ICRP委員 酒井一夫先生:福島における参考レベル

放射線感受性の高い層への参考レベルの設定について みーさんより
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Masato Ida, PhD @miakiza20100906

講演論文(有料): 福島における参考レベル http://t.co/S2Fr38Q1  酒井一夫ICRP委員。311後の日本で起こった、健康影響や参考レベル等にまつわる混乱について。 ちなみに、酒井さんはこの講演の当日資料を公開していない http://t.co/Lr2paEo5

2012-09-20 20:13:35
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

酒井一夫ICRP委員の論文 http://t.co/S2Fr38Q1 から重要なポイントを少々引用すると…

2012-09-20 20:15:04
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

引用・意訳》 p.3 現在の放射線防護体系に投げかけられた疑問の一つは、子供の防護に関するものである。ICRP2007年勧告では、「全人口」のリスク係数は「成人」のものよりも高く設定されている。これは、「全人口」には高い感受性を持ち、余命も長い「子供」が含まれているためである。

2012-09-20 20:16:28
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

引用・意訳》 p.3 子供の優先度については次のように述べられている: 「…妊婦や子供には特に注意を払うべきである。」(2007年勧告[ICRP Pub 103] Para 280) しかしながら、子供用の線量限度や参考レベルは提示されていない。

2012-09-20 20:19:19
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

引用・意訳》 p.4 現在のところ、低線量域において、特別な線量基準を必要とするほどに子供の感受性が高いかどうかを判断するに足る、十分な情報が無いのである。 | 要旨 放射線防護の専門家らは、防護体系のさらなる改善を目指し、科学情報の集積を続けるべきである。

2012-09-20 20:21:28
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

酒井一夫ICRP委員は 2012年3月の「NCRP年次大会 http://t.co/76b5Fyvy 」でも同様の講演を行っていて、さらに明快に問題提起されていたよう。この講演要約 http://t.co/dqI6Gkpz (PDF) にその時の記録あり。少し引用すると…

2012-09-20 20:24:19
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

引用・意訳》 p.5 (福島原発事故から)学んだことの一つは、「子供を伴う場合には、参考レベルを最適化し、より低い値に設定する必要があるのではないか」ということである。 http://t.co/dqI6Gkpz

2012-09-20 20:26:02
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

かなり賛成です。 そして、ICRP委員がここまではっきり発言しているのは初めて聞いた(見た)気がする。ちょっとビックリ。 おそらく、批判を浴びることも覚悟の上での発言なのではないだろうか…。

2012-09-20 20:29:57
Masato Ida, PhD @miakiza20100906

以下の通り ↓ 特に余計な解釈が入る余地はないと思う。 RT @leaf_parsley @み どのように読まれましたか?

2012-09-20 20:40:25