「ニッポンのジレンマ 僕らの国際関係論」まとめ
【今夜の「ニッポンのジレンマ」出演者で、twitterアカウントを開設されている方のリスト】→宇野常寛 @wakusei2nd , 與那覇潤 @jyonaha , 吉田徹 @yoshidatoru , 土井香苗 @kanaedoi #nhk_jirenma
2012-09-28 22:57:25與那覇潤「学生のとき、留学生が日本に来なくなった時代があった。日本以外の発展途上国にとって、日本はステップではなくなったんだろうと思った。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:07:48陳 天璽「私は1歳の時から無国籍だった。海外に行くのは『居場所探し』だった。国際関係、というのは私にとってすごく身近なもの。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:10:20宇野「僕が一番ドメスティックだと思う(笑)日本という国の名が世界に届いてることも、僕にとってそれほどの感動はない。知り合いと関係のある人が出てる高校野球のチームの方が応援できる。日本と僕の関係は、そこまでのものではない気がする。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:12:59吉田「僕の時は、時代を刻印付けるキーワードは国際化だった。海外を知っていることが卓越性の証だった。今は違う。グローバル化とは第二の黒船であって、変わらなきゃいけないと思っていた。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:14:57宇野「外との付き合い方が変わったのでは。僕の出した本は英訳されて、英語圏でなくアジアで読まれている。脱亜入欧ではなく、僕らが発信してアジアに浸透させるということも考えていい時代になったのでは。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:16:56與那覇「海外に行くこと、欧米先進国の文化を享受することが尊ばれなくなったのは、進歩幻想の終焉と言えるだろう。また、国際関係を語るときに国家を人格化するように国を一個として語ってきた。しかし今は国家の境界が曖昧になっていると思う。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:18:47陳「重国籍や無国籍の人間は、どうすればいいのかな。」木村「政府が仕組みを整えるしかない。」陳「でも現場には無国籍状態の人がたくさんいますね。一人一つの国籍の時代はもう終わっている。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:20:17吉田「でも国家が軽くなったわけではないよね。決断を下すのは国家。ただ国家の意識が日本では希薄だ、ということ。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:21:25宇野「イデオロギーで国民と国家を結んでる時代が終わったのでは。いま僕らは国家を超える想像力を持たないと、国家そのものが捉えられない気がする」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:22:25土井「グローバル化ってどう感じますか、って言われても、行けばすぐ会えるしネットでも会話できる。グローバルは、あまりにも普通すぎる。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:24:20土井「従来の国家と国家の、ではなく、国民と国民、国家と国民などの新しい国際関係が出来やすい社会になったのでは。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:25:43宇野「今の時代、国家と個人をつなぐような、個人と大きなシステムをつなぐものはソーシャルメディアだと思っている。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:28:59與那覇「日本はナショナルなものに閉じ込めることが出来てたわけだけど、別の国では国をそもそもまとめられてなかった所もある。それは『昔からグローバル』だったということ。日本は今その状態なので、という目線もいいのでは。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:30:11宇野「かつて小沢一郎が言ってたような、普通の国を作ったってもう意味がない。皆それぞれの社会情勢に合った国を作ってきただけじゃないか。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:31:30陳「私はいつもマイノリティの立場から国を見てしまう。タイとビルマの国境(山岳地帯)に住んでいる人に聞くと、自分がどの国の人物かという意識がほぼ無い。国が国籍を与えてしまうのは、その人にとって幸せなことか。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:34:39與那覇「グローバル化、という時にそれは国が溶けていくようなことなのか、それとも国をしっかり枠付けることなのか。」 #nhk_jirenma
2012-09-29 00:36:30