中川保雄著「<増補>放射線被曝の歴史」からの引用まとめ
関連メモなど
書籍からの引用は数Tw下からです。
^^ RT @sobtomk: こんな情報が。RT @namaika 先日紹介した中川保雄さんの『放射線被曝の歴史』に関して、ご遺族の中川慶子さんと連絡をとったところ、秋頃に復刻本を出す計画を進めているとのことです!入手できなかった方はしばしお待ちください。
2011-05-12 06:46:19[メモ] 決して初めから”ALARA”ではなかったことがよくわかる、1950年から1990年までのICRP勧告における線量制限一般原則の変遷表もあり。→ 雑観 中川保雄の「放射線被曝の歴史」 ICRP的発想は私たちに刷り込まれている - http://t.co/p3PNMYui
2012-07-23 20:05:11[再掲] 1年以上前の記事ですが、表「ICRP『ALARA原則』の変遷」など必読の内容満載です→雑観 中川保雄の「放射線被曝の歴史」-竜が口から炎を吹き出すようなICRP批判 ICRP的発想は私たちに刷り込まれている http://t.co/eBFjkTvt #放射線被曝の歴史
2012-09-15 17:45:03[メモ] 生物学史研究会「中川保雄『<増補>放射線被曝の歴史』合評会――放射線被曝の歴史をどう読み書くか」(2012年2月11日 於:東京大学駒場キャンパス)- http://t.co/ZS5jzSJX
2012-07-31 00:35:10oO( ということで、国際原子力ロビーやICRPとかがいろいろ改めて話題な感じなので、中川保雄著「<増補>放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで―」を読んでいます。- http://t.co/yeCE5c0N )
2012-07-23 20:10:04ICRPの評価については著者の主観によって書かれている点も多く、評価が分かれる部分もあるようですが、歴史や経緯を知る上でもオススメです→ 増補 放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで― 中川 保雄 - http://t.co/n2bL1xJk #放射線被曝の歴史
2012-08-17 06:15:21「中川保雄著:<増補>放射線被曝の歴史 アメリカ原発開発から福島原発事故まで」を読みながら簡易的な関連組織図・年表を作ってみました。 http://t.co/Wg9l3GVG http://t.co/D8IleXpC
2012-08-23 05:30:58引用
書籍の目次通りではありません。適宜加筆・削除・編集します。
1991年に書かれた言葉。
「日本の原発において重大事故が発生する危険性が,現実に高まっていることを指摘しなければならい。アメリカ,ソ連についで原発重大事故を起こすのは日本の可能性が高い,という話はあちこちで聞かれる。」 #放射線被曝の歴史 (1991年に書かれたもの)
2012-08-22 07:00:21「たった一つの原発の重大事故でさえ核戦争に匹敵する深刻な被害を引き起こすことをわれわれは今、身をもって教えられている。核戦争ではなく原発・核燃料サイクル施設の重大事故で、人類と地球上の生物が滅ぼされることはないと誰が断言できようか。」(1991年の言葉) #放射線被曝の歴史
2012-09-05 03:57:54WWII 後の国際放射線防護体制に極めて強い影響を与え続ける米国関係の歴史経緯とICRP
「放射線被曝が大きな社会問題になると、学術界があたかも第三者であるかのような顔をして必ず登場する。〜科学者を主役に引き出す政治の舞台裏と、その舞台を利用して自らの権益の拡大をはかろうとする”政治家科学者”が果たした役割をよくみて教訓を引き出すことにしよう。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-08 01:05:49「ウランの核分裂が発見されると、カーネギー・メロンやモルガンの大財閥も原子力分野に触手を伸ばしはじめた。それらの金融独占体の下にあるユニオンカーバイド&カーボン、モンサントなどの化学独占体、GE・WHなどの電気独占体が新たに原子力産業分野へと乗り出した。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-08 01:23:59「(NCRPが導入した許容線量とは)放射線障害とのかかわりで言えば、有害な影響が放射線に敏感な人には避けられないが、平均的な人間に目立って現れるのでなければ、その被害は社会的に容認されねばならない、ということを根拠にして国民にあびせられる放射線量である。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-08 01:35:05「どんな問題であれ、最終的な仕上げは広く国民に知らせ、さらには参加させる。その方が国民により高い危険のレベルを容認させることができる。これがアメリカのやり方である。」P133 #放射線被曝の歴史
2012-09-09 11:04:40「前身のIXRPCは、放射線関連学協会を主体として、放射線による職業病を防ぐために生まれた。それは、被曝防護のための、科学者たちによる学術組織と言えた。しかしICRPは、アメリカを中心とする三国協議、すなわちマンハッタン計画の戦後のいま一つの産物であった。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-08 01:38:53「高線量被爆者を、低線量被爆者を比較の基準として放射線の影響を見出そうとする方法を採用すれば、その影響の過小の評価につながるのが当然である。同時にこのような方法の採用は低線量被爆者の間に現れていた放射線の影響を切り捨てることにつながらざるをえない。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-08 01:46:18「余分で無用な被曝」と原子力産業/ICRPの精神
「放射線被曝の危険性の認識の広がりと深まり、そしてその危険性を生み出す根源を明らかにすることこそを、われわれは「科学の進歩」と呼ぶべきである。」増補版P260 #放射線被曝の歴史
2012-08-08 01:56:21「放射線被曝に対する防護策の一番の基本は、被曝を可能な限り少なくすることである。われわれは自然界からの放射線に曝されて生きている。〜その自然界からの放射線被曝による被害は、今日のところは避けられない。大切なことは、その上に余分な被曝をつけ加えないことである。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-17 06:09:32「余分な被曝の最たるものが、核兵器開発や原発・核燃料サイクルによる放射線被曝である。ICRPなど原発推進派は、人の健康上の判断からは、被曝を少なくすることを認めざるをえないが、(続)」 #放射線被曝の歴史
2012-08-17 06:11:00「(承前) ICRPなど原発推進派は、人の健康上の判断からは、被曝を少なくすることを認めざるをえないが、それでは原子力産業の活動が不可能になるために、原子力利用の社会・経済的利益を考慮せよと迫って、線量限度内の被曝を強要する被曝防護基準を作り上げてきた。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-17 06:11:56「彼らが高らかにうたいあげているICRPの精神とは、被曝を、人の生命を、金勘定する精神である。原子力産業は、現代の死の商人である。彼らは被曝を可能な限り少なくしようなどと考えはしない。」 #放射線被曝の歴史
2012-08-17 06:12:13