四式戦闘機弁務官乙型さんの『アメリカのスーパーマーケットに見る階層社会』

四式戦闘機 @ki84type4

IT戦士の言うとおりで、向こうは完全に階層社会なんだよね。だからウォルマートに買い物に行くのはブルーカラーだけでホワイトカラーはいない。お金持ちはオーガニック商品ばっかり扱う洒落たお店に買い物に行く。

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昔スーパーで働いてた頃、流通業界の視察ってことでアメリカにも行ったけど、正直ショックだった。向こうは金持ちと一般人の生活は完全に分かれている。

やらかど@やらか堂 @yarakado

@ki84type4 リーマンショック後に年収が激減したホワイトカラー連中がウォルマートに買い物に行く光景がニュースになるレベル。

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で、それがブッシュの再選前だったんだけど、帰国してニュース見て俺はブッシュの再選を確信した。だって、日本で流れるニュースって海岸部発のばっかりなんだもの。東海岸西海岸ばっかり。内陸部のがない。

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前にも書いた覚えがあるけど、アメリカって国は東西両海岸から数百キロとそれより内陸部では全く違う国だと言っていい。幸いな事に私は仕事の視察で行ったから、ニューヨークやサンフランシスコやロサンゼルスへ行った足でテキサスの田舎にも行った。全く違う世界だった。

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ブッシュというのはテキサスの田舎から出てきて石油で大金持ちになって政界に踏み込んだ人なので、田舎者にとっちゃ「近所の大旦那」みたいなものらしい。東西海岸のエスタブリッシュメントがブッシュの教養や言動を馬鹿にする度、田舎者は自分が馬鹿にされたと感じ、かえってブッシュ支持に走った。

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…普通にバスに乗ったけどなあ…　RT @May_Roma 禿同。自分も疑問。RT @yasudasx: アメリカ人の公共輸送というか、公共交通機関に対する憎しみに近い嫌悪感はどこから来るのか、わからない。@May_Roma アメリカは本当にバスがない。

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@yarakado うんうん。そしてそれに悲哀を感じるんだよね。日本では、一流企業で働いてる人だろうと普通にコンビニ行くけどね。それがどれだけいい社会なのか、当の日本人が分かってない。

もするさ§( •̀ᴗ•́) @mosurusa_0806

@ki84type4 だから反知性軍のお神輿にかつぎ上げられたのか。都会と田舎の対立のアメリカ版といった趣きがある。

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@CLONE_P0806 というより、田舎の人々やブッシュの支持層を「反知性派」と断じて憚らない東西海岸のエスタブリッシュメント層の傲慢に庶民が侮辱を感じたんだと思う。そりゃ圧倒的に数が多いのは庶民であり内陸州だから。

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なんか沢山RTされてそれなりに好評みたいなので、アメリカに行った時の事を思い出して書いてみる。流通視察セミナーみたいなので、一週間ほどの旅程だった。行ったのはサンフランシスコ、ロサンゼルス、ダラス、ニューヨーク及びおのおのの周辺。

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サンフランシスコやらニューヨークやらは行ったことがある人も多いと思うので省略。問題はダラスだった。ダラスは田舎だった。凄まじいほどの田舎だった。ちょっと郊外に出ると本当に荒野しかない。砂埃の舞う広い道路と、荒野と、ケーブルにぶら下がっている信号機（柱で固定されていない）。

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流通セミナーということであちこちのスーパーマーケットを見て回ったのだが、日本で言えば西友みたいなのがウォルマート（まあ子会社だしな）で貧乏人向け。客も従業員もカラードばっかりで、しかも太ったのが多い。向こうで「デブは貧乏人の象徴であり恥辱」というのは本当だと実感するしかなかった。

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で、お金持ち区域に行くと、緑色とクリーム色にカラーリングされた小洒落たスーパーが増える。軒先に植木がおいてあったり、店内が暖色系の照明されてたりする。日本で言えば紀伊國屋とか成城石井みたいな感じ。客層もホワイトで、痩せた人が多い。たまにカラードはいるがデブはいない。本当にいない。

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こういうの見せられると、アメリカが階層社会だというのを思い知る。日本は平等だよ、本当に。余程の大金持ちでない限り、みんな同じ店に行くし同じもの食べるし。アメリカではまずあり得ない。

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あとおまけ。自由時間のオプションツアーで、ウエストポイントの陸軍士官学校を見学に行った。自然に囲まれたいいところだった。休みの日だったので士官候補生の姿はあまり見なかったが、散歩していた黒人の候補生さんが軽く案内をしてくれた。

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彼が言うには、士官学校を受けるだけで大変な事らしい。誰でも受けられるという訳ではなく、学校や議員の推薦が必要だったりして大変なんだそうな。だから向こうでは士官学校に入校しただけで大変な名誉で、士官というものはそれはステータスが高いそうな。

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こっちが日本人と知った候補生さんは「ここで今でも伝説になっている、歴代最高成績で卒業した人物がいますが、誰か知っていますか」と聞いてきた。マッカーサーかと答えると、よく知っていますねと感心された。ジェネラル・マックはいまだに伝説的存在らしい。

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更に彼は、遠くの建物を指さして「将軍の母上は、あそこに泊まって息子が誰よりも遅くまで勉強しているかどうかを見張っていたそうです」と教えてくれた。半端ねぇなマママック。

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…とにかくまあ、今のアメリカ理解のベースになったという意味で、観光旅行ではないアメリカ視察はいい勉強になったと思っている。ほんと、内陸行かないとアメリカを見誤るよ。あのとき行かなかったら、一生理解できなかったと思う。