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映画35mmフィルム上映環境の確保を考える シンポジウム

2012年9月9日 コミュニティシネマ会議in那覇(桜坂劇場)にて 志尾睦子(シネマテークたかさき)、内藤篤(シネマヴェーラ渋谷)、岡島尚志(フィルムセンター)近藤恭代(金沢21世紀美術館)、伊藤重樹・岩崎ゆう子(コミュニティシネマセンター)
デジタル化 映画 名画座 35mmフィルム シネマテーク 映画祭 コミュニティシネマ アーカイブ ミニシアター
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シネレボ! @cinerevo
コミュニティシネマ会議in那覇2日目「35ミリ上映環境の確保について考える」シンポジウム始まります。会場は桜坂劇場 http://t.co/1uHSOxWy
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シンポジウムのパネリストは、伊藤重樹・岩崎ゆう子(コミュニティシネマセンター)、内藤篤(シネマヴェーラ渋谷)、志尾睦子(シネマテークたかさき)、近藤恭代(金沢21世紀美術館)、岡島尚志(フィルムセンター)。まずは、伊藤氏より、映画館のデジタル化の流れについての概説
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日本の映画館デジタル化は、2013年末迄に全体の85%のスクリーンがデジタル化完了(大手シネコン10社:2328スクリーン、独立系興行会社:490スクリーン*東京テアトル、フォーラムグループなど)。VPFについては、VPF:2601スクリーン、自己資金購入:210スクリーン
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なお、DCPメーカー各社から来年に小規模劇場向け機種が出る。(※サーバーとプロジェクター一体型モデルで、約350万円くらいの見込み、設置費込みで500~600万円くらいではないかと想定される)。小型低価格モデルはサーバーの容量が小さく(取り込めるのが約7作品くらい)などの問題も。
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シネマテークたかさき・志尾:状況が変わり、デジタルでないと上映できない作品も多くなっていくなか、映画館としての存続を考えるという意味でもデジタル化を考えないといけない。シネマテークたかさきは、現状まだデジタル化していないが、2013年度中のデジタル化を目ざして情報を精査中
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金沢21世紀美術館・近藤:コミュニティシネマセンターのシネマテークプロジェクトのメンバー館として(さまざまな形式の公共施設での巡回上映を行なっている)→ http://t.co/CbJhYkPE
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各地の公共施設上映については、運営形式や上映頻度などがマチマチ。主要8館について現状のアンケート調査を行なった結果、現時点で公共施設でDCP導入済みなのは、川崎市アートセンターのみ。
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公共施設の上映については、さまざまなかたちがあり、その違いによりデジタル化への対応もマチマチというのが現状→自館でフィルムのコレクションを持ち上映する/映画以外の主催事業や貸館が多く上映頻度が少ない/ミニシアターに近いかたちで新作上映をする/自主上映にホール貸出する
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公共施設での映画祭はデジタル化の必要性が切実な問題(映画祭は新作が中心でDCP必須)だが、まだ各地の運営側でも認識されにくい。公共ホール側に設備導入の理解が得られにくいが、作品セレクションは映画祭の根幹だが、設備がなければセレクションを変えるのか。高崎映画祭として、志尾さんより。
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フィルムセンター岡島氏、フィルムセンターはフィルム保存機関であり、デジタル移行は慌てずゆっくりと対応する方向。デジタル移行の海外のアーカイブの対応もマチマチ、極端な例ではノルウェイは2010年に一般興行館(全200館)とアーカイブも全デジタル化して限定的にフィルム上映専門館がある
シネレボ! @cinerevo
イギリスのブリストルの上映施設ウォーターシェッドのマデリーン・プロストさんよりイギリスの状況について。約70%がデジタル化済。2006年にフィルムカウンシルによるデジタル・スクリーン・ネットワークというかたちで1200万ポンドの助成がありデジタル化が一気に進んだ。
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ウォーターシェッドは3スクリーンDCP導入済み、35mm映写機もある。VPFスキームは制約を受けるので利用していない。映画上映施設という以上に、地域振興など地域コミュニティの中で果たす機能をポイントとして公的な助成を得ている。
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シネマヴェーラ渋谷・内藤氏、デジタル化については全く考えていない。上映の9割は1970年代以前の作品なので。関心事は、映画会社がいつまでフィルムを貸出してくれるか、35mmフィルム上映環境をいつまで維持できるか、という2点。
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桜坂劇場・中江裕司氏、デジタル化はまだで今年中にしたいと検討中、今日の話を聞いて来年にするかも。「『エヴァンゲリオン』はDCPでないと上映できない」と言われたのが、デジタル化を考える直接のきっかけになった。ブルーレイ上映ができるうちは続けて、見極めてから一番遅くにデジタル化したい
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桜坂劇場・中江氏:また35mm上映について、フィルムで撮られた作品が全てデジタル化される訳でないだろうから、映画館という立場から旧作を見せるということについてどうするかということも。
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旧作のデジタル化についての状況と見込みについて、コミュニティシネマセンター伊藤氏・興行の視点から、フィルムセンター岡島氏・アーカイブの視点から
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シネマヴェーラ内藤氏、旧作のDCP以外のデジタル上映の現状、今夏に特集を全てDVD上映でしてみたが、集客的には変わらなかった(デジタルだから来ないということでもない)。国際放映(新東宝)作品はデジタル素材しか貸出がない、逆に東宝などはブルーレイ上映でなくフィルムでないと貸出しない
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シネマテークたかさき志尾氏、新作の上映という点ではDCP導入する方向だが、他方、旧作の上映という点ではフィルム映写機も保持していきたい方向
シネレボ! @cinerevo
金沢21世紀美術館・近藤氏、シネマテークプロジェクトの各館のアンケートからいずれも35mm上映については出来る限り続けていきたいという方向。35mmフィルムを、ソフトとして捉えるか、(作品固有の)メディアとして捉えるか、ということもある。デジタル化対応の一方で、35mm上映もする
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金沢21世紀美術館・近藤氏:公共施設に関して、予算が限られているという問題がある。また、映像を専門に扱うキュレーターが配置されていないという問題もある。
シネレボ! @cinerevo
浜松シネマイーラ榎本氏、すでに経産省助成によりDCP導入済み、35mm映写機も1台保持。だが、映写技師の確保の問題や、旧作の上映プリントは消耗が激しい場合が多く(音声が飛んだり、4分くらい短くなっていたり)、映画祭で関わる場合も含めて、積極的にフィルム上映したいとは思わない。
シネレボ! @cinerevo
浜松シネマイーラ榎本氏、状態の悪いフィルムを保存の悪い映写機で上映するのでは、かえってお客さんにとって、フィルム上映がよいとはいえないのではないか
シネレボ! @cinerevo
金沢21世紀美術館・近藤氏、シネマテークプロジェクトのアンケートでもあったが、35mmフィルム上映については、機材のメンテナンス(常時上映していない場合はなおさら)および映写技師の確保が重要。その点についての連携をはかれないか。
シネレボ! @cinerevo
アテネフランセ文化センター制作室・堀氏(デジタル化に関して別観点から)、再生段階での映像を吟味して再現するためのテクニシャンの重要性。フィルム表現として発達してきた表現をデジタルで再生する際、技術的なキュレーションが必要。物質としてフィルムを保存するともに、その再生の技術も必要
シネレボ! @cinerevo
せんだいメディアテーク・小川氏:他のポイントとして、映画文化を守るという観点から、各地のシネマテークが果たすべき役割のために行政を動かすといううえで、地元のニーズという働きかけの他に、政策的に各地の館に役割を割り振ってトップダウン的にという方策も必要なのでは。
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