@satodainu 保健管理センターの医者に、医学研究者のノリで相手されたんでたまらんと師匠が言ってた。学術的に正しい説明を丁寧に詳しく目を輝かせながらしてくれるが、患者の安心感にはちっとも結びつかないのだと。
2010-07-28 11:53:52@apj 相手が大学の人だってんで、間違って研究者モードに切替えちゃったのかな。そこは医者モードでやってほしいですよね。(^^;; でも他の病院で勤務してなくて、保健管理センターでしか診療してない人だと、そういうモードしか持ってなかったりして。それは嫌だなぁ。
2010-07-28 11:58:59@satodainu 新型の検査装置のすばらしさを解説本まで出して得々と語り「では検査してみましょう」。結果をみて「突然倒れる人もたまに居ますが80歳越えるまでぴんぴんしてる人も大勢」。医学的には正しいが、にっこり笑って「大丈夫ですよ」と言ってくれた方が患者は安心して元気になる。
2010-07-28 12:40:07@kamezonia 「5年生存率30%です」が客観的に正しくても、個人にとっては5年後死んでるか生きてるかはどっちかしかなくて大問題だから、不安を減らすとか受容するためにはまた別のことをしないといけないんじゃないかな。この正しさは保険屋さんには大変役立ちそうですけど。
2010-07-28 13:52:32@apj そうでしょうか。ぼくは危険率が3倍に増えた、というような受け止め方をして、ついつい覚悟とか腹を括る、その事態に備えるといったことを考えてしまいます。いや、まあ、ほかのことも必要な場合は多いとは思いますが。
2010-07-28 13:57:48@kamezonia 最初から腹を括れる人、いろいろ悩んだ後何とか受容できるようになる人、押しつぶされて変なものに頼る人、知らない方が幸せだったと思う人など、いろいろなんじゃないかなぁ。どこかで、後に残る近しい人のためにどうしておくか、といったことを考えるんだろうけど。
2010-07-28 14:21:10@apj ああ、まあ、そうですねえ……一様ではないですよね。少なくとも今は。いや、将来もか。なにが必要かも一様ではないのかもしれないですね。
2010-07-28 14:25:17. @apj @kamezonia 「5年生存率30%です」という情報が客観的に正しいだけでなく、それを本人が冷静に受け止める必要がありますよね。そのためには、まず安心して落ち着いてもらわないと。死の恐怖の中で聞く「5年生存率30%」は、「お前死ぬよ」と同義ではないかと思う。
2010-07-28 18:34:01.@satodainu @apj そうですね。7割の確率ですから。そして、ぼくはその捉え方がほぼ妥当だと考えているので「覚悟する」「そのときに備える」なんていう発想が出てきてしまいます。で、助かった、3割側に入れた場合は大ラッキーなわけです。
2010-07-28 18:37:54勘違いしたまま書いてしまった。「5年生存率70%」でも「私は死ぬんだ死ぬんだ…」になってしまいがち、と書きたかった。 QT @kamezonia: . @satodainu @apj そうですね。7割の確率ですから。そして、ぼくはその捉え方がほぼ妥当だと考えているので「覚悟する」
2010-07-28 18:51:37@satodainu @apj わたしの叔母は、かなり成功率の高いカテーテルアブレーションでもかなりおびえました。実際は「失敗=効果がない」でも「失敗≒死ぬ」と想像しがちです。 http://bit.ly/bt6GJp&adb/1-2/2795s.html
2010-07-28 18:59:00. @kamezonia @apj うちでは、母に白内障の日帰り手術を受けさせるのに、半年がかりで説得したことが。説得と言っても、受けなきゃ受けないで構わないわけですが。
2010-07-28 19:10:17@satodainu @apj 似てますねえ。前述のケースでも、その手術を受けない場合のデメリットは、不整脈による間欠的な苦痛が続くことと高齢になってからでは手術できないかもしれないことだったのです。でも、つらいとはいえ60年つきあってきた不整脈なんですよね。
2010-07-28 19:12:48.@satodainu @apj うろたえているというほどではなくても、理解が不正確というか極端に触れやすい。うちの母は寝たきりの父の介護の際に医者が言った、「意識回復の可能性はかなり低い」を数日で「もう意識は戻らない」に化けさせました。まあ、それでほぼ正しいのですが。
2010-07-28 19:17:05.@apj @satodainu 「現状ではぜんぜん見通しが立たないので、最悪の場合、余命三ヶ月かもしれないし3年か、もっと長いかもしれない」という説明を「余命三ヶ月と言われた」と受け止めちゃったガン患者も見ています。これはまあ、うろたえちゃったのだと思いますが。
2010-07-28 19:22:32. @kamezonia @apj そういう状況で「医学的に正しい情報を与えたもーん!」とか言う医者がもし居たら、それは医療人が取るべき言動じゃないだろコノヤロウ、とか思う訳です。 そう言ったのが医者ではなく医学者だったら、しゃぁねぇなぁ、と思うくらいかもしれないけど。
2010-07-28 19:27:52.@satodainu @apj いやまあ、そうなんですけどね>〈「医学的に正しい情報を与えたもーん!」とか言う医者がもし居たら〉 でも、「じゃあ、どうすればいいの?」と考えると、「だいじょうぶですよ、安心してください」でいいんでしょうかね?
2010-07-28 19:32:04統計はみんなの話だけど、病気は個人個人の話でもある。「その人の話」として話す。T @satodainu: . @apj @kamezonia 「5年生存率30%です」という情報が客観的に正しいだけでなく、それを本人が冷静に受け止める必要がありますよね。そのためには、まず安心して
2010-07-28 19:33:26@kamezonia ちょっと違うケースですが、私の近しい人がガンで倒れて、「後1週間」は持たないだろうと最初言われて、でも1年間くらい生き続けられたのですが、それを別の近しい人は、「奇跡だ」と言っていました。
2010-07-28 19:34:08「死ぬ可能性があると書いてあった。失敗しても文句を言いませんみたいなことも書いてあった。話が違うって怖くなった。90何パーセントの成功率だからだいじょうぶって言っていたのに。(続く)/ PSJ渋谷研究所X: 病院に行く勇気【追記あり】 - http://bit.ly/aMvsNk
2010-07-28 19:34:35(続き)でもお医者さんは『心臓の手術だから、100例に何例かぐらいはあるけど、まずだいじょうぶだ、万一のことだ』って言うし、もう手術の前日だし、諦めて署名した」/ PSJ渋谷研究所X: 病院に行く勇気【追記あり】 - http://bit.ly/aMvsNk
2010-07-28 19:35:25.@nennpa @apj @satodainu そうなんですが、おおむね統計上の例外は実際も例外で済むわけですよ。しかし、稀に自分が例外に当たることもある。もう、そこはどうしようもないということを、当事者(である叔母なり自分)が理解しないことには……と、どうしても考えてしまう。
2010-07-28 19:38:34