がんの治療と研究の関係

立花隆『がん 生と死の謎に挑む』を主に。
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カイデュアイ @szkymdr

RT @sasakitoshinao: 虚構新聞かと思った……。運転席にはトイレが組み込まれ、動物のふんで満タンなら300km走行。/排泄物で動く「トイレバイク ネオ」、TOTOが披露 : AFP http://t.co/wTFU5MZN

2012-08-30 17:55:34
カイデュアイ @szkymdr

→ 動物(ヒトも含む)の排泄物の主たるものって、消化吸収されてるんだから栄養とかエネルギーとか原則的にはないはずじゃん、て思うところだけど、皮膚のカスが主たるものだからエネルギーにもなりうると思うんだな。→

2012-08-30 17:57:20
カイデュアイ @szkymdr

→ ヒトには皮膚があってこするとアカがでる。それと同じように胃や腸にも表皮がある。「上皮」というらしい。これは数日で剥がれて全面的に入れ替わる。皮膚のカスだから養分はあると思う。

2012-08-30 17:59:31
カイデュアイ @szkymdr

→ ヒトの胃袋や腸って、「体内」だと思うかもしれないけど、吸収される前に胃にいるまでは「体外」ということになるらしい。つまり吸収されてさまざま分解されて、いよいよ血管に入るとなったプロセスが「体内」となる。

2012-08-30 18:01:46
カイデュアイ @szkymdr

→ 抗がん剤は、ヒトの皮膚の新陳代謝を低下させる作用がある。ヒトの体の活動を全体的に低下させるのが、がん細胞の活発化も押さえ込めるから。ただし、胃腸の内壁の皮膚がヘタってくるわけで、これが食欲不良や吐き気などの原因になる。

2012-08-30 18:04:14
カイデュアイ @szkymdr

→ 胃袋の内壁の「上皮」には、ヒトの免疫作用の要所が詰まっている場所である。あらゆる菌などの防御がこの上皮で行われる。だから上皮が弱ることは、感染症などの死に直結する状況を作り出す。

2012-08-30 18:07:39
カイデュアイ @szkymdr

→ がん患者に抗がん剤を使っていたら、がんは抑えこむめているけど、肺炎がひどくてそれで亡くなったなんていうことはよくある。これは、上皮・免疫機能が低下したから誘発された事態になる。

2012-08-30 18:09:42
カイデュアイ @szkymdr

→ 患者本人のカラダが、免疫機能を破壊する抗がん剤にどれだけ耐えうるのか、そのバランスをみながら投薬するということになる。抗がん剤は毒物である、というような論争もこのあたりが肝になる。

2012-08-30 18:12:01
カイデュアイ @szkymdr

→ 抗がん剤の延命能力はこれまでのデータによれば、~2ヶ月。抗がん剤の認可の規定が、2ヶ月の延命が治験によって確認されることが条件になっている。半年・1年伸びるという抗がん剤は今のところ存在しない。

2012-08-30 18:14:44
カイデュアイ @szkymdr

→ 抗がん剤で完治するがんの種類は、液性のがん(白血病とか)になる。固形性のがん(臓器など)はもっぱら延命のためになる。患者の生活能力が毀損されるので、生活能力(QOL)とのバランスを見て、抗がん剤の使用を最小化するケースがある。

2012-08-30 18:19:12
カイデュアイ @szkymdr

→ ここまでは理系的な見方。社会的な見方をすると、患者および家族の立場では、是が非でもなんとかしたいという思いが先行して、そちらが優先されている状況。よっぽど理学的知識を積んだ患者でも、健康療法(代替医療)と併用というカタチが多いようだ。

2012-08-30 18:22:31
カイデュアイ @szkymdr

→ 抗がん剤による延命が、さんざん苦しんだ上で2ヶ月程度なのであれば、自己の免疫機能アップ・維持を主眼に置くほうが延命に効果がある、という見方を立花隆さんはしているようだ。つまりストレス発散・楽しいことをするなど、精神衛生のフィールドになる。

2012-08-30 18:31:21
カイデュアイ @szkymdr

→ ヒトはストレスが多い状態では風邪などになりやすい。精神状態が悪いと健康に悪影響がでる。暗い考え方に落ちることでストレス過多になり、病状が悪くなりやすい。そういう意味では代替医療がそんなに悪いわけでもない。信じることで精神状態が良くなる可能性は十分にある。費用だけである。

2012-08-30 18:37:30
カイデュアイ @szkymdr

→ 余命◯ヶ月という人が、もっと生きたという事例は、もっぱら精神状態の改善による、免疫機能の強化によってがんの増殖が、一定期間抑えられたというものだと思われる。精神衛生上、良い状態の時間が送れることは、病人だけじゃなく普通の人にとっても価値ある時間である。

2012-08-30 18:40:39
カイデュアイ @szkymdr

→ 抗がん剤の副作用には、骨髄もあるけど面倒な話なのでちょっとだけ。……つまり血液、リンパ液を製造する機能が低下する。白血球・赤血球・リンパ球などが減ってしまう。だから免疫機能が低下する。それに加えて「上皮」の機能低下が重なって、感染症になりやすい。

2012-08-30 18:52:55
カイデュアイ @szkymdr

オダジマさんって、「死がただ怖い、知りたくない」っていう人なのかな。一般的な死のプロセスや死の種類、高齢になったらどのくらい体が弱るかとか、事例研究に興味ないんだろうか。また身近な人の死から何も学ばないのかな?/スッキリ!する話に潜む毒 http://t.co/pU6lcYVJ

2012-08-31 13:07:35
カイデュアイ @szkymdr

→ 「男論壇」は、社会の大きな話には目を輝かせるけど、「自分の死」のような一番身近なテーマには、恐怖のあまり思考停止に陥る。……ほんとに死ぬときはどうせ恐怖でいっぱいになるんだから、事前情報をたくさん仕入れて「怖がらなくてもいい事態」を数多く知っておく。放射線問題に似てきた。

2012-08-31 13:14:29
カイデュアイ @szkymdr

RT @moonlit_sea: 「福島県立医大の研究者は、県民、そして子供達の全ゲノムの解析をすれば、それを必ず論文等の形で報告するであろう。放射線の影響については結果がでないことは明白であるから、個々人のゲノムの違い、つまりゲノムの個性について論じる報告になるであろう ...

2012-08-31 16:21:00
カイデュアイ @szkymdr

→ おお~! これは究極の差別対策だな。ヒトのゲノム解析は完了しているから、例えば、福島県の子ども1000人と、被災地以外の子ども1000人ぐらいのゲノムのデータが出て、仮に両者になんの個性の違いもなければ、被曝=発がんの因果関係が綺麗に消滅する。

2012-08-31 16:24:51
カイデュアイ @szkymdr

→ 日本には、スーパコンピュータ「京」もあるから、使えるんであれば、一人あたりはすっごい速くできるんだろう。数時間目標とか言われているけど、そうなるかな……

2012-08-31 16:26:25
カイデュアイ @szkymdr

→ がんの研究は、部位別研究のルートが主流らしくて、遺伝子分析からのがん研究は海外で始まったばかり。たぶん国内でなら対立しているだろうな。

2012-08-31 16:29:07
カイデュアイ @szkymdr

→ 医者でもなんでもないような、原子力の研究者が、とくだんデータもないのに被災地差別発言ばかり繰り返しているからなぁ…… 論争に最終的結末をあたえないと。

2012-08-31 16:33:35
カイデュアイ @szkymdr

→ おれは、なんだかブログ主とは正反対の解釈をしてしまったか……

2012-08-31 16:50:10
カイデュアイ @szkymdr

たとえば、5-FU抗がん剤。重大な副作用の欄が怖すぎる。: 「激しい下痢があらわれ、脱水症状まで至ることがある  出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎等の重篤な腸炎 汎血球減少、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少等の骨髄機能抑制 http://t.co/AXRbZq1T

2012-08-31 23:12:16
カイデュアイ @szkymdr

1990年に、WHOが中心となって「がん治療は何が何でも根治的治療をめざしべし」という方針をひっくり返し、初期からの緩和ケアの導入に切り替えたらしい。国内では2008年に、4都市をスタディ地域として緩和ケア啓発活動に力点をおいた http://t.co/n6fKSS9t

2012-09-01 16:33:37
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