古代エジプト ミイラのお話

エジプト研究をしていで今IT情報技師 伊藤聰 @stshi3edmsr 氏の ミイラの話の考察(注:まとめた本人は、あんまり把握しておりません。あしからず)
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話1】いい機会だから続く限り連載。好きなミイラ…うーんという感じですが、まず有名なハトシェプスト、トトメス三世のミイラは後日にゆずります。とりあえず私が生きている間に会えてよかった。 ハトシェプストのミイラ。 http://t.co/hiRX9xFW

2012-08-30 21:29:50
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話2】トトメス三世のミイラ。ハトシェプストのミイラがこわされてしまってないかも、という懸念はミイラがみつかってよかった。反対にトトメス三世の場合は折られてしまったらしい。だから写真のミイラからの復顔が難しくて。 http://t.co/xmuA5jAs

2012-08-30 22:04:49
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話3】で、トトメス三世、ミイラからトレースして若返らせたらこんな感じになった。首もげてるから上目遣いにしかかけない。しかもやはり描きての民族性がでるのか、日本人系美男子だよね、これ。 http://t.co/1JTRVi3y

2012-08-30 22:14:10
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話4】マンガでかいてたときはもっとど派手に着飾らせます…。このイラストはトトメス三世にあらず、ほかの代理の貴族の息子です…。ああ久しぶりにマンガ描きたい。 http://t.co/9EsgtMVu

2012-08-30 22:20:55
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話4】エジプトのミイラの魅力はやはり大事にされてタイムトラベルしてきたという感覚かもしれない。歴史学の中でも一番人間の真実をつたえてくれるというか。ハトシェプストみても「ああ、やはり男前だな」というのがプロパガンダの天才の手を超えて即座に伝わる。

2012-08-30 22:26:18
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話5】古代エジプトのミイラでイチオシは、といわれると悩ましいが、私的には「イウヤ&チュウヤ夫妻」をあげるかな。「あ、いるいるこんな人」どこかでお会いしたような〜なつかしい感じの。まずイウヤのミイラ。 http://t.co/ly2sXtM9

2012-08-30 22:53:14
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話5】「イウヤ&チュウヤ夫妻」。チュウヤのミイラ。夫妻の子供がアメンホテプ三世の王妃ティイ王妃とその兄とされ、ツタンカーメンのあとをついだファラオ、アイといわれる。つまりアマルナ時代の王家のルーツだ。 http://t.co/gbxw2azd

2012-08-30 23:11:05
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話7】イウヤのひつぎ。でかい。反映の全盛期だったのか、祖霊として神格化されたのか。墓のひつぎの位置を考えるとチュウヤのほうが50台で先に死んだ?いや、改葬したのか?そのあたりは研究追いきれてないです…。 http://t.co/CFW4iCw6

2012-08-30 23:15:53
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伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話8】ただ一般的に考えると子孫が繁栄したから、父母の墓もミイラもど派手になったが正解か?ツタンカーメンの墓は既知のとおりで、つまりはアイが大金持ちだったと(笑)ちなみに彼はネフェルティティの父とも目されるイケメンのじい様。ミイラはみつかっていない。

2012-08-30 23:19:59
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話9】イウヤ&チュウヤ、彼らを中心にしたファミリーで名前が不明だったミイラの正体が判明。アメンホテプ三世、イクナトン、ティイ王妃、ツタンカーメン母、アンケセナーメン?と。しかしあまりにDNAが似過ぎて。チュウヤは祖先がトトメス三世につながる?ありえる話。

2012-08-30 23:26:31
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話10】イウヤ&チュウヤ。たぶんチュウヤの家系がトトメス三世の流れをくむ神官で、イウヤは「婿殿」。馬をあつかう仕事をしているからミタンニ出身の外国人とも考えられる。なんか明智左馬助を想起してしまった。もっとも彼のような悲劇は迎えていないけど。

2012-08-30 23:42:11
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 おまけ】写真資料は以下の本から。ただしハトシェプストのミイラ発見前なのでその写真はない。 ほかの王族の写真とか結構豊富だと思う。なので少しずつ紹介するよ・・・。翻訳できるといいのだけど・・・。 http://t.co/oBgs9QGW

2012-08-30 23:48:31
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセナーメンについて】表題の件、なんかもやもやのままだったんだが、なるほど、KV55が彼女の父、アクエンアテンだとするとDNA解析上矛盾が生じるのか…。 ティイとアメンホテプ3世のほかの息子の可能性は? http://t.co/Zkfwg2Dl

2012-09-01 23:00:57
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】KV55がスメンクカーラーの線すてきれないんだな…。ネフェルティティとされたツタ母KV35YLのミイラをメリトアテンでは?と思ったこともあるが、DNA的には違う。スメンクカーラーの前妻がKV35YLで後妻がメリトアテンという可能性もあるよな…。

2012-09-01 23:05:28
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】アンケセナーメンはKV21Aだが、KV21Bも気になる存在。メリトアテン?にしてはDNA違うよな。読み方よくわからんけど。ネフェルネフェルアテン?(四女:異父妹説あり)と考えたりも。

2012-09-01 23:10:01
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】KV35YL、KV21AB、非常によく似ている体型をしている。特に首周り注目。すごく特徴のある美しい首周りだな、と。

2012-09-01 23:10:54
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】ほかにも気になるは、ネフェルネフェルアテン以下の四女、五女、六女とツタンカーメンの姉、バケトアメン。彼女らどうしたのかと思いきや、なんとツタンカーメンの即位前に全員なくなっているらしい。これはどうしたことだ!

2012-09-01 23:13:09
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】5女のネフェルネフェルラーと六女のセテプエンラーはアクエンアテンの治世13、14年に当時はやっていた疫病によりなくなったらしい。うむむ。ツタンカーメンの親戚若くして死にすぎ。はっ、そうかこれが近親婚による免疫力の低下によるものか。

2012-09-01 23:36:27
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】ツタンカーメンの死後アンケセナーメンの婿候補としてエジプトへ送られたヒッタイトの王子ザナンザがエジプトで殺され、戦争が勃発したのは有名な話。で、時の王シュッピルリウマ1世が報復したが、例の疫病にかかり王は死亡、ヒッタイトはめちゃくちゃに。うむ。

2012-09-01 23:43:43
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】アマルナ改革を失敗におわらせ、ヒッタイトをめちゃくちゃにした疫病の正体はなんなのか非常に気になる興味深いところ。スペイン風邪みたいなものか?ツタンカーメンの死因から推察すると平清盛のようにヒッタイトにマラリアもちかえってしまった可能性もある。

2012-09-01 23:49:22
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】で、話ぶっとびで恐縮なのだが、ある雑誌で一神教多神教のことやっていたのさ。で、興味深い記述だったのが、「多神教は森が発祥、一神教は砂漠」「多神教は依存的、一神教は主体的」というニュアンスの内容ではっとしたのさ。

2012-09-01 23:54:06
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】多神教は自然のめぐみを大事にする。自然の恵みに頼る。神は神頼みする対象だ。しかし一神教は逆だ。人間が生き延びるためには自然を征服しないといけない。少ないめぐみに対して当然暴力はあった。強いものが奪う。共存していた神々が奪い合うために戦う。

2012-09-02 00:04:52
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】強い神がかつ。だが、それは際限ない負ける存在の再生産だ。「強くなれ」簡単かもしれない。だが、障害をもち病弱なものはどうだ?そんな「弱い」ファラオが強大な「絶対権力」をもつために生み出したシステム、それが「アトン信仰」唯一神に帰依したものが強者

2012-09-02 00:08:31
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】古代エジプト人と病気 内田 杉彦 明倫歯科保健技工学雑誌 3(1), 60-66, 2000-03 やはりマラリア…か?テル・エル・アマルナ…だよな。メンフィスなら確かにありえる。 http://t.co/w1YbhbUR

2012-09-02 00:37:28
伊東聰@伝・工藤祐経末裔 @stshi3edmsr

【古代エジプトミイラ 話 アンケセ】つまり絶対的に弱いものでも「生きていけること」そのために神々の名をかりて奪い合う現実に対してのメソッドが蓄積されている。弱い立場のものが強くいきていくためのしくみとして一神教は誕生したともいえるだろう。そしてそれが絶対的であるということも大事だ

2012-09-02 00:44:11