放射性物質の分布状況等調査データベースを用いた検討結果

放射性物質の分布状況等調査データベース( http://radb.jaea.go.jp/mapdb/ )で公開されているデータを用いて、私が検討した内容をまとめました
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

【MEXT】放射性物質の分布状況等調査データベース→http://t.co/RHDFUOKk 測定データの全件ダウンロード→http://t.co/7lgDQbyN

2012-09-13 19:37:40
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

http://t.co/16mQ43Mp (ようやく放射線量等データベースが公開された━(゚∀゚)━!)

2012-09-13 19:41:43
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/Vr30IJs1 しかしcsvをダウンロードしたけれども、各地点で測定された空間線量率の測定結果と、土壌表層における放射性物質の放射能濃度の測定結果が分かれていたり、北緯と東経の座標入力を拝見して('A`)

2012-09-13 19:49:59
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/Vr30IJs1 試料採取日が2011/6/4~2011/7/8だから、第2次分布状況調査の結果は含まれていないようだ。 あとは「37°37'53.5"」といった入力を10進法入力に変換しないと…('A`)

2012-09-13 19:58:23

Cs134/Cs137放射能比

Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

土壌中のCs134/Cs137放射能比(2011/3/11時点の値に換算)の頻度分布を作成してみました 出典:放射性物質の分布状況等調査データベース→http://t.co/BdgHyXU2 http://t.co/vAPJTEuE

2012-09-20 01:29:06
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

http://t.co/vAPJTEuE 各サンプルの平均値を使わず、サンプル1~7でCs134/Cs137放射能比(2011/03/11換算)を求めて頻度分布を作成したのだけれど、1.09~1.10の範囲で小さなピークが現れた。このピークが本当だとすると非常に興味深い

2012-09-20 01:35:42
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

というのも、Cs134/Cs137放射能比というのは破損した核燃料の燃焼度に対応しているので、主成分として比が約1.0の放出と、もう一つの成分として比が約1.1の放出があったかもしれないからだ

2012-09-20 01:38:16
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

一つよく調べて確認しないといけないのは、http://t.co/7lgDQbyN でダウンロードできる土壌試料の核種分析結果に格納されている、"各サンプルの沈着量の平均値"のデータが、各サンプル1~7の沈着量の値からどうやって算出されたのか、という点

2012-09-20 01:52:00
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

奥村晴彦先生のHP(http://t.co/KVz715Hv )において、昨年公開された土壌中Cs134,137濃度に基づいて、Cs134/Cs137放射能比の頻度分布が整理されているが、その頻度分布では約1.1付近にピークは確認できない

2012-09-20 01:55:43
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/MH4ZTilH ちなみに私が作成してみた図で示すと→http://t.co/4FlN2WUX 昨年公開されたhttp://t.co/8ctCLPel のデータを整理したときにはCs134/Cs137放射能比が約1.1の小ピークは観察できなかった

2012-09-20 02:05:09
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Michiharu Wada @mw_mw_mw

土壌調査データの新規公開で5個/地点の個々のデータ(統計誤差付き)が読めるようになったが、惜しむらくは測定の検出器IDが無かった。Cs134の定量には主にサム補正からくる系統誤差が露見しており、134/137比を高精度で議論する場合注意が必要です。@hyd3nekosuki

2012-09-20 11:31:05
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

@mw_mw_mw さま、ご助言下さり有難うございました。発表後のコメントと致しましては、Cs134/Cs137放射能比について炉物理的に考察する前に、各実験データについてCs134のカスケード補正が適切になされているかどうかを確認すべし、とのご指摘頂きました

2012-09-20 22:07:30

航空機モニタリングによる空間線量率[μSv/h]

Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

【MEXT】放射性物質の分布状況等調査データベース→http://t.co/RHDFUOKk 航空機モニタリング及び走行サーベイの測定結果を公開→http://t.co/l4Svx95f  走行サーベイはH23.6の調査、航空機モニタリングは第4次測定結果(H23.11.5換算)

2012-10-02 10:39:50
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

先週9/28にhttp://t.co/xxnMFNH0 とのお知らせがあった件、いつの間にか航空機&走行サーベイ測定結果が公開されていた→https://t.co/DGxPTIAt

2012-10-02 10:45:49
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/DGxPTIAt から航空機モニタリングの結果をダウンロードしてみた。行数が13万行超えなので、Rを使用して図を作成するのが良いか。(北緯, 東経)が(37°57'16.5", 140°25'20.4")といった書式だから10進法に変換せねば

2012-10-02 11:12:29
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

Rで北緯,東経の10進法への換算は以下のようにやってみた: conv <- function(x){ y=strsplit(x,"°|'|\"") y=as.numeric(y[[1]]) return (y[1]+y[2]/60.0+y[3]/3600.0) }

2012-10-02 19:44:55
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

あと、空間線量率の値として"<1.0E-01"という文字列が入っている地点もあったので、adhocではあるが、プロット上は"1.0E-01"として図示した

2012-10-02 19:47:06
Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/DGxPTIAt 公開データを用いて、第4次航空機モニタリングの空間線量率(2011/11/05換算)を0.1~100[μSv/h]の対数目盛りで図示。カラーレジェンドの色合いは青白赤黒のグラデーション http://t.co/MpnRnRYD

2012-10-04 00:17:35
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/DGxPTIAt 公開データを用いて、第4次航空機モニタリングの空間線量率(2011/11/05換算)を0.1~100[μSv/h]の対数目盛りで図示。カラーレジェンドの色合いはYlOrBrを使用 http://t.co/bEm4B9QE

2012-10-04 12:03:56
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/DGxPTIAt 公開データを用いて、第4次航空機モニタリングの空間線量率(2011/11/05換算)を0.1~100[μSv/h]の対数目盛りで図示。カラーレジェンドの色合いは虹色状のグラデーション http://t.co/WeegSjjA

2012-10-04 00:20:42
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

この図(http://t.co/WeegSjjA )を、0~80[μSv/h]の線形目盛で図示するとこのような分布図となる。最大値は、1F付近の北緯37°25'26.3",東経140°59'36.8"地点における74 [μSv/h] http://t.co/U6mSqXwY

2012-10-04 00:26:49
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

空間線量率が0.1~74 [μSv/h]の広範囲に渡る為、線形目盛でプロットするとグラデーションが分かり難い。そこで、この図(http://t.co/U6mSqXwY )の目盛を0~5 [μSv/h]の範囲で図示するとこのような形 http://t.co/q6fYaTBi

2012-10-04 00:30:20
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Tomohiro ENDO @hyd3nekosuki

https://t.co/DGxPTIAt 【試算】公開された航空機モニタリングの空間線量率データ(2011/11/05換算値)に基いて10年後と50年後の空間線量率を予測。ただし、Cs134,137の物理的半減期による減衰のみ考慮 http://t.co/KmAOZIR9

2012-10-04 01:04:10
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