2012年8月28日

「英語リスニングの学習」の抜粋

「英語語彙の学習(桐英会)土屋先生の連載」 http://togetter.com/li/355277 冒頭に置きます
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Kalmia @kapok2009

桐 英 会 ≫ Blog Archive ≫ 英語リスニングの学習 http://t.co/XfT49R72 "英語をコミュニケーションの手段として学習させる現代の学校(特に中学・高校における基礎的コミュニケーションの養成段階)では、(続"

2012-08-28 14:53:33
Kalmia @kapok2009

...リスニングとスピーキングの技能をないがしろにすることはもはや許されないことです。 生後間もない赤ちゃんはすでに母語のリズムやイントネーションの基本をすでに獲得しており、それらの違いで母語と他の言語を区別することができることが分かっています。"

2012-08-28 14:55:40
Kalmia @kapok2009

"そして母語における母音や子音の区別についても、その獲得はすでに胎児のときから始まっており、生まれたばかりの赤ちゃんは母語の母音や子音の聴き分けができるようになっています。"

2012-08-28 14:56:08
Kalmia @kapok2009

"たとえば日本人学習者に不得意な英語の [ l ] と [ r ] の区別を、英語を母語とする生まれたばかりの赤ちゃんは、ちゃんとできるそうです。そして満1歳頃には、早くも母語の母音・子音の音韻体系を獲得するということです。"

2012-08-28 14:56:28
Kalmia @kapok2009

"しかもその能力は、満1歳を過ぎると、急速に失われていきます。つまり、赤ちゃんは自分の母語にさらされてそればかりを聴いているうちに母語の音韻体系を作り上げてしまい、そのために他の言語の異なる音韻体系を受けつけなるのです。"

2012-08-28 14:57:02
Kalmia @kapok2009

"しかしそれは、成人が全く絶望的な状態に置かれているということではありません。赤ちゃんと同じようにはいかない、つまり、ただ聴いていれば赤ちゃんと同じように言語音声の聴き分けができるようになるわけではない、ということです。"

2012-08-28 14:58:06
Kalmia @kapok2009

"成人は、赤ちゃんとは違って、意識的な学習によって新しい言語の音韻体系を身につけなければならないのです。日本人の英語学習では、すでに「発音の学習」で述べたように、まず英語のリズムと音調の規則を学び、英語音声の強弱や音調の変化を聴き分けることができるようにならなければなりません。"

2012-08-28 14:58:49
Kalmia @kapok2009

"ところで音声の聴き分けは、ただ一方的に聴く練習をするよりも、自分でそれらの音を発してみることも大切です。外国語の初級クラスで、インプット中心の授業を受けたクラスのほうが、アウトプットも同時にさせたクラスよりも良い結果を得たという有名な実験 (続"

2012-08-28 15:00:46
Kalmia @kapok2009

"(Postovsky 1974)がありますが、日本人の英語リスニング学習ではこの結果はそのままあてはまらないと私は考えています。英語と日本語のように音韻体系が(そして文字体系も)非常に異なる言語にあっては、アウトプットの仕方を同時に学ぶほうが有利なはずです。"

2012-08-28 15:01:18
Kalmia @kapok2009

"たとえば [ l ] と [ r ] の区別はただ繰り返し聴くよりも、自分で発音してみることによってその違いがよりよく認識できるからです。そしてこのことは、次に述べる「聴覚による音声理解」とも関係します。"

2012-08-28 15:01:38
Kalmia @kapok2009

桐 英 会 ≫ Blog Archive ≫ 英語リスニングの学習(2) http://t.co/bzig4A4w "たくさん聴くことはもちろん大切です。しかし、まったく理解できないものをいくら聴いても分かるようにはなりません。だいいち分からないものを聴くのは楽しくありません。"

2012-08-28 15:05:54
Kalmia @kapok2009

"以前にも引用したことがありますが、クラッシェンのインプット仮説(input hypothesis)は、「言語習得が起こるためには、学習者は現在の言語能力を少し超える程度の項目を含む言語インプットを理解することが必要である」と言います。"

2012-08-28 15:06:49
Kalmia @kapok2009

"もっとも効果のある英語リスニングのトレイニングは、新しい言語項目(単語やフレーズや文法項目)を少し含む音声テキストを、さまざまな非言語的な手がかりからそれらの意味を推測できるような場面で聴くということになります。"

2012-08-28 15:08:17
Kalmia @kapok2009

"学校の授業でなされる先生の英語による新教材の説明(oral introduction)がそれにあたります。そういう授業を継続して受けた生徒のほうが、そうでない生徒よりも、リスニングの力が勝っていたという実験結果が報告されています。"

2012-08-28 15:09:06
Kalmia @kapok2009

"一般の方々はその目的で制作されたテレビの語学番組や各種DVD教材を利用するとよいでしょう。またある程度の基礎をかためた方には、解説付きのCD教材が役立つでしょう。"

2012-08-28 15:09:35
Kalmia @kapok2009

桐 英 会 ≫ Blog Archive ≫ 英語リスニングの学習(3) http://t.co/tBKJt8f8 リスニングに関して、良い言語学習者(good language learners)がどんなスキルまたはストラテジーを用いるかをしらべた専門的研究がいくつかあります。

2012-08-28 15:11:42
Kalmia @kapok2009

"最初は動機づけ(motivation)の問題です。リスニングの学習に動機づけが問題となるのは意外だと感じる方があるかもしれません。しかし私たちが人の話を聴くのには目的があるはずです。"

2012-08-28 15:13:41
Kalmia @kapok2009

"同じ人でも目的によって聞き方や聴き方が違ってくるのではないでしょうか。ある場合にはただ時間つぶしに、あるいは楽しむために聞くこともあるでしょう。この場合は「聴く」よりも、より広義の「聞く」に近いでしょう。意識の働きはあまり活発ではありません。"

2012-08-28 15:14:11
Kalmia @kapok2009

"「リスニング」は聞こえてくる音声に注意(attention)をはらうことです。ですから、誰かにそうするように命じられたからというような、他律的な目的で聴く(または聞く)場合にはあまり身が入らないのが普通です。"

2012-08-28 15:15:09
Kalmia @kapok2009

"そうではなくて、何の目的で聴くのかを考え、自らの意志で聴くことを選択し、熱心に耳を傾けて聴くのが学習に役立つリスニングです。そういう自律的なリスニングをすると、理解できた箇所とそうでない箇所が明確になり、メタ認知的な脳の働きが活発となり、(続

2012-08-28 15:16:27
Kalmia @kapok2009

"自分の学習の進歩が自覚できるようになります。それが次の学習への動機づけとなるというわけです。"

2012-08-28 15:17:55
Kalmia @kapok2009

"次に、上の自律的リスニングと関連しますが、良いリスナーは話者の話を集中して聴きます。リスニングという行為は、聞こえてくる音声から、そこに含まれるメッセージを抽出する(そのために言語形式と意味との関係を短時間に処理する)というプロセスは非常に複雑で熟練を必要とする作業です。"

2012-08-28 17:23:37
Kalmia @kapok2009

"したがって高度な集中(concentration)を必要とします。しかし、まだ熟達していない言語の聴き取りに集中を保つことはとても難しいことです。たとえば、聴いている途中で知らない単語が出てきたりすると、それにこだわって集中が途切れます。すると脳の中の処理作業が混乱します。"

2012-08-28 17:24:11
Kalmia @kapok2009

"良いリスナーは、そのようなときに注意を別の方向にむける(たとえば音声の区切りやイントネーションに注意をシフトする)などして、集中を回復する努力をすることが分かっています。これはリスニングで集中を保つための大切なスキルです。"

2012-08-28 17:24:27
Kalmia @kapok2009

"次に、良いリスナーは概して ‘empathy’(感情移入、共感)の能力にすぐれていると言われます。そういう人は、相手の経験をあたかも自分自身の経験であるかのように感じることのできる人です。そして相手がなぜそういう話を伝えたいと思っているかを理解します。"

2012-08-28 17:28:27
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