【脱被曝】いまさらながら庭山前市議に関する炎上まとめを読んで思ったこと

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

烏賀陽弘道 @hirougaya 氏の連続TWに関するまとめhttp://t.co/27jzh5fO を読んだ後で、庭山前市議 @niwayamayuki の発言に関するまとめhttp://t.co/FdRybRgZ を読むと、うがやさんのいう「自己抑圧機能」の実態がよく見える。

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

RE https://t.co/tz0dAhGF 一見、庭山前市議の問いかけにはぎょっとし、被災者の気持ちを慮って、自分の中でも「自己抑圧的機能」が働きそうになるが、それは錯覚であるのだと気付く。庭山前市議の発言が適切か不適切か、科学的に適当であるかは問題ではない。続く

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

続き。ごく一般的な感覚として、「献血って大丈夫なのだろうか」という疑問が生まれたとして、それを口にするのは憚るものだろう。英語でいえば「ポリティカルコレクトネス」、烏賀陽氏流にいうと「自己抑圧的機能」によるものだ。しかし、「何のための」抑圧なのだろうか。そこがポイントだ。続く

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

続き。烏賀陽氏の理解とは違うかもしれないが、私は「自己抑圧的機能」はそのまま「自己保身機能」と解釈できると思う。つまり社会の為でも特定の他者や集団のためでもない。被害者のためでもない。“自分がおかしく思われるのが嫌”だから「自己保身機能」が作動するのだ。続く

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

続き。庭山前市議は市政に係わる身でありながら「自分がおかしく思われること」を厭わないからこそこの問いかけができた。それは、誰もが疑問に思ってもおかしくないが、誰もが口を噤んでしまって言えないこと。それを現役市議（当時）の立場で「代弁すること」「口に出してくれること」の効果。続く

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

続き。深く捉え過ぎかもしれないが、私はこれを一種のリスク管理の手法の一つだと思っている。人々が不安に思っていることを、事前に率先して出して、その事に関する思い込みや不安を払拭する。一人、出した本人は槍玉に挙げられるが、それによって不安要因は確実に一つ取り除かれる。続く

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

続き。公的な立場にある人間が一般人が憚って言えないことを発言することで、リスク要因（風評被害）を確実に一つ減らす。これは偉大な効果だ。勿論、科学的な正当性はここでは問題にしていない。そうした意図の有無に関係なく、庭山前市議のように臆することなく発言する政治家は必要だと思う。続く

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

結び。「自己抑圧的機能」は、所詮「自己保身機能」が姿を変えただけのものに過ぎない。だが自己保身に走るということは、他者が守られないということだ。これを打破する行動・発言ができる政治家は希有な存在だと思う。聞けば庭山前市議は除名されたそうだが、市政にとっての損失だったと思う。（了）

烏賀陽　弘道 @hirougaya

よく理解していただいてありがとうございます。ご賢察のとおり、日本の社会文化で「美徳」とされる「言論の自己抑圧機能」とは「自分が非を作りたくない」というコフート的な自己愛なのです。　@tkatsumi06j @niwayamayuki

烏賀陽　弘道 @hirougaya

ですから日本の社会文化で「言論の自己抑圧機能」を持たぬもの、つまり「自分がどう思われるかは意に介さず思ったことを口にする人」は「社会道徳に反する者」として言論の中身にかかわらず「反道徳的」であると烙印を押されます。　@tkatsumi06j @niwayamayuki

烏賀陽　弘道 @hirougaya

ここで重要なのは言論の中身は後から問題にされる、ということです。まず問題にされるのは「言論の自己抑圧機能」を持たないという事実なのです。@tkatsumi06j @niwayamayuki @tkatsumi06j @niwayamayuki

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「言論の自己抑圧機能」を言い換えると「自己検閲機能」ともいえます。ポジティブに表現すると「自己抑制」とか「慎み深さ」とも表現されます。英語でいうSelf-censorship （自己検閲）です。　@tkatsumi06j @niwayamayuki

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

@hirougaya ご本人から痛み入ります。よく読み進んでみて私の理解は一致していたのだとわかりました。たしか @karin_amamiya さんも雑誌Kotobaで似たようなことを仰っていました。知識人の方が共通で感じられていることなんですね。 @niwayamayuki

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

@hirougaya @niwayamayuki こちら、後半部分に @karin_amamiya さんの雑誌Kotobaでの主張の起こしがあります。短いので違うまとめに統合してしまいました。ご参考までに。http://t.co/p0PWD0NW

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

Facebookでブログ調にまとめていました。｜ 雨宮処凛さんの『なぜ、この国の人々は「主張する人」が嫌いなのか？』を読んで。読後の感想。 https://t.co/cDHs4PXl @karin_amamiya @hirougaya @niwayamayuki

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

なるほど‥。RT @hirougaya: 「言論の自己抑圧機能」を言い換えると「自己検閲機能」ともいえます。ポジティブに表現すると「自己抑制」とか「慎み深さ」とも表現されます。英語でいうSelf-censorship （自己検閲）です。 @niwayamayuki

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

@hirougaya すみません。「『言論の自己抑圧機能』を持たない事実」というのは、ちょっと理解するのが難しいです。どういうことなのでしょうか。多くの個人がそうした機能（能力）に欠けており、そうした個人が社会を構成しているということでしょうか。 @niwayamayuki

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

「慎み深さ」は「おくゆかしさ」とも言い換えられるのかな。 たしかに現代日本社会では死語のようにすら思える。

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

やはりここで一つのパラドックスが生じている。（A)自己抑圧機能が「自己保身」でもあり、（B)自己抑圧機能は言い換える「自己検閲」でもあり、（C)自己抑圧機能が“ない”のが現代の問題ならば、それはすなわち「自己保身」が出来ていないことになってしまう。最終的には、そういうこと？

💫T.Katsumi @tkatsumi06j

ところが実際は、自己抑圧機能（自己保身）のない多くの人間が、同じくその機能を持たない人間を槍玉にあげて、公的になぶり殺しにするという事態が起きている。その時、この一人に人間によってたかる多くの「機能を持たない」人間は、結果的に保身に成功している。このパラドックスはどう説明する？