自給自足とTPPと日米安保－－３．１１と尖閣紛争で見えたこと

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

大前提として、先端の先進国となった我が国には、「ここだけ自由化して、ここは保護主義」というような　「いいとこどり」　が認められなくなっています。農業やサービスも自由化せざるを得ません。それを逆手に取って農業やサービスで世界から稼ぐにはどうしたらいいかです。　@umayado17

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

逆に、「農業を保護したい」「農業を自給自足にしたい」＝「あらゆる産業を保護して、あらゆる産業を自給自足にする」ということになってしまいます。そういう局面において、自給自足で我が国が維持できるかといえば、無理です。　@umayado17

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

我が国が自給自足を追求すると、イノベーションが止まってしまいます。これは軍事技術の更新ができなくなることを意味するので、必然的に、アメリカが日本防衛から手を引いた瞬間に、日本終了ということになります。周りに、我が国を狙う侵略性の国家、ロシアと中国があるからです。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

江戸時代は、まわりに侵略性国家がなかったのでなんとかなりました。が、ロシアが極東に出てきたが為に、日英・日米が結びつかざるをえなくなったという地政学上の要請がありました。現在はそれに加えて中共がナチス・ドイツ化しておりますので、現実的に自給自足が成立することはありません。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

一方で、我が国は昭和４０年ごろ、水田面積が最大となり、主食の米に限れば、自給自足となりました。我が国の「いざ」という時の事を考えるなら、「いかに水田面積を維持するか」が大事です。国家の経済を考えれば、「最も安く水田面積維持する」事を追求すべきです。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

全水田を維持しつつ、コストをできる限り安く、ということになると、すべき事は、１．農業の運営主体の大規模化　２．水田の農地転用を厳禁すること（必要に応じて、転用済みの水田を再生）　ということであり、１の足を引っ張るのがJA農協で、２は本気で立法すれば済みます。その上で、・・・

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

その上で、その水田を最大限活用して、世界中に米と言わず農産物を輸出することです。この様な状態であれば、全水田は維持され、いざというときは稲作に戻すことができますから、食糧で飢えることはなくなります。現在の農政は、輸出などを全く考えず、零細農家の土地切り売りが主眼となっています。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

現在、JA農協はTPPに大反対を繰り広げていますが、主業農家・専業農家は、TPPどんと来い、という考えが主流です。TPP反対は、日本の農業が輸出大国になれる事を知らない人の恐怖心につけこんだ、JA農協と農水省の利権温存のための工作に過ぎません。農協も農水省も要らないのです。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

自給自足は要らないかといえばそうでもなく、自給率が高いほうが、外交交渉上立場が強くなる、ということです。これを、「絶対生存条件」というように発想しますと、戦前のドイツそして、それを追随した大東亜共栄圏の追求ということになり、我が国は自滅します。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

我が国は、近隣に巨大な侵略性国家（ロシア、現在は加えて中国）が発生し、しかも、エネルギーや資源、技術、知識などを海外とのやり取りに依存しています。その結果として、海洋国家の道を歩み、その制約の中で、我が国の生存と豊かさを追求しなければなりません。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

必然的に、自由貿易を尊び、国際社会における法の支配、つまり、国際法と戦時国際法の尊重こそが、我が国の国益となります。逆に、自由貿易を破壊する勢力、海上交通網を破壊する勢力、国際法や戦時国際法を破壊する勢力は、我が国の「敵」となるわけです。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

「JA農協の暴虐な政治活動を禁止するなど、農業の市場機能を健全かつ最大化することに政治・農水省は介入すべきであって、精算（コメの減反など）や消費（価格）に対する計画経済的な政府介入は、厳しく禁止・排除されるべきである」（中川八洋）

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

大量の日本人がTPP反対に流されたのはなぜか。「破綻に突き進む日本農業の惨状や消費者泣かせの日本の農産物価格の異常な高さなどの現実を正しく直視するのを嫌悪し拒絶する、不正常な精神の持ち主に、日本人の多くがなってしまった」から（中川八洋）　★民主現象、維新現象も同じこと。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

TPP反対に流さるのはなぜか、「日本は世界的に見ても極度に社会主義思想に冒された国だが、これによる症状」「社会主義的なイデオロギーに無意識であれ薄く汚染されるだけで、社会主義のドグマから展開されたTPP反対論に共感・共鳴したり、さほどの抵抗感がなくなるのは、ごく自然」（中川八洋）

元羊飼いk_morohashi @k_morohashi

@umayado17 農業に携わったばかりで聞きかじりですが、畑⇔水田の切り替えは大変だと聞きました。農政が輸出を考えていないというより、円高デフレで高価な日本産を買おうという人が少ないのだと思います。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

はい。水田のまま維持するのが肝要と思います。ですので、減反政策＝荒地化・畑地化など、論外です。「輸出を考えていない」のではなく、輸出するには非常に多くの規制・非関税障壁があり、「輸出を考えにくい」のです。コストについては小規模農家では無理です。　@k_morohashi

ベス @junjunnene

@umayado17 @rang1984 @noneter 田舎ですが、休耕田も多いし農家の方はおじいちゃんおばあちゃんばかり…。機械は高いわ、収入はないわ大変です。でもおじいちゃんおばあちゃんが作る野菜は最高に美味しいのです‼日本人が作るんだよ！どれだけ行届いてるか（≧∇≦）

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

このまま行けば、そういう農地は高齢世代がリタイヤされると、必然的に「荒地」となって日本農業が死にます・・・。今のうちに若手がばりばり農業やれるように、農業法人化して世界に挑戦していく必要があります。じゃまなのは農協。　@junjunnene @rang1984 @noneter

@kanemitu17

@umayado17 カルビーが北海道の農家と直で契約しようとした時、農協の妨害が酷かったらしいですね。当時の農協職員へのインタビューで「そりゃあ、お互い大人なんだから・・・ねぇ」とカメラの前でニヤニヤしながら答えていて、「うわぁ・・・」となったのを覚えています。

うまやど🇯🇵 #StandWithUkraine @umayado17

農協は独占禁止法の適用除外となっています。その結果、一地域には一つの農協が独占します。また、農作物の流通、農機具や農薬の流通、預貯金・農家への貸付、保険販売、などを一業種で行なっています。　@kanemitu17