木緒なちが語る「デザインのお仕事について」

まとめます。
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木緒なち🍃 @kionachi

商業仕事で自分の意図をねじ曲げられて云々ということからソウルジェムを濁らせて鬱々とするデザイナさん結構いるんだけど、思惑が多く絡めば一次制作者でないデザイナの意見が通らないとか普通にあるし、そもそも心の濁らせどころが違う気がするのよね。

2012-09-08 08:18:26
木緒なち🍃 @kionachi

デザイナってそもそもわかりにくい職種であって、他の業種の方からしてみれば、「よくわかんないけど慣習として入れておかないとまずい」ぐらいの認識でしかまだないと思うんですね。会社作るのに行政書士にお金払うような、言い過ぎかもしれんけどそれぐらいわけわからん位置にいる場合もある。

2012-09-08 08:21:10
木緒なち🍃 @kionachi

で、そういう状況下にある場合、なんとかしてこちらの仕事の有用性を説明して、成果物で理解してもらうのも『仕事』のひとつになる。しかし、人によっては、この理解を得るフェーズをすっ飛ばしたまま、「わかってくれない」でスネて終わる、なんてこともあるわけです。

2012-09-08 08:23:53
木緒なち🍃 @kionachi

商売としての『デザイン』というのは、往々にして求道のデザインとは相容れない場合がありえます。前者においてのテクニックというのは、えてして求道としてのデザインを否定する行為(わかりやすい例では、袋文字とかロゴのデコレーションとかかな)になるからです。

2012-09-08 08:30:20
木緒なち🍃 @kionachi

でも、これもまた技術だとうちは思うんですよね。求道で生まれたデザインが通らないっていうのは、デザイン的なものに触れてこなかった人への翻訳と説明が足りなかったという側面もあるわけで、そこを通すには相応のコミュ力と、時には思想も必要になる。純粋にデザインを詰めて得られる部分じゃない。

2012-09-08 08:32:53
木緒なち🍃 @kionachi

そういう鬱屈をなぜか総じて「デザインとは」みたいな感じで語る風潮があって、僕はそれを不自然というか、治そうにもそれ薬違うでとか言いたくなってしまうのです。理想も尊いものではありますが、足下もきちんと見なくては、藻掻くばかりで先に進めないんじゃないかな…と偉そうですが思うわけです。

2012-09-08 08:36:09
木緒なち🍃 @kionachi

長文すみません、これでやめておきます。でもこの辺の考えって、そのうちにちゃんとした形でまとめたいです。

2012-09-08 08:36:48