イタリアの初期映画~ネオレアリズモ とその世界的影響

第2部は、日本で未紹介のロッセリーニの後期時代のみの話。
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kmrt @kmrtwit

イタリフィルム http://bit.ly/aMMRGC のウィキペディア日本語版項目を作成。同社は黒澤明『羅生門』1950を第12回ヴェネツィア国際映画祭に出品した企業として知られるが、メインはイタリア映画の日本への配給で、第1回作品はロッセリーニ『戦火のかなた』であった。

2010-07-28 20:18:30
kmrt @kmrtwit

イタリフィルムの功績は、ネオレアリズモからイタリア式コメディの時代のイタリア映画をほぼリアルタイムで日本でも公開したことだろう。現在の日本がほとんど忘れ去っているルイジ・ザンパ、ルイジ・コメンチーニ、ディーノ・リージ、アントニオ・ピエトランジェリ等はこの時期に紹介されている。

2010-07-28 20:47:44
@ttt_ceinture

こんな映画会社あったのか。50年代の情勢を作ってたのかな。『無防備都市』『ドイツ零年』、デ・シーカ『靴みがき』『自転車泥棒』『ウンベルト・D』と、ネオレオリスモをどかんと紹介してるなあ。

2010-07-28 20:21:23
@ttt_ceinture

たしかATGもフェリーニやパゾリーニを日本に持ってきていたような。 http://bit.ly/93ZaIX 外国映画を持ってきていたのは1962-74年までなのかな。フランス映画社が設立されるのは1968年、BOWシリーズ開始が1976年だから、プレフランス映画社時代か。

2010-07-28 20:25:49
@ttt_ceinture

柴田駿-川喜多和子ペアによるフランス映画社は、ちょうど蓮実時代の以前以後にまたがっている。蓮実&山田宏一の全10巻ビデオ版ライブラリー・シリーズ「リュミエール・シネマテーク」って映画会社の関与あるのかなあ。忘れてしまった http://bit.ly/a62JEL

2010-07-28 20:28:16
kmrt @kmrtwit

ネオレアリズモからイタリア式コメディ初期までですね。RT @ttt_ceinture: こんな映画会社あったのか。50年代の情勢を作ってたのかな。『無防備都市』『ドイツ零年』、デ・シーカ『靴みがき』『自転車泥棒』『ウンベルト・D』と、ネオレオリスモをどかんと紹介してるなあ。

2010-07-28 20:31:36
@ttt_ceinture

その後のネオレアリズモってどこが紹介してたんだろう。RT @kmrtwit ネオレアリズモからイタリア式コメディ初期までですね。RT 『無防備都市』『ドイツ零年』、デ・シーカ『靴みがき』『自転車泥棒』『ウンベルト・D』と、ネオレオリスモをどかんと紹介してるなあ。

2010-07-28 20:37:45
kmrt @kmrtwit

@ttt_ceinture イタリフィルムが曾我正史に営業譲渡したころにはネオレアリズモの時代はすでに終わっており、イタリア式コメディの時代になってますから、紹介され損なったものは後からATG等が拾っているんじゃないでしょうか?

2010-07-28 20:42:30
木谷百里 @330could

@kmrtwit 私もこんな映画会社が、日本にあったなんて知りませんでした!どこかやらないかな…やりませんよね(笑)。私の大好きな映画が目白押しです。実は私、イタリア映画が一番好きなのかもしれないと、最近気がついたところです!

2010-07-28 20:43:41
kmrt @kmrtwit

@330could イタリア映画最高ですよ!このリストを見てわたしもめまいがしました。ジュリアーナ・ストラミジョリ最高。彼女がいなければ、『羅生門』はヴェネツィアで金熊賞を獲ってないし、このチョイス、最高です。

2010-07-28 20:51:13
木谷百里 @330could

@kmrtwit うわーん…観たいよ!<『羅生門』。このウィキペディアほとんどが赤字だから、ほとんど情報なしってことで(苦笑)。どんどん青字に更新していってください!私も協力したいところですが、何のおちからにもなれません(涙)。

2010-07-28 20:55:15
kmrt @kmrtwit

@330could すんません。イタリア語版や英語版へのリンクをさぼってますw

2010-07-28 20:57:56
@ttt_ceinture

ふーむ…。RT @kmrtwit //イタリフィルムが曾我正史に営業譲渡したころにはネオレアリズモの時代はすでに終わっており、イタリア式コメディの時代になってますから、紹介され損なったものは後からATG等が拾っているんじゃないでしょうか?

2010-07-28 20:52:00
kmrt @kmrtwit

ちなみに曾我正史とはこんな人 http://bit.ly/d9BfXH RT @ttt_ceinture: ふーむ…。RT @kmrtwit //イタリフィルムが曾我正史に営業譲渡したころにはネオレアリズモの時代はすでに終わっており、イタリア式コメディの時代になってます

2010-07-28 20:56:53
@kmrtwit

戦後NCC会長として洋画の配給を行なった曾我正史は、戦前の片岡千恵蔵プロダクション専務であり、戦後は大映の専務、1958年3月には日映株式会社設立、1962年にはイタリ・フィルムの営業譲渡を受け1963年3月東京第一フィルムを設立するが、元は『ごろん棒時代』の監督振津嵐峡である。

2010-07-08 01:54:38
@ttt_ceinture

なるほど。こういう人の移動って映画会社だとよくあることなんですか。RT @kmrtwit: ちなみに曾我正史とはこんな人 http://bit.ly/d9BfXH RT

2010-07-28 21:08:12
kmrt @kmrtwit

@ttt_ceinture 1900年代から1950年代までくらいですかね。

2010-07-28 21:09:04
@ttt_ceinture

今ATGリスト見てみたら、デ・シーカ『ウンベルトD』(製作年から11年後)『アルトナ』(製作から4年後)、フェリーニは『8 1/2』『魂のジュリエッタ』(それぞれ製作から2年後)、アトニオーニ『女ともだち』(製作から8年後)、カステッラーニ、モニツェッリ、ボロニーニぐらいなので、

2010-07-28 20:55:15
@ttt_ceinture

イタリア中心でもなく、フランス(コクトー、ゴダール、ヴァルダ、トリュフォー、レネ)、ポーランド(カワレロッヴィッチ、ムンク)、スウェーデン(ベルイマン、シェーベルイ)、ソ連(エイゼンシュタイン、タルコフスキー)、アメリカ(ハリウッド50年代派からカサヴェテス)と跨ってるな

2010-07-28 20:58:36
kmrt @kmrtwit

どのなかでネオレアリズモと言えるのはかろうじて『ウンベルトD』、しかもイタリフィルムの再映。RT @ttt_ceinture: 今ATGリスト見てみたら、デ・シーカ『ウンベルトD』『アルトナ』、フェリーニは『8 1/2』『魂のジュリエッタ』、アトニオーニ『女ともだち』

2010-07-28 21:00:19
@ttt_ceinture

やはりネオレアリズモは一旦終焉したというか、個別作家の展開に移ったのか。といっても、パゾリーニって75年に死んじゃってるんだよな。キネ旬の『世界の映画作家』でゴダールとパゾリーニが並んで第1巻を飾ったのは1979年。すでに死後か。 http://bit.ly/di6qAB

2010-07-28 21:04:37
kmrt @kmrtwit

短いネオレアリズモ・ローザの時代を経てイタリア式コメディの時代に入りました。これはヌーヴェルヴァーグと同時期のローマでのムーヴメントです。RT @ttt_ceinture: やはりネオレアリズモは一旦終焉したというか、個別作家の展開に移ったのか。

2010-07-28 21:24:31
木谷百里 @330could

@kmrtwit デ・シーカ『ウンベルトD』は、先日IVCさんにDVD化を頼んだところです(笑)。

2010-07-28 21:01:45
kmrt @kmrtwit

ネオレアリズモとはなんだったのかをかんたんに言うと、戦争による技術革新で生まれた軽量型のカメラを、お話のなかの人や歴史上の人物ではなく、「自分たち」に向けたということ。これがまずロンドン、そしてパリ、リオデジャネイロ、東京、ワルシャワ、リスボン、プラハ、ニューヨークに飛び火した。

2010-07-28 21:08:04
kmrt @kmrtwit

1910年前後のイタリア映画がなかったら、グリフィスは『イントレランス』を絶対つくってないし、1940年代のネオレアリズモがなければ、ヌーヴァルヴァーグは生まれてない。世界が同時多発的ニューウェイヴにわき上がる中、イタリア式コメディに突入、ジャッロ、マカロニウェスタン、ホラー…

2010-07-28 20:53:57
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