。石原都政と都P連の関係がその良い例だ。

2012-08-26 12:55:07
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その3、その4については、いわゆる「ゆとり教育」時代にパラダイム・シフトが起きて事実上この批判は無化された。現在の文科省の方針は、学校を開放化し、地域住民を学校運営に参加させるというものだからだ。しかし、かつての地域ボス化の時代の反省がなければ、こうした施策には危険がつきまとう。

2012-08-26 12:56:52
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その5。生涯学習実践のために地域に学校を開くという施策は実行されている、しかしPTAは教育委員会の立案そのものに関与しているわけではないし、上から降りてくる施策も地域ごとの差異を考慮しないものである。結局地域ごとに一から立案しなおさなければならず、PTAには荷が重い話となる。

2012-08-26 13:03:57
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

その6。父母の思いを行政に反映するという件については、私自身は何度も無力感を味わったことがある。他の自治体ではどうなのだろうか。数年前に教育委員会にPTA関係者を参加させるという制度が始まって事態は好転したように見えるが、単に取り込まれただけ、という気がする。(続く)

2012-08-26 13:08:20
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

縦割り行政の自治体の中では、結局教育委員会のコマになったところで何もできないのである。たとえば学校と学童保育クラブの関係だけ見ても、クラブは福祉課の担当だから連携一つできないという体たらくであった。これならまだ地元の議員に陳情でもしたほうが、行政を動かすことができる。

2012-08-26 13:10:44