森田実さんの日本平和主義の危機

森田実 @minorumorita

１）日本平和主義の危機。野田首相、安倍晋三自民党総裁、石破茂自民党幹事長の超従米・極右政治家が、日本の平和主義をつぶし、日本を従米・軍国主義国家に変えようとしている。このために領土紛争を利用している。与党・野党第一党の従米・反中国大連合政治にどう立ち向かうべきか

森田実 @minorumorita

２）野田民主党内閣が平和共存主義・国際協調主義を捨て去って、中国との対立・紛争に踏み切ったことによって、日本の政治状況は一変しました。民主党内は憲法改正、集団的自衛権推進派が主導権をとりました。この動きに元社会党員の護憲派も転向して追従しています。オール右傾化が始まっているのです

森田実 @minorumorita

３）動乱の引き金を引いたのは、野田内閣です。野田内閣が、うまくやることができたら、事件は起きなかったと私は思います。この意味で、日本政府は少なくとも政治的道義的責任は負わなければなりません。

森田実 @minorumorita

３）民主党の右旋回によって、自民党はさらに右へ向かわざるをえなくなり、さらなる「極右」へまっしぐらです。自民党全体が極右化しました。その結果、超極右リーダーが出てきました。一人は新総裁となった安倍晋三氏、もう一人は幹事長となった石破茂氏です。

森田実 @minorumorita

４）総裁選の間、安倍氏は憲法改正、集団的自衛権容認、日米同盟強化、河野談話の見直しを叫び続けました。石破氏は憲法改正、集団的自衛権容認、海兵隊創設など超タカ派的発言を続けました。右傾化した自民党員は、この二人を支持しました。そしてこの極右の二人が主導権をとりました。

森田実 @minorumorita

５）保守中道的立場に立って経済再建を訴えた候補は惨敗しました。自民党は経済再建より集団的自衛権のほうを重視することになりました。野田首相も経済再生に不熱心です。言葉だけです。実践する気がないのです。安倍、石破両氏も、経済再生は口先だけです。具体的対策はありません。

森田実 @minorumorita

６）安倍、石破両氏が関心があるのは、領土紛争とアメリカから強く要請されている集団的自衛権容認ばかりです。日本の政治は、政権党の民主党と野党第一党がそろって領土紛争と集団的自衛権にのみ関心を示しています。経済再生に真剣に取り組もうとしていません。

森田実 @minorumorita

７）日本の政治は、最も大事な経済再生をないがしろにしています。由々しき事態です。いまこそ国民がしっかりしなければなりません。政治家が、与党も野党も、国民を忘れ、国民にとって最も大切な経済再生に取り組もうとしていないのです。

森田実 @minorumorita

８）大マスコミには政治権力に対する批判精神が欠けています。財界人にも日本を立て直す強い志がみられません。官僚も衰えています。日本は危機に立たされています。

森田実 @minorumorita

９）こういうときは、国民がしっかりしなければならないのです。与党・野党第一党の従米・反中国の大連合に立ち向かうためには、社会の草の根において健全な平和主義の運動を育てる必要があります。