ところで最近課長島耕作シリーズを読んでいるのだが、課長時代に買った会社とかビルとかが部長時代には一気に不良債権になっていて、泣けるを通り越して笑えてくる。課長時代の島耕作および初芝幹部の言動を読むと、こりゃこの国滅びるに決まってるという気になる。
2012-09-26 17:22:46島耕作、メーカー勤務といいながら広告担当でものつくりにはいっさい関係なく純粋に金を使う部署、やっているのは銀座通いとセックスと上司の派閥争いの手伝いばかり。しかも主体性はなく「いつのまにかまきこまれちゃった」のパターンばかり。これが理想のサラリーマンなのだから、日本最高すぎる。
2012-09-26 17:26:09それにしても、島耕作の回りの女は、いきなり抱きついたりセックス求めてきたりするエキセントリックなひとばかりなのだが、これが作者の理想の女性像なのだろうか。
2012-09-26 17:29:44それにしても、課長島耕作読んで思ったのは、1980年代にはまだ妾や愛人の存在が(すでに当時それが幻想だったとしても)当たり前で、セクハラも問題化されず、政治家と企業の癒着談合は甚だしいし、まるで前近代。日本はこの20年でずいぶんと近代化したのだなあと思った。
2012-09-26 17:33:43社長島耕作、最後のほうになると、ゴルフ自費で払ったり、同窓生が事業に失敗して自殺したり、役員報酬を新卒と同じレベルに下げたり、たいへんなことになってた。
2012-09-28 12:00:30ヤング島耕作も、研修中上司に楯突いたら横を会長が通りがかったり、浅間山荘事件関係者と思わぬかたちでセックスしてしまったりと、圧倒的なスーパーサラリーマンぶりを見せつけてくれました。
2012-09-29 02:39:32というか、マジな話をすると、ぼくは最近団塊世代が全共闘の挫折のあとどんな生き方をしてきたのかにあらためて興味が出てきていて、島耕作もその関係で読み始めたのでした。ニュースの深層でお呼びした北川フラム氏や松岡正剛さん、それに猪瀬さんや小林節さんもみんな同じ世代なんだよね。
2012-09-29 02:56:23