2012年9月11日

漫画は夜作られる。〜深夜の漫画学校〜

2012年9月9日の深夜、Twitter上で漫画の世界で活躍しているプロの方々による漫画制作ノウハウ談義がありました。これはそのまとめです。 テーマは「原作(者)」「キャラ」「ストーリ」「笑い」と多岐にわたっております。
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須賀原洋行 週刊アサヒ芸能で4コマ漫画『うああな人々』新連載。 @tebasakitoriri

マンガを持ち込む時に「売り」を見せろ、ってのは例えば『ドラゴン桜』みたいな企画を持ってこいってことでしょ。「自分は受験技術と受験産業に詳しいです。これを読めば東大に入れますというマンガ企画を持ってきました」みたいな。結局、竹熊さんが言いたいのは「出版社の編集者不要論」なんだろうな

2012-09-09 17:00:16
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri 先日、講義したトキワ荘プロジェクトの志望者さんの相談にも、編集さんから技術や構成のアドバイスはされずに「こんなマイナースポーツは誰も見たがらない。ネームはいらないから、受けそうなネタを文章で、幾つか持ってきて」って言われた人がいましたね。

2012-09-09 17:13:59
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri ボクが見る限りその作品は取材の深さは足りない物の、もっと深く取材して、構成やキャラを整理整頓すれば充分に商品たり得る物でした。つまりネタ選びとして間違ってない。深さ見せ方が問題なだけです。そもその編集さんがネタ振ってくれるのはよくある事ですが。承前

2012-09-09 17:16:31
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri まだデビュー前かそれに近い志望者が独自に取材したネタを没にして、他にネタ持ってこい。ってのは疑問でしたねぇ。最近はそういうものなのでしょうかね。

2012-09-09 17:17:58
須賀原洋行 週刊アサヒ芸能で4コマ漫画『うああな人々』新連載。 @tebasakitoriri

@SANNDAIME29 なるほど。そういう編集者は大いに問題ありだと私は感じます。売れるものを持ってくる新人を待ってるだけの編集者は極く少数だと信じたいですが。

2012-09-09 17:19:56
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri 自分で言うのも何ですがボクは取材を真面目にするのと勉強熱心なのと、器用なので編集さんからネタを振られやすいのだと思います。ボクもついその気になってしまう。結果、自分から「やりたい」と持ち出したネタが少なかったのではないかと今さらながら反省してます。

2012-09-09 17:24:20
須賀原洋行 週刊アサヒ芸能で4コマ漫画『うああな人々』新連載。 @tebasakitoriri

@SANNDAIME29 それもまた、かなりの才能ですね。編集さんはそこを見抜いたとも言えるのでは。で、結果を出していくことで、オリジナルなネタも受け入れてくれるんじゃないでしょうか。

2012-09-09 17:32:46
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri ありがとうございます。だからこそ25年生き残ってこれたのかもしれないのですが、漫画原作者って実はそういう脚本家タイプより梶原一騎先生、小池一夫師、狩舞麻礼兄のように個性派タイプの方が売れている気がします。武論尊先生は前者でらっしゃると思うのですが。

2012-09-09 17:36:38
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri 現在、それが悩みどころなのですが、こればっかりは、悩んでも仕方ない問題で、自分の個性を磨くか真っ裸になる方法を見つけて勝負してみなきゃならないのだろるなぁと思ってます。あぁ個性が欲しい。とっても変な人になりたい。そういう意味じゃないか(笑)

2012-09-09 17:40:08
須賀原洋行 週刊アサヒ芸能で4コマ漫画『うああな人々』新連載。 @tebasakitoriri

@SANNDAIME29 鍋島さんなら、海外のちょっと変わったところに1ヵ月くらい放浪の旅に出るだけでも、かなり中身の濃い長編が作れそうな気がしますが(笑)。

2012-09-09 17:52:53
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@tebasakitoriri なるほど!旅行ですか!バイトするか商売でも始めて違う知識を入れようかと思っていたんですが、それは取材の延長ですものね。実はボクはパニック障害に近いくらいの旅行嫌いなので何か自分を変えるには逆にいいかもしれません。参考になりましたありがとうございます

2012-09-09 18:02:59
@nasty_medicine

@SANNDAIME29 横から失礼します。武論尊先生が脚本家タイプというのは意外です。あの方は結構、漫画でなんかガラの悪い(失礼)タイプに描写されることが多いので、それこそ梶原先生などの同じ個性派タイプと受け止めていたのですが……

2012-09-09 17:44:39
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@nasty_medicine ご本人は数回お会いした事がありますが、とても優しいカッコイイ紳士ですよ。ガラが悪いというより男っぽい硬派って感じですね。今の人にはヤの人に見えるかもしれませんが。もちろん個性も強くてらっしゃるけど腕力で書くのではなく組む作家さんの個性に 承前。

2012-09-09 17:56:33
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@nasty_medicine 我を通すタイプではなく、組む作家さんの個性にあわせてごその最良の物を引き出す事のできる方だと思います。ボクの理想とするスタイルの先生です。個性の薄い、ボクが目指すならあのタイプだと思ってたんですが足下にも及びませんでした。

2012-09-09 17:59:10
@nasty_medicine

@SANNDAIME29 組む作家の個性に合わせて、というと画のタッチとかですかね。つまり原哲夫なら原哲夫氏の画を見て、どういう世界やストーリーが良いか考える、と。なるほど。

2012-09-09 18:05:08
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@nasty_medicine 絵柄だけでなく、演出やジャンルやキャラも含めてでしょうねぇ。池上遼一先生と、原哲夫先生に向けてでは違う書き方だと思います。また史村翔名義では「酎ハイれもん」や「oh!タカラヅカ」「ファントム無頼」などさらに多彩な作風でらっしゃいます。

2012-09-09 18:20:17

@SANNDAIME29 「シリアスな漫画とライトな漫画なら書き分けられそうですが、シリアスなジャンル内で、池上先生と原哲夫先生とで書き分けるのって…… 実は凄くないですか!?」 nasty_medicine

※この部分のTweetは削除してしまったため、手入力で再現いたしました(引用者且つTweet者:注)

鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

@nasty_medicine そのとおりですね。そこはセンスもあるのでしょうね。 池上先生では無頼であっても男の外形的、行動的かっこよさの。男の美学を。主に押し出され原先生の場合は無骨な生き様の男の美学を表現されているではないでしょうかね。同じ男の美学でも。

2012-09-09 20:16:44
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

よくボクは志望者さんたちに、自分の劇団員を持て。というのだけど、これは劇画村塾で小池師匠に、毎日、キャラの顔を描け。原作者もだ。そしてそいつが何をしたいかどんな奴なのか語りかけろ。と教わって、それをくそまじめにやってた結果、数年で、数人の主要劇団員を持つことができたから。

2012-09-09 20:29:52
山本貴嗣 @atsuji_yamamoto

@SANNDAIME29 手塚先生システムですよねー♪

2012-09-09 20:54:59
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

後で分かったけど、これってその人物の舞台に出ない背景を作り込む、ロシア演劇のスタフラニスキーシステムや、ハリウッドでいうメソッドシステムと同じ事だったのかもしれない。これ、本当に何年もやったのはボクだけだったらしいけど。漫画の場合は無駄じゃないけど、その一方で、承前

2012-09-09 20:34:03
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

東もとゴラク編集長が言われてたという「いわれを語るな」という言葉も心に残っている。つまり漫画のキャラは、なぜそうなったかなどを語る事無く「俺はこうしたいんだ!」「こういう奴なんだ!」と分かるようにエピソードで語れ。という事だと解釈している。承前。

2012-09-09 20:36:39
鍋島雅治 漫画研究所 @SANNDAIME29

だからボクも主人公の過去語り、自分語りを自分に禁じてきた。 語らせるにしても回想か、一番良いのは「人に語らせること」 火災調査官の紅連二郎が何で花形の伝説の筒先から、調査官になったか、なぜ、手に大やけどの跡を残し、つねに黒い皮手袋をしているのかは、ついに最終回まで語られなかった。

2012-09-09 20:38:45
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