ロマンチックさに欠ける「ブルームーン」解説

なぜ一ヶ月に二回満月になると「ブルームーン」なのか、2〜3年に1回って本当なのか、調べたのでまとめておきます。 ロマンチスト向け: ブルームーンと聞いて探偵局を思い出す人たち - Togetter http://togetter.com/li/364893 続きを読む
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りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

2007年記事。2003年に撮影された「青い月」の写真。空気中の細かい(1μm程度の)水滴により赤や緑の光が散乱されたためと考えられる。|Blue Moon over North America - NASA Science http://t.co/7avVBW2Z

2012-08-31 15:47:47

りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

今年はうるう年だから、今日が二百十日なのね。毎年9/1だと思い込んでた。

2012-08-31 13:53:51
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

あとね、今夜は今月二度目の満月なのよね。でも旧暦だと十四日なのよ。満月≠十五夜、ということも注意。

2012-08-31 14:10:18
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

一ヶ月のうちに満月が二回見れる月が時々あります。二回目を俗称としてブルームーンと呼ぶそうです。「2,3年に一度」というツイートを見かけて「うそだこないだ見たばかりじゃないか」と思ったのですが、前にあったのは2010年1,3月。確かに2年ほど前。でも2回もある…と調べてみた。

2012-08-31 14:24:30
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

『太陰暦に基づく現象だから、「うるう月」の13番目の満月が出現すると、どれかの季節の満月が4回となる…この稀にしか起こらない4番目の満月の事を、全て同じに Blue Moon と呼んでいた。』|ブルームーン:メモランダム http://t.co/inb5iSA3

2012-08-31 14:27:28

↑↓ 季節に4回ある満月ということは同じですが、ブルームーンがそのうちの3回目なのか4回目なのか、という違いがあります。

りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

一ヶ月の二回目の満月、または四半期に満月が4回ある場合の3回目、とのこと。農業的には後者が重要なので、19世紀の農家向け暦に表記があったとか。|Blue moon - Wikipedia, the free encyclopedia http://t.co/dG8bAViP

2012-08-31 15:04:44
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

『朔望月は約29.5日なので、3年に一度ほど、同じ月のあいだに満月が二回現れる…ブルームーンと呼ばれている…2月は短いため、同じ年の1月と3月にブルームーンが見られることもあります。』|黒き太陽と赤き月に人類は何を見てきたか 第3章 http://t.co/yAFnXBuU

2012-08-31 14:29:05
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

つまり。ブルームーンの出現は太陽暦と太陽太陰暦のズレに起因するわけです。うるう月がある(前後の)年にブルームーンが出現するのです。今年は閏三月がありました。2010年は…うるう月無かったですが、2009年に閏五月がありました。

2012-08-31 14:38:20
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

うるう月は、19年間に7回挿入されます。つまり、ブルームーンも19年間に7回*ぐらい*見れますぐらい、と言ったのは2010年のようなことがあるから。2010年1,3月にブルームーンがありましたが、代わりに2月には満月がありませんでした

2012-08-31 14:43:04
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

ってことで、ブルームーンのほうがうるう月よりも少し多めになるようです。または満月が無かった月の回数分引き算すれば、19年間に7回になりますね。

2012-08-31 14:45:19
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

大の月しか無い、かと思いきや小の月にもある。でもうるう年でも29日しか無い2月はムリだよなw|8月31日はブルームーン - 迷途覚路夢中行 - Yahoo!ブログ http://t.co/u0aFkAXf

2012-08-31 14:52:58
りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

NASA謹製。青い月を観るには、火山噴火や山林火災などで空気中に拡散されたμmほどの塵が必要。…要災害だなんて、ぜんぜんロマンチックじゃないぞ。|ScienceCasts: Watch Out For The Blue Moon: http://t.co/EmV0gp74

2012-08-31 15:51:15
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りおかんぽす🌻(💉×4) @riocampos

プレスリーの頃は2回目の満月じゃなかった。|ブルー・ムーン(Blue Moon) http://t.co/T5jwhRJI

2012-08-31 16:25:30

 “ブルー・ムーン”という言葉は400年以上も前から使われていましたが,16世紀頃は“非常にばかげたこと”という意味で“月はグリーン・チーズでできている”のように使われました。この“ばかげている”という意味から,“月が青くなるなんてありえない”“決してない”(never)という意味が生まれます。
 20世紀に入ると,今度は流行歌が“ブルー・ムーン”を悲しみや孤独の象徴に例えます。エルビス・プレスリーの"Blue Moon"(1934),ビル・モンローの"Blue Moon of Kentucky"(1944),エディ・アーノルドが歌う"When My Blue Moon Turns to Gold Again"(1944)などなど。このような歌のうち半分は,幸せが訪れる歌のラストで月は金色に変わるということです。

 よく知られる“その月2回目の満月”という意味は,この後に現れました。
 この意味の由来を捜したカナダのニューファンランド州メモリアル大学の民話学者フィリップ・ヒスコックは,『メイン州農民年鑑』(Maine Farmers' Almanac)に載っていた“ブルー・ムーン”という言葉を米国の天文雑誌『Sky & Telescope』が1943年7月号のQ&Aコーナーで紹介し,さらに同誌は1946年3月号で“その月2回目の満月”という意味を加え,それを1980年1月に米国のラジオ局ナショナルパブリックラジオが Star Date という番組で広めたものであったことを突き止めました。

おまけ