2010年7月25日

日本のものづくりとAppleのものづくりの違い

新しいものを作って売る時には、顧客に対してライフスタイルの提案をした方が良い…ということは多くのメーカー関係者が感じていることだと思うのだが、なぜ日本のメーカーはそれが苦手なのか?について、あっさりと答えらしきものが出てしまった。これは原因が分かってても容易に解決できそうにないね…。
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Dan Kogai @dankogai

http://bit.ly/aOQKkP <@nennpa: ガラパゴス化の真の問題は、日本の携帯メーカーに「それを使う楽しい生活」まで含めて海外に営業する能力がなかったことだと思う。どう楽しむものかを説明できなければ理解されない。もし日本でiPhoneが開発されたとして…

2010-07-24 06:30:35
Aoba @hongo

「顧客に対してライフスタイルまで提案しよう」というのは、ずいぶん前から日本のメーカーの課題として認識されてるように思うのだけれど、認識しててなお上手くできない原因ってどこにあるんだろうね? http://bit.ly/aOQKkP

2010-07-24 08:45:30
HAWK @neohawk

@hongo スペックから考えちゃうのと、それを使って何ができるのかを考えられないのと、作ってる人が楽しんでないからなのかなぁ。

2010-07-24 08:48:27
Aoba @hongo

.@neohawk メーカー内部でも、プロダクトアウトとマーケットインは明確に区別されていて、マーケティング部隊は確実にマーケットイン主導で動いてるはずなんですが、ご指摘の通り『自分が欲しいもの作ってない』ってのが大きいのかも。頭でっかちなマーケットイン思考じゃ“売れない”ね

2010-07-24 08:53:04
HAWK @neohawk

@hongo マーケターがいろいろな経験を積んで充実した生活を送ってないと、そんなのできません。幸せな人じゃないと他人を幸せにできないのと同じです。

2010-07-24 08:55:34
Aoba @hongo

@neohawk 今の情報流通社会だからこそ…かもしれませんが、楽しんでる者だけが価値を創れて伝達できるってのは間違いなさそう。末端の顧客に対して提案するなら、自分が誰よりも熱く先に楽しんでないとね

2010-07-24 09:04:27
Aoba @hongo

今こそメーカーのトップに『右向け左の経営術』が必要なのかも。単に常識に逆らうという意味ではなく、自分だったらこうしたい!という視点からの発想術として

2010-07-24 08:58:25
伊藤 大地 / Daichi ITO @daichi

@hongo それ難しい問題だけど、ひとことで言えば「多神教」的ものづくりだからだと思うよ。一神教的ものづくりでないとストーリーは描けないしディティールには落とし込めない。

2010-07-24 09:11:25
Aoba @hongo

@daichi すげえ興味深すぎる解釈で、かつそれが答えに一番近いように思えてきた。一神教と多神教の双方にメリット・デメリットはあるものの、今の時代に合わせるなら唯一神を召喚するしかないわけだ。中の人(古い人)からすれば、さぞかし邪神に見えることだろうなぁ

2010-07-24 10:14:48
伊藤 大地 / Daichi ITO @daichi

@hongo で、日本人の「和をもって貴しとなす」メンタリティ的に「唯一神あるのみ、それ以外は邪教」はなかなかシステムとして構築しづらいのではないかな。「調整してみんな幸せ」型になりがち。

2010-07-24 10:22:51
Aoba @hongo

@daichi それもビジネスのフェーズによって変わっていくだろうな。既存の概念や常識を否定する時には一神教型がベストで、その破壊的イノベーションが当たり前になった世界では、今度は多神教型がベターになっていくのかも。個人的には皆で幸せになろうよっていう方向性はいかにも日本的で好き

2010-07-24 12:04:00
Aoba @hongo

なぜ今、Apple的な一神教型のものづくりが非常に魅力的に映るかというと、ジリ貧の現状(伸びない売り上げ)をぶち壊してくれる何かが期待されてるってことなのかもな。社会的にも個人的にも

2010-07-24 12:40:14

コメント

Aoba @hongo 2010年7月25日
質問と回答に色付け
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ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ @otsune 2010年7月25日
Appleの優位性って「独裁者が自分のためだけに作らせた商品」だとか言われる事が有るけど、G4 Cubeとかの大失敗例もあるからなぁ。
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まちゃるんと @UnfoundNimo 2010年7月25日
「私の考える最高の物」を追求するAppleと、「何でも良いから物を作る・改造するのが大好き」な日本人。そういう意味で、一神教的ものづくりというのは何か納得できる
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トウミィ @Seacolor 2010年7月25日
「一神教的ものづくりでないとストーリーは描けないしディティールには落とし込めない」という例えがよく解らないなあ。 上から下まで一本化していないと駄目だということかな?
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wirehead @WHVM 2010年7月25日
言葉をこねくり返す必要もないと思う。チップやカーネルでの闘いは終わり、フレームワーク上で付加価値を付ける時代なのに、日本企業には蓄積がない。決定権を持つ人間にはカタログスペックしか見えてない。そんなところじゃないか。
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wirehead @WHVM 2010年7月25日
ジョブズがアップルを追放された後、ノーベル賞生物学者とランチをした際に高等教育向けのコンピュータを製作するコトを思い付いたエピソードがある。消費者が何を欲しているか知ろうとする姿勢を持ち、それを実現するために技術にも通じている経営者は多くはいないんだろうな。
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@ryotayam 2010年7月25日
興味深いまとめ。この文脈で行くと(今の所)「多神教」を容認しているAndroidには自ずと限界がある、ということかな?
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まさよしぴよぴよ @m_reidai 2010年7月25日
使い勝手がいいっていう基本があってそれをどう伝えるかが広告の役割だと思う。使い勝手の部分でハードのみに着目してるのが日本企業じゃないかな。アイフォンが売れたのも革新的なUI以外にiTunesアカウントをアプリの決済に利用できるから売れたって側面もでかいかと。
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トニーカナイ10月に垢消し @yuki_kanai 2010年7月25日
プロダクトとサービスを包括的に(連携の整備だったり)手がけてエコシステムを創ろうとするときだったり、デザインを細部まで突き詰めていくときには、「世界を動かす神の意思」だったり「人間にできること、神にしかできないこと」がはっきり定められてる一神教を価値観のバックボーンとして持っていたほうがいいのだろうと思った。
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Yusuke Ota @anyone_none 2010年7月25日
「自分が面白いからこんなものを作りたいんです!」→「それは失敗したときに責任が取れるのか?」→「いえ、とれないです…」→無難なものへ。 とか?
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Yasuhiro Inami @inamiy 2010年7月27日
日本人はその場の空気が読め、アップルは未来の世界の空気が読めるというイイハナシ。
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7001 @7001_jp 2010年7月27日
確かにガラケーはユーザーに「こんな機能いらねえよ!」とか言わせちゃってるもんな。それだけでも、ユーザー寄りの発想ができてるとは解釈しがたいからね。
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sajiki@兵庫 @sajiki 2010年7月29日
RT @neohawk: @hongo スペックから考えちゃうのと、それを使って何ができるのかを考えられないのと、作ってる人が楽しんでないからなのかなぁ。
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sajiki@兵庫 @sajiki 2010年7月29日
RT @hongo: .@neohawk メーカー内部でも、プロダクトアウトとマーケットインは明確に区別されていて、マーケティング部隊は確実にマーケットイン主導で動いてるはずなんですが、ご指摘の通り『自分が欲しいもの作ってない』ってのが大きいのかも。頭でっかちなマーケットイン思考じゃ“売れない”ね
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sajiki@兵庫 @sajiki 2010年7月29日
RT @neohawk: @hongo マーケターがいろいろな経験を積んで充実した生活を送ってないと、そんなのできません。幸せな人じゃないと他人を幸せにできないのと同じです。
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sajiki@兵庫 @sajiki 2010年7月29日
RT @hongo: @neohawk 今の情報流通社会だからこそ…かもしれませんが、楽しんでる者だけが価値を創れて伝達できるってのは間違いなさそう。末端の顧客に対して提案するなら、自分が誰よりも熱く先に楽しんでないとね
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船沢荘一(九月は君の鱛(エソ)🐟) @Funaschon 2013年4月28日
この「一神教と多神教という宗教観の違い」という観点はとても腑に落ちた。それゆえに「製品コンセプト・ミッション・ビジョンを『ワクワクするようなストーリーライン』に落とし込む」こと=ストーリーテリングが日本人には不得手であると。ちなみに、成功している企業やプロジェクト、“傑作品(マスターピース)”と呼ばれる製品は共感できる「物語」を持っていて、顧客を物語に巻き込み、彼らをその登場人物の一員にしてしまう。だから顧客ロイヤルティ(忠誠度)も非常に高い。→
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船沢荘一(九月は君の鱛(エソ)🐟) @Funaschon 2013年4月28日
→ってか、個人的には「日本の産業界関係者は全員、神田昌典と小阪裕司とダニエル・ピンクの著書を必修教科書にした方がいいのでは」と喝破せざるを得ない。そのくらい日本の産業界は真の意味での創造性や想像性が欠落していて、このままでは機械化・情報化に続く21世紀の「芸術化社会」を生き残れないと私は思っている。
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