- amorphous_k
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@amorphous_k 抹茶黄粉さんがpixivにあげている東方キャラ(?)お二人のSSが可能ならお願いします。
2012-09-22 23:29:34@monomeris 小町と映姫でしょうか。この二人はちょっとばかし特殊ですね……。オリジナルキャラか、クロスオーバーの使用をお許し頂ければ、構想を練れそうですが
2012-09-22 23:53:16東方のキャラって人間臭さが希薄だから、通常のカッポリングと同じように「魅力を引き出す」なんて呑気な事を考えていてもアイデアが浮かばない
2012-09-23 00:11:29残念ながら、こまえーきで百合カッポリングは不可能というのが自分の中での結論。ただそうでなくても、百合とか役割を度外視した二人の関係を描く事は難しくないハズ
2012-09-23 00:16:03それにはどうしても、オリキャラか、クロスオーバーの形で第三者の力を借りる必要がある。こまえーきと絡む以上は、そういう状態の生き物に限定されるわけだけど
2012-09-23 00:18:42そう思って色々ググっていたら、今まで設定がうやむやだった「あの人の弟」に公式設定がしっかり存在する事が判明。クロスオーバーなら得意分野。これはいけるかもしれん
2012-09-23 00:21:34(一)目を醒ますと、少年は海岸にいた。眼前には日に照らされて薄紅色に輝く澄んだ水が、彼方の水平線まで続いていた。目線を足元に移すと、自分の立っている砂利と水面の境界線が、これまた遥か地平線までずうっと続いていた。
2012-09-23 01:17:57(二)どうしてこんな所にひとりでぼうっと立っているのか、一体いつからこうしているのか、少年には分からなかった。ただこの地が、かつて自分が暮らしていた明確に異なる場所である事は、なんとなく理解していた。
2012-09-23 01:21:02(三)「やっと起きたかい。手間かけさせてくれちゃって」低く落ち着いた女性の声がした。少年が振り返ると、そこにいたのは赤髪をツインテールにまとめた二十歳前後とおぼしき女性。その豊満な身体を強調する露出の多めな和服に、身の丈程もあろうかという大鎌を背負ったいでたちで。
2012-09-23 01:27:53(四)少年は小さく悲鳴を上げた。「……どなたですか」「おいおい、その反応はあんまりだねえ。アンタはあたいに感謝しなきゃならないんだからね」女性は飄々として語る。「アンタを外の世界から連れてくるのは苦労したんだかんね。ほら、自分の名前言えるかい」
2012-09-23 01:35:10(五)「えっと……僕、如月優(きさらぎゆう)っていいます」「よしよし、名前は憶えてるんだね。その調子で色々思い出しちまいな」女性の言葉を受けて、優の頭の中で様々な記憶が芋づる式に掘り起こされてきた。自分が何者で、どうしてここにいるのか。
2012-09-23 01:41:15