超初心者向けベーシスト講座(1)
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afromootekki
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まずはベースを買いにいく。必要なものはベース本体、シールドケーブル、立って弾く練習のためのストラップ、ベースを置くスタンド、あとアンプ。
2012-09-04 18:40:19チューナー忘れてたw

既にライブをやる予定が決まっている、というのでもなければ だいたい楽器屋店頭に並んでる初心者向けセットが必要なもの全て揃えてるのでこれでOK。
2012-09-04 18:45:11
注意点の1として、手の大きくない人はベースのサイズがミディアムスケール(33インチ)であるかを確認したほうが良い。単純に弾きやすいので。ショートスケール(32インチ)というのもあるけど、やがて良いベースが欲しくなって34~35インチのものに移行するとき苦戦するのでオススメしない。
2012-09-04 18:50:15
注意点の2、付属のアンプにヘッドフォン端子が付いてることを確認する。最近の小さいアンプはだいたい付いてるから大丈夫だとは思うけど、これが無いと夜中に練習できず、そしてバンドなんてやりたがる人間は大抵夜中にならないとやる気が出ないのでいつまで経っても上手くならない。
2012-09-04 19:00:46
注意点その3、楽器屋で「このベース欲しいんですけど」と言うと 唐突にその選んだ楽器をアンプに繋いで こちらに試奏もさせてくれないまま5分ぐらいベースソロ弾き始める店員がよくいるのだけど、こういうのを雇ってる店はカスなので速やかに無言で退店しましょう。
2012-09-04 19:05:25
さて無事にベースその他を買えたら、次は本屋に行って初心者向け教則本の前半部分をざっくり立ち読みしましょう。楽器のパーツやその役割について書いてある部分と、弾き方や基本的なフォームの書いてある部分、それからアンプの使い方について書いてある部分です。
2012-09-04 21:05:11
この時点で教則本を買う必要はありません。原則として教則本というのは自分の不得意分野を鍛えるために使うものなので、それが分からない段階では自分に合った教則本を選ぶこともできないからです。
2012-09-04 21:10:15
また最近のものでは結構頑張ってるものもありますが、大抵の場合教則本に載っているフレーズは退屈極まりないので、初心者がこれを頼って練習すればするほど練習が嫌いになります。さらに言えばフレーズ作りのセンスが悪くなります。
2012-09-04 21:15:16
自分のやりたい奏法について理解したら、好きな曲を選んでコピーに励みます。ここで幾ら好きなバンドの曲でも、あまりに難しすぎるものは避けましょう。すぐにやる気が失せます。簡単に弾けそうな曲が思いつかない場合、「自分の好きなバンドが影響を受けたバンド」をたくさん聴いて曲を探しましょう。
2012-09-04 21:20:19
ちなみに僕が初心者のときはこういうのをコピーしました The Clash - Brand New Cadillac http://t.co/AcunkvRJ The Beatles - Money http://t.co/Q0b1C3kw
2012-09-04 21:25:14
ここは凄く大事なのでもう一度言います。「自分の好きなバンドが影響を受けたバンド」をたくさん聴き漁りましょう。これをやらない人はまともな曲作り、アレンジが出来るようになりません。ライブハウスによくいる劣化レッチリ、劣化ミッシェル、劣化9mmみたいになってしまいます。
2012-09-04 21:30:26
なぜなら自分の好きなそのバンドが「どうしてその曲を作り、そのアレンジになったのか」が、ルーツを遡らないと分からないからです。もう一つは単純に、世の中にどんな音楽があるのかもロクに知らないまま自分の音楽をカッコいいものだと信じている姿はみっともないからです。
2012-09-04 21:35:12
また自分のやっている、或いはやりたい音楽が文化的、歴史的にどのように位置づけられているのかを知っていることは後々すごく重要になってきます。まぁここでは初心者向けの話なので「自分で音楽をやる人は、音楽を理解するためにリスナーより音楽好きであるべきだ」ぐらいに考えればOKです。
2012-09-04 21:40:12
RTしたやつのまとめがコレ。いずれはバンドでコンポーザー役を担おうって思ってる人ならば、初心者の内からこーゆー意識を持っておくのは尚更すごく大事。 超初心者向けベーシスト講座(1) http://t.co/IDajcobj
2012-09-04 23:52:10
10~20曲もコピーした頃にはそこそこ安定して弾けるようになっているはずです。そして自分の上達しにくいフレーズのパターンも分かってくる頃だと思います。このタイミングで教則本を買います。
2012-09-05 00:35:33
ここは根気よく立ち読みしまくって、自分の好みに合いそうな本が見つかるまで頑張ります。コツは著者の人間性に注目することです。よくある章ごとに挟まるコラムを読んで不快でなければたぶん大丈夫です。
2012-09-05 00:40:12
ヒマと根気のある人なら端から端まで読んで全ての練習フレーズにトライするのも良いですが、100人中99人は途中で飽きるので、自分の苦手そうな部分に特化して練習しましょう。
2012-09-05 00:45:35
ここで大事なのは、ベース(おそらくドラムも)教則本に必ずと言っていいほど書いてある「前ノリ・後ノリ」の項目ですが、これは無視しましょう。なぜならそれらのノリを狙って出すためには、バンドメンバー全員が中級者以上で、少なくとも1人以上が上級者であることが求められるからです。
2012-09-05 00:50:11
どういうことかと言うと、前ノリ・後ノリを出すには、自分を含め最低2人が「ジャスト」のノリを意識しなければいけないからです。例えば後ノリを出そうとプレイしてる自分に、分かってないメンバーがピッタリ合わせてきた結果 曲のテンポがどんどん遅くなるのは初~中級者バンドあるあるなのです。
2012-09-05 00:55:11