- ArikaStudio
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POSSEの編集長のJ-POPと労働文化の分析がたまらなく好きな件(´・ω・`)
古市さんのツイートで思い出した。ミスチルの「タガタメ」って、自己否定から労働も世界も批判するルサンチマン的な90年代の歌から転換して、身近な肯定から世界を変革するって歌に聞こえるけど、その延長にある「彩り」では、労働問題を現状肯定して世界を変革する歌になっちゃうんですよね。
2012-09-05 03:04:38Mr.Children『タガタメ』http://youtu.be/gAWeFky1fwY
ただ「彩り」には、こういう消費と労働をつなげる可能性もあるのかもね。「医師の長時間労働は、労働問題であるだけではなく、医療安全問題でもあるわけです。ちょうど、運転手の長時間労働が、労働問題であるだけではなく、交通安全問題でもあるのと同じく」http://t.co/IKIpwrgC
2012-09-05 03:07:55あまり見ている人もいなさそうだしJポップねたでもつぶやくか。
2012-09-05 03:11:07さっきテレビをつけたらNHKで瀧本哲史さんがAKBについて語っていて、AKBのブラックな部分について触れるのかと思いきや、そんなことはなかった。ざんねん
2012-09-05 03:11:26AKBの最新曲「ギンガムチェック」のカップリングには、人生はサバイバルゲームで運なんて敗者の言い訳だと切り捨てる曲http://t.co/jun0TQbt があるかと思いきや、歌を歌うことで戦争も貧困もなくなるという曲http://t.co/20b8c110 まである。
2012-09-05 03:16:46反戦と競争は矛盾しないという意見はあるでしょうが、もともとAKBは競争に対しても否定的な歌が多く、反戦にしても反競争にしても、その価値観が80年代のロックバンドみたいな古めかしい歌詞だったんですよね。しかしそれが、競争については肯定的になっていく。なぜか。
2012-09-05 03:25:55ちなみに、ミスチルで労働批判=世界批判が崩れたきっかけの曲として、「さよなら2001年」があると思う。911テロが起きて平和が崩れた。毎月振り込まれる給料のようには平和はもう存在しない…。言い換えれば、世界を反映していたはずの労働は、テロの時代にはもはや世界を反映してはいない。
2012-09-05 03:33:26さすがに反響ないですねー。そのうちこのあたりはまとめて書く…と期待して、今日はこのへんでやめます。
2012-09-05 03:39:56以下は思いつきですが、深夜なので…。ミスチルの「タガタメ」は、最初にディカプリオの出世作が出てくる。これはおそらくディカプリオが知的障害者を演じた「ギルバート・グレイプ」。一方、ミスチルで知的障害者と言えば、和久井映見が知的障害者を演じたドラマ「ピュア」の主題歌「名もなき詩」。
2012-09-05 04:21:5890年代のミスチルは、醜い世界に傷つけられる「イノセント」な人々を歌う歌詞が多いわけですが、「名もなき詩」では知的障害者の「ピュア」なイメージにその構図を託していた。しかし「タガタメ」では、その構図を捨てることから始まるわけです。和久井映見=ディカプリオ説。
2012-09-05 04:25:50そして、いらだつような街並みに傷つきながら「ピュア」に愛する美しさを歌うのではなく、この街で暮らす自分の身近な人間を愛することが世界平和に連鎖していくという世界観の転換を象徴している…のではないだろうか。いや、こじつけですが…。
2012-09-05 04:27:11まあ、こういう歌詞分析はあんまり根拠がないので、みんなが好きにやればいいと思うのですが、労働や貧困の捉え方はわりと価値観がはっきり出るので、そこを論じるのは、もう少し説得力があるかなと思ったりしています。
2012-09-05 04:30:28