「命を語る資格」について〜医療者自身による出生前診断
- tarareba722
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このまとめのテーマは「出生前診断」です
堕胎そのもについては、本まとめの後編にあたる、以下の「まとめ」をぜひご覧ください
cell-free plasma DNA検査が出回れば、俺みたいな非専門家が、"あなたに安心、届けたい"とか"大事なことだから、あなたに優しく、そして正確に"とか、適当な売り文句かまして、大儲けできる余地はあるよな。陽性でたら?もちろん産科医に丸投げ。
2012-09-11 00:02:29たとえば、「まいまい先生侍史 いつもお世話になります。当クリニックでcell-free plasma DNA検査で陽性となった方です。以後の意思決定支援、フォローアップをよろしくお願い致します nicioka拝」と一枚書いて丸投げ、なんてことが現実になるかも。
2012-09-11 00:15:19@m_nicioka 既に産婦人科どうしで起こっていることが、更に例えばセレブ向け健診クリニックとかから症例が送り込まれて来るようになるのは、やはり恐ろしいものです。
2012-09-11 06:35:18@m_nicioka 是非はおいておいて実務の話だけをするならば、件の検査をするならば「遺伝カウンセラーがいる」かつ、もし中絶となった場合にも「中絶することができる」という条件を満たす施設でのみ行うなど、検査を行う病院で完結して欲しいものです。
2012-09-11 06:40:24@roz_mko @m_nicioka 現時点ではぶっちゃけ中絶のためのような検査なわけで、それだったら検査を受ける前から中絶した後までのフォローができないようなところでやっていいものではないと思うのですよ。
2012-09-11 09:05:08@roz_mko 命の選別が問題だ何だと言いますが、ざっくりいって血清マーカーは命の選別のために用いるのだから、この辺りはごまかさない方がイイと思う。
2012-09-11 09:09:36@m_nicioka 研究開発に手を貸しているのは医療者で、検査を採用するのも、それを勧めるのも、実行するのも、解釈するのも医療者なのだから、みんなよく考えて、と丸投げするのは、一種の詐術だと思ってるんですよ俺は。
2012-09-11 09:14:39@m_nicioka 検査でその子に異常があるとわかっても育てる、だからそのための準備のためにも必要、なんてのは、個人的に疑問です。それならわざわざダウンしかわからない検査で何の意味があるのかと。生まれてみないとわからないことなんてたくさんあるわけで。
2012-09-11 09:16:50@roz_mko あの検査で判るのは21トリソミーだけではないはず。今後、他の染色体異常や遺伝病の出生前診断に広がっていくことでしょう。
2012-09-11 09:36:50cell-free DNA検査は研究目的に導入したというけど、日本人のデータを集めて、カットオフ値を設定する研究だよね、恐らくは。導入する気満々じゃん。
2012-09-11 09:38:31こんな検査が開発されました!どうしよう!みなさんよく考えてください!ってなあ、医療者がデータ集めて、カットオフ値を設定してるんだから、みなさん考えて!はねーだろ、みなさん考えて!は
2012-09-11 09:40:35@m_nicioka そうなんです。他の病気も判定できる可能性は十分にある。けれど、現時点では21トリソミーに限定するとされてますよね。(トリソミー以外のダウンをどれ程拾えるかもわからないし)
2012-09-11 09:47:47教授や上司に、データ集めてね、承諾書とってね、と言われたら唯唯諾諾と従うくせに、みなさんよく考えて!とか言ってるの聞くと、ブラックジョークなのか?と訝しんでしまうな。
2012-09-11 09:48:20@m_nicioka そんなところであの検査を「家族の心の準備のために必要」なんていうのは綺麗事でしかないと思います。では他の疾患は?致死的な疾患なら中絶してもいいといえるか?
2012-09-11 09:48:49@m_nicioka それはまあおいおい議論を、なんて曖昧なことしか言えないのに綺麗事を並べられると笑っちゃいますよ。臍が水蒸気爆発です。
2012-09-11 09:50:25@m_nicioka んーでも、受けるかどうか選ぶ側はその立場で考えてもらって、検査をする側はする側でもっと突っ込んで考えるというのはそれでいいんじゃないかと思いますよ。一般に導入されても別に受ける側だけに責任丸投げするつもりは毛頭ないですし。
2012-09-11 09:54:31@m_nicioka 問題は、検査を受けて結果次第でその子を生かすか殺すか決める親と、そこに関わる人々=当事者ではなくて、どっちの立場からも遠い、選別されようがどうしようが実は痛くも痒くもない自称「識者」の声が耳障りだと感じることが多いですね。
2012-09-11 09:57:30