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🍙 @ryokikuzaki
山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』すごくいい。中の一編「東京、二十歳。」東京にでた主人公が大学の夏休みに実家へいったん帰るエピソード。田舎から都会にでた人なら覚えがある心情、胸がいっぱいになる。それをサッと表した簡潔で要を得た文体に震えた。http://t.co/qK5LQvGQ
🍙 @ryokikuzaki
中学生の頃に家庭教師にOliveやROCKIN'ON JAPANや『つづれおり』『チェルシー・ガール』『ミナ』『青春シンドローム』岡崎京子とフリッパーズ・ギターを教えてもらったり、上京してシネセゾン渋谷に映画を観に行ったら(続
🍙 @ryokikuzaki
続)"スペイン映画『トーク・トゥ・ハー』を、こんなにも大勢の人たちが観に来ていることにショックを受けた。自分だけが特別な、少し風変わりなアンテナを張っているつもりだった朝子は、なんだか酷くがっかりして列に並んだ。" (山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』収録「東京、二十歳。」)(続
🍙 @ryokikuzaki
続)といった「わかる」描写もかなり巧いんだけど、同時代的であることを恐れず「これを書かねば」という切実さと「いまこれが必ずウケる」という確信の同居具合に、もう痺れまくる。だって『なんクリ』になってしまうかもしれないでしょう?サブカルなんて呼ばれてしまうかもしれないでしょう?(続
🍙 @ryokikuzaki
続)参考文献に『ファスト風土化する日本』『自分探しが止まらない』『夜露死苦現代詩』『文化系のためのヒップホップ入門』があり、極めて同時代的な小説であることに恐れること無く挑戦している。挑戦を支えているのは作者が培い研鑽したであろう簡潔で要を得た文体なのではないかなとも感じました。
🍙 @ryokikuzaki
読みはじめて冒頭の1ページ目から鋭すぎてビビッた。そして潰れたコンビニ、ウータン・クランの1stが流れるカーステ、東京でエグいアイドルDVDに出てたが地元に戻ったスタバの店員、「君がどこにも行けないのは、車持ってないから」という短編の題名などなどが登場する。ね?面白そうでしょう?
🍙 @ryokikuzaki
"道の両サイドにはライトアップされたチェーン店の看板が延々と連なる。ブックオフ、ハードオフ、モードオフ、TSUTAYAとワンセットになった書店。東京靴流通センター、洋服の青山、紳士服はるやま、ユニクロ、しまむら、西松屋、スタジオアリス、ゲオ、ダイソー、ニトリ、コメリ、(続
🍙 @ryokikuzaki
続)コジマ、ココス、ガスト、ビッッグボーイ、ドン・キホーテ、マクドナルド、スターバックス、マックスバリュ、パチンコ屋、スーパー銭湯、アピタ、そしてジャスコ"(山内マリコ『ここは退屈迎えに来て』 収録「私たちがすごかった栄光の話」)震えるぜ。地方ガール(帯文より)のロードサイド小説
🍙 @ryokikuzaki
たぶんこんな感じの風景。 http://t.co/b5KekJMG
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🍙 @ryokikuzaki
きっとこんな感じの風景。 http://t.co/bQsuVo3n
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🍙 @ryokikuzaki
『ゴーストワールド』のラストは完璧だが読者/観客には「その後」も続く。それが『ここは退屈迎えに来て』。昔イーニドだったり今はレベッカでもあるすべての若き野郎ども。ガーリーやサブカル枠でなく同時代感のある文学として、ロードサイドやサバービアという概念に愛憎半ばする人のための小説。
山内マリコ @maricofff
@ryokikuzaki はじめまして! 素晴らしいツイートありがとうございます! そうですそうです、こういう風景ですw
🍙 @ryokikuzaki
@maricofff はじめまして!登場する見知った風景や感情に覚えがあって倒れそうになったり沸き上がる感傷で落涙したり抑制の利いた文体に感嘆したりしながら読みました。ここ数年「いまの日本を舞台にこんな小説があったらいいな」と思っていたところに現れた本でした。素晴らしかったです。
山内マリコ @maricofff
@ryokikuzaki ありがとうございます! 本が世に出るまでものすごく険しい道のりになってしまったので、時勢と内容がズレてしまわないか、内心ヒヤヒヤしてました。本当に、間に合って良かったです…(涙) 連投ツイート、本当にうれしかったです。励まされました!
🍙 @ryokikuzaki
@maricofff 次作も読みます!期待&応援していますのでがんばってください!

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