#司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
チーズなんとかが日本で売れたのを参考にしたせいでタイトルを逆輸入したら「竜馬はどこへ消えた?」 #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:23:03勝海舟のべらんめえ口調が訳者懊悩のすえにオックスブリッジアクセントみたいなもんなんだろうと 違ったら城を割ればいいやと #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:27:12須田画伯がなぜアスファルトを削り取ったのかのせつめいをするのに欧米人相手だとサグラダファミリア建設の経緯ぐらいのページ数を裂かないと納得しない ただ何となくなんだよ何があなたに起きたのとか言うな #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:28:22~であったろう、というシバ妄想オチが文法上、最初にバレてしまうために読者がシバを読むうえでの大切な愉しみ方をつかみそこねる とは言わない、などの技法も全滅 もう訳者が何しにきたんだかわかんなくなるほど #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:29:14「最後の将軍」というタイトルにラスト~シリーズ的なあれを感じてしまい、昂奮しながらテクストをひもといた訳者がまさかの女装で逃亡というオチにサムライという単語の意味を辞書で引き直す #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:30:34「井戸の底から牛を引きずり上げるような文章」というのが日本語で以外どこでも通じない、ということが訳者たちのフェースブックで互いにはんめいしてイイネ! #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:34:08「播磨灘物語」が地域密着で戦争に巻き込まれていく「風と共に去りぬ」的に解釈され、アトランタ炎上が本能寺炎上になり、三度目の主人の時に総ては風と共に去るという事が実証され、如水って名前までがGONE WITH THE WINDに忠実だと #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:37:30「関ヶ原」というタイトルが何も仕事しないでいいので喜ばれる でも「負けた負けだ」とかいって爽やかでいる三成の表情を表す動詞がない #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:38:02ふすまが開くときの音がぐわらりとかで、これはopenに当たるのか、どうかとして日系人の友だちに「きみ日本の衾はアトランタで開いてもぐわらりと開くかね」とルーズヴェルトみたいな電話を #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:38:33愛人には魚の上半分をむしらせてそれを裏返すという探偵小説のようなテクに訳者がこの女さてはくのいちかみたいに勘ぐるが、シバはただしらしらと笑うっていう描写がやりたいだけだから #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:39:37わりと重要な武器商人のグラバーが時勢におもねって「これからの正義の話をしよう」とか言わされ出す #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:43:56旗印が横文字になるため後ろを走ってるやつの顔にぶつかる 上杉家のスペルミスを誰も指摘できず、「むしろこれはこれで上杉流」とか後北条家みたいな扱いにでオフィシャル化される #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-09-30 01:44:15掘りを埋めないでって苦情を言いに来た豊臣家の使いに徳川側がセクハラめいた冗談をいって追い返すシーンが三河者なのに水兵のように陽気 #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-10-02 01:14:59「苦虫をかみつぶしたような顔」というので訳者が仕事をしすぎたために日本が物凄い野蛮な風俗を持ってたみたいな感じの印象をどぎつく与える #司馬遼太郎が英訳されたときにありがちな期待
2012-10-02 01:15:35