がんなど、死に関わるものをより具体的に話題にする

カイデュアイ @szkymdr

RT @sasakitoshinao: 「潜水服は蝶の夢を見る」でも知られるロックイン症候群の英国人ニックリンソンさんは自殺の権利を裁判所に棄却され、自ら食事を拒否して衰弱死。「さようなら世界よ。その時が来た。楽しかったよ」／全身麻痺でも自殺の権利なし、生きよの結末 ht ...

カイデュアイ @szkymdr

幸せと思えるかどうかは、患者本人の性格に大きく左右される。オヤジはカラット系の性格で、悩んで深みに落ちていくタイプじゃなかった。/「閉じ込め症候群」患者の72％、「幸せ」と回答：AFPBB News http://t.co/fUTHZ66m

カイデュアイ @szkymdr

→　イギリスで自死を訴えた人は悩んでしまったタイプだろう。こういうのは人によって違う。自死の選択肢が非常に狭いという日本と真逆の進み方。日本の場合は「すべての患者は死ぬまで治療する」。医者のせいじゃないよ。どんな状況でも「必ず助けてくれ」って無茶に医者に懇願する。そのせい。

カイデュアイ @szkymdr

→　日本人はとにかく死を考えたくない国民性なんだろうなと思う。下記で自分がどういう死を迎えるかは一目瞭然。死を考えないと、死に徹底的に抵抗して、消耗し尽くして負けたことになる。/日本人ってどんな病気で死ぬことが多い? 死因ランキング　http://t.co/2H3VnCJO

カイデュアイ @szkymdr

→　この記事で「食事を拒む」の具体的な状況がわかる人いるのかな。全身麻痺の患者は「胃ろう」にゼリー状の食料を注入するのをやめること。注入を止めた人は（たぶん家族）非常につらいだろう。/[尊厳か] 全身麻痺でも自殺の権利なし、生きよ。の結末http://t.co/jWhvDREo

カイデュアイ @szkymdr

→　嚥下（飲み込み）ができるかはとても大きなポイント。のどがOKでも気管支に入ることはとても多い。それがもとで肺炎になり死亡するケースは多いというより、かなり「よくある死因」。日本の場合はそのリスクが受け入れられず、胃ろう設置になる。そういうテレビドラマもあったし。

カイデュアイ @szkymdr

→　膀胱がんの立花隆は、手術はしたけど抗がん剤は使わない方針。たくさんの知識を積んだ人が可能な判断でもある。松田優作はステージ5（そんなのあるのか）で、治療をやめて映画撮影を取った。/ がんとは何か！？立花隆ドキュメント http://t.co/2wxF0XI9

カイデュアイ @szkymdr

→　転移とは何か、それもあまり知られていない。がん組織が筋肉層に「浸潤」して、突き破り血管に到達する。血管に侵入してしまった場合、全身に回ってしまう。それを浸潤のまえに手術で撤去しつづけられるかどうかが大きな分かれ目。

カイデュアイ @szkymdr

→　がん関係の書物は、医療関係や情緒的な本でバラつきがある。必要なのは両方を包括している情報。立花さん自身が「がんの本質論に真っ向から取り組んだ」と。人の死因の30%なのに知ろうとしない方がおかしい。/がん 生と死の謎に挑む 立花 隆 http://t.co/3uREX3hv

カイデュアイ @szkymdr

→　オヤジが脳幹梗塞になったとき、実家には情報を求めて近所の年寄りたちが押し寄せた。自分が「脳幹と小脳がやられている」と説明しても、高齢者のほうが恐ろしいほど「どうなるか」を知らない。いまの高齢者は仕方ないかもしれんが、これからの世代はもうちょい賢くなってもいいだろ。

MLS @GMT0100

RT @suzuki_yamadori: →　がん関係の書物は、医療関係や情緒的な本でバラつきがある。必要なのは両方を包括している情報。立花さん自身が「がんの本質論に真っ向から取り組んだ」と。人の死因の30%なのに知ろうとしない方がおかしい。/がん 生と死の謎に挑む 立花 隆 http://t.co/3uREX3hv

MLS @GMT0100

うっ、この本高いね。DVDついてるのか。でも買ってみるか……　/ 立花 隆 の がん 生と死の謎に挑む http://t.co/488QCIcJ

MLS @GMT0100

今さら、なんだけれど。

カイデュアイ @szkymdr

→　脳梗塞・脳卒中の本は何冊か読んだけど、とくだん根拠のない「ポジティブ本」が多くて呆れた。「死にたくない・死なせたくないマーケット」が跋扈している。亡くなる場合でも生き残る場合でも、必要なのは患者の時間の質を上げるための情報。

カイデュアイ @szkymdr

→　ちなみに、いま70歳台ぐらいの人は、自分のことを「年寄り」だとは思っていない。年寄りが年寄りに向かってネガっぽく「年寄り」と言う。母親が長く民生委員をしていたが、「年寄りというのは何の根拠もなく自分だけは長生きすると思っている」と総括していた。

MLS @GMT0100

RT @suzuki_yamadori: →　ちなみに、いま70歳台ぐらいの人は、自分のことを「年寄り」だとは思っていない。年寄りが年寄りに向かってネガっぽく「年寄り」と言う。母親が長く民生委員をしていたが、「年寄りというのは何の根拠もなく自分だけは長生きすると思っている」と総括していた。

MLS @GMT0100

まったくその通りだな。うちの父だって、母がああやって亡くなって初めて、自分も遠からず死ぬかもしれないって自覚したような感じ。もう80歳なのに。

カイデュアイ @szkymdr

→　極端に言えば、死が目前の高齢者ですら「死を拒否している」と思っている。こんな状況ではリアルタイムに死にゆく人にの前で、我々が死を否定して、その人に全てを背負わせる、それの繰り返しになる。

カイデュアイ @szkymdr

@moonlit_sea 本より先に番組でビジュアルで見るのがおすすめです。BSで3回特番でやったのを地上波用に1回に編集して放送したようです。/NHKオンデマンド | ＮＨＫスペシャル 立花隆　思索ドキュメント　がん　生と死の謎に挑む http://t.co/ah8wW3zX

カイデュアイ @szkymdr

RT @moonlit_sea: 母以外に癌患者を知らないが、抗癌剤は非常に体への負担が重く、母は確実に抗癌剤で命を縮めたと思う。ただ、全面的に賛成はできないかな。 / 「ガンはうかつに治療するな！」はごく一般的選択肢 http://t.co/x1z7WKaC

カイデュアイ @szkymdr

RT @moonlit_sea: 「日本では、ガンになると、抗がん剤、放射線での治療、最悪は手術で切ることが多い。」この部分だけどおそらく実態とは異なる。手術が一番先。病巣を外科的に切除した後は経過をみて抗癌剤治療を行う、というのが一般的じゃないだろうか。放射線は使える人、使えない人がいる。

カイデュアイ @szkymdr

RT @moonlit_sea: ただ抗癌剤の多用には今も疑問を感じている。尊厳死法案じゃないけど、母は副作用がきつくて、抗癌剤治療をやめたがっていた。医者は「やめてもいいですよ」と言うけど、やっぱり「自己責任」で他に治療がないと言われ、やらざるを得ない。毎月何十万もかかる抗癌剤治療を……誰得なのかは明らかだ。

カイデュアイ @szkymdr

→　医者の肩を持つわけではないけど、医療側には「やらなかった責任」がついて回る。裁判起こす家族もいるし。患者、家族、医者とマスコミなど部外者で「やりません」を共有できればいいけど、医者は「現状のリスクの最小化」を社会的に求められる。

カイデュアイ @szkymdr

→　だけど着実な変化はある。いまの終末患者で、人工呼吸器をつけるかどうかは個人意志を尊重されるようになった。むろん「自己責任」で。～90年頃から倫理面で問題があると注目されだした。医療は世間の先取りもしないし、極端に遅れることもない。平均値の少し後を歩む。

カイデュアイ @szkymdr

→　日本の場合は、患者本人だけでなく家族血縁の意見を集約すると、「積極的にやれることはなんでもやってほしい」となるのが多いのじゃないか。それが平均値になって、あとは「みなさん、こうなさっています」って葬儀社みたいになる。