琳華 黒バスプラス

琳華 @rinka0v0y

小テストは隣の席の人と交換して採点。『赤司君は今回も満点だったよ』交換して戻ってきたプリントには、○○の字で"さすが！"と落書きされていた。たったこれだけのことで心なしか嬉しく感じてしまう。次からは僕も○○に何か書いてみようかと、らしくもないことを思って苦笑い。 #黒バスプラス

琳華 @rinka0v0y

夜な夜な黄瀬君からくるメールを返し続けた結果、私は寝不足。学校で眠気に耐えてると黄瀬君がこくりこくりと船をこいでる。『黄瀬君も同じじゃん』同じ理由で寝不足っていうだけで何だか嬉しい。きっと今晩もメールして、明日も寝不足なんだ。 #黒バスプラス この悪循環が二人だけの秘密な気がして

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集会で歌う時のピアノ伴奏は私の役目。どうしても歌わない人が目に付く。『高尾！さっき歌ってなかったでしょ』わりーって平謝りな高尾がふと真面目な顔付きに変わった。「ほんとのこと言えば、ピアノを弾く○○に見とれてた。…なんてな！」 #黒バスプラス 慌てて付け足された一言ではぐらかされて

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廊下を走ってた私は教室の入り口から出てきた緑間君と鉢合わせしてしまった。尻餅ついてしまった私に「廊下を走るなんて危ないのだよ！」と怒ったかと思えば「怪我はしてないか？」って心配して立たせてくれた。立たせるためとはいえ、彼に手を握られてる訳で、きゅんとしたのは内緒。 #黒バスプラス

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集会で校歌とか歌ってらんない。なんて、ちょっと反抗的な気持ちでピアノ伴奏を聞いてると斜め前で欠伸をしている高尾を発見。あいつ絶対に歌ってない…。こちらの視線に気付いたのか、振り返った高尾がへらーって頬を緩ませた。だらしない顔だなぁとつられて笑う私の頬もゆるゆるで。 #黒バスプラス

琳華 @rinka0v0y

『高校生と言えば制服って感じがする』黒子君には確かにそう言った。言ったけれども！「制服も今しか着れませんしね。…どうせなら制服着たまま、いけないことでもしますか？」って頬を撫でられて。真っ赤になった私に「冗談ですよ？」なんて笑う彼はお茶目、と言うにはタチが悪い…！ #黒バスプラス

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みんなありがとーって言いながら貰える分だけ貰いまくるむっくん。私も渡したいけどその他大勢に分類されるのが嫌で渡せずにいる。…特別だって思われたいもの。「○○ちんのは？」『あげるけど…』「じゃあ早くちょうだい」ぶっきらぼうに言うむっくんの頬がほんのりとピンク色。 #黒バスプラス

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「おら、寄越せ」『女の子にそんな風にチョコを請求しない！だいたい、青峰は他の子から貰ってるでしょ!?』勿論、料理上手な櫻井君からも。そう思うと渡しにくい。「良いから寄越せって。お前のが欲しーんだよ」義理も認めねぇって付け足される。い、言われなくても本命だよばか！ #黒バスプラス

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【青峰】大人になるってどういうことなんだろう。というより学生の私達はまだ子供なのかな？「めんどくせーこと考えてんな」『そういうお年頃だもの。青峰はどう思う？』「あー。……お前のこと、養えるようになったら俺は大人だな」そ、それって…「……うるせぇ。大人しく待ってろ」 #黒バスプラス

琳華 @rinka0v0y

【遠恋】"会いたいんスけど"電話越しに、絞り出すように苦しげな声がした。『私だって涼太に会いたいよ。早く会いたい』学生の私たちにとって、この距離はあまりにも遠い。"待ってて。必ず会いに行くから。それまでちゃんと俺のこと好きでいて？他のヤツに目移りしちゃ駄目っスよ" #黒バスプラス

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黄瀬君って名前呼ばれるだけで嬉しいし隣にいると緊張して、得意なスマイルもぎこちなくなるんスよね。情けないわかっこつけられないわで困るっスよ。それなのに、ありのままの俺を見て欲しいと思ったり。こんな風に悩むのも全部、アンタのせいなんスけど？ #黒バスプラス *君に恋したその日から

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彼女の落としたシャーペンを拾い差し出した。『ありがとう緑間君』受け取ろうとした○○の指が僅かに自分の手に触れる。「…別にこれくらい、構わないのだよ」意識したのは自分だけで、彼女は気にも止めていないのだろう。触れられた部分だけが、熱いのだ。 #黒バスプラス *君に恋したその日から

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なんの警戒心も持たずに、レオ姉!と呼んでくる貴女が可愛くて仕方ないのよ。たくさん話したいし触れたいの。女友達のように、では物足りなくて、早く自分のものにしたい。そう思ってるなんて知らずに、今日も貴女は、可愛らしく私の名前を呼ぶのよね。 #黒バスプラス *君に恋したその日から

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【青峰】誰かと話してるのを見るたびにイライラする。意味わかんねーし。そんな男と話すくらいなら、俺と話してれば良くね？イライラしてれば○○が俺に気付いて手を振ってきた。無視する訳にもいかず応えれば嬉しそうにする。それだけで、心臓がうるさい。 #黒バスプラス *君に恋したその日から

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なんだか急に、見える景色が明るくなった気がします。きっと、『テツ君！』と名前を呼んで僕を探してくれたり、見つけてくれる貴女に出会ったからですね。そんな些細なことでさえ嬉しいと思えます。他の誰かではなく、貴女に、僕を見ていて欲しいんです。 #黒バスプラス *君に恋したその日から

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氷室君を図書館で発見。『何してんの？』「古典がいまいち分からないから調べようと思ってね」そっか帰国子女だ。『私、手伝おうか？』「助かるよ。…お礼は今度の日曜に何か奢るっていうのはどう？」デートみたい、と赤くなれば「デートのつもりで誘ったんだよ？」と安定のいけめん。 #黒バスプラス

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『宮地先輩って図書館にいても違和感ないですね』会って第一声がそれかよと思ったがアイツはお構いなしに隣に座り課題を始めた。彼女のノートは間違いだらけで指摘してやれば目を輝かせた。『勉強教えて下さい！』うるせぇっつーの、と思いながらも満更でもなくペンを握る俺も俺で。 #黒バスプラス

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図書室の一角。古書の並ぶ棚に隠れるようにして、翔一が急にキスしてきた。抗議の声をあげる前に再び唇を塞がれてしまい何も言えない。長く深いそれが終わると「ここで声だしたらあかんで？静かにしてな」二人だけの秘密やで？と反省の色なんかなしで、もう一度迫ってくる翔一の唇。 #黒バスプラス

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図書室でお勉強デートなんて高校生らしくて良いじゃん！と思ってたけど実際はどうしても喋りたくなって隣にいる赤司君を盗み見るばかり。ルーズリーフの端に"好き"と書いて見せれば、赤司君は一瞬驚いてから仕方ないなって顔で笑って、綺麗な字で"僕もだよ"って筆談してくれて。 #黒バスプラス

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図書館で、この小説の男の子かっこいいんだよーって隣にいる和成に紹介すると「ふーん。…俺とどっちがかっこいい？」と、ほんのりと頬を赤くして聞かれた。『恥ずかしいなら言わなきゃ良いのに』そう言った私の手をとり、もう片方に小説を持った和成と貸し出しカウンターへと向かう。 #黒バスプラス

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図書室は飲食禁止だからって言ったのに大輝はお菓子の袋を開けようとする。『赤点取ったら試合に出れないんでしょ！勉強しなきゃ。というかここで食べちゃ駄目』あ？と気だるそうな返事。「…じゃ、お前で良いわ」え？何がと聞く前に軽いリップ音がした。 #黒バスプラス 勉強どころじゃないし…！

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物音１つしない図書館。机の上に開いた参考書を眺める私を見つめる黄瀬君。彼の視線を感じてしまって困る。「…○○っち」なぁに？「俺、○○っちのこと好きなんスよ」びっくりしてガタンと音をたてれば、シーッて笑って「返事はここを出てから教えて。ね？」なんて楽しそうな黄瀬君。 #黒バスプラス

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向かい合わせに座り、本を開いてすぐに夢の中へ旅立ってしまった彼女。静かな図書室の雰囲気がそうさせたみたいですね。自分の手元にある活字よりも、幸せそうな彼女の寝顔に目がいってしまって本を読むどころではなくて困ります。でも嫌な訳ではなく、自然と笑みがこぼれてしまう。 #黒バスプラス

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君と出逢えたのは運命だったんだよ。『…だから付き合えって言うんですか？』さすがに先輩相手にバッサリ切り捨てる訳にもいかず。「…運命、なんて言葉を借りてしか君に好きだって言えないけど、この気持ちは本当だから」…バスケやってる時みたいに真面目な顔でそれはズルい、です。 #黒バスプラス

琳華 @rinka0v0y

【お泊まり翌日の朝】かっこいい、と素直に見とれてしまう。隣で眠る涼太はやっぱりモデルなのだ。「…あんまり見つめられると穴開きそうなんスけど？」目が覚めて朝から色気出して笑う表情すらもかっこいい。『…もう耳に開いてるじゃない』悔しくて涼太の耳を軽く引っ張ってやった！ #黒バスプラス