電子書籍も紙の本も、モノじゃなくてサービスだ!
楽天の回し者じゃないけど、一夜考えて「電子書籍というのは、サービスを売っているのと同じ」でいいんじゃないかと結論。紙の本も実はモノじゃなくてサービスだったとさえ思う。ツイッターで続く。 / “電子書籍はゴミだ - novtan別館” http://t.co/s0VikrNO
2012-09-28 13:04:32承前。紙の束は物体だけど、価値は中身、つまり情報や知識や知恵にある。あの束は実は中身へアクセスするためのチケットだったんじゃないか。出版業の本質は、チケット販売業というサービス業だった。というのも、中身は性質上売買できないもの。知恵をどうやって売るの!シェアするしかない!続く。
2012-09-28 13:11:11承前。(電子)書籍を一度読んで情報や知識や知恵をシェアさせてもらったら、書籍なり出版の目的達成だよ。何度も読みたい本は、何度も読む価値のある情報や知識や知恵へのチケットだということ。本来、何度も買うべきものなんだ。演劇だって、何度も観たい作品は何度もチケット買うでしょ。同じ。続く
2012-09-28 13:15:32承前。紙の本というシステムのほうがおかしかったのだ。どんなにいい本でも1冊分のお金しか払ってもらえない。電子書籍になって、価値の分だけ(読みたい回数だけ)お金を払ってもらえるシステムに近づくのではないだろうか。以上です。
2012-09-28 13:21:04さっきの連投、ものすごい勢いでリツイート等していただいているようで、嬉しいです。この件について、もっとよく考えたいです。この件の記事、エントリ等書いた方は、ぜひぜひお知らせください!
2012-09-28 13:37:43従来型の書籍がデフォルトで無限回数チケット出会ったために齟齬が出ているんですよね“@mamiwt: 承前。(電子)書籍を一度読んで情報や知識や知恵をシェアさせてもらったら、書籍なり出版の目的達成だよ。何度も読みたい本は、何度も読む価値のある情報や知識や知恵へのチケットだということ
2012-09-28 14:37:26あんぐり。(この人の話信じると)著者ってのはどこまで守銭奴なんだ。映画や観劇が1回のみの料金って、書籍は例えるならDVDのほう。上演・上映を見る行為は、図書館で借りるとか友人に読んで読んで!って貸してもらうかのこと。RT @mamiwt https://t.co/jt9f4vDW
2012-09-28 15:27:08さっきの関連。私は子供の頃から「本は捨ててはいけない」教育だったのよね。中学の時、いらない本を二冊バザーに出せとノルマ課せられ「いらない本なんてない」と必死で抵抗するも、結局バザーに出すために古本屋で読みもしない本を二冊買わされたトラウマがある。本は財産だよ。消えていい訳がない。
2012-09-28 15:44:15↓1回いくら、という設定次第でヒットするか沈没するか分水嶺。もしかしたら、そういう仕組みが逆に足かせになって売れていかないかもしれない。でも、紙の本だとどこに行ったかわからなくなるので、そう思うとこのシステムでも良い気はしなくもなく。
2012-09-28 14:37:59↓しかしそうすると、ヘビーリーダーであればあるほど損をするという奇妙な構図ができあがる。観劇などはライブであるがゆえに1回1回の価値はあるが、文字情報は何度見ても変わらない。インターネットは何度見ても無料だ。バカバカしくはならないだろうか。 @mamiwt
2012-09-28 14:40:02↓そういう意味ではやはり、売り切りのスタイルも選べるようにしておかないといけないと思う。しかし、そうすると掲げたポリシーとは相容れない。うーん、やはりこの考えにはムリがあるのではないか。
2012-09-28 14:41:34商売という面で見れば、パッケージという形態は「とりあえず」という人間をも取り込める。所有欲をくすぐれば、すぐに見たいわけではない客も買ってくれる。所定の金と物とを交換し、その後は自由に扱える。すでにあちこちで言われているが、廃れつつはあるものの、未だに手放しがたい方法の一つだ。
2012-09-28 14:45:06@7mencho 損と考えるかどうかは人それぞれかと。文字づらは同じでも、読み落としに気づいたり、受け止め方が変わったり、それによっておのれの理解が深まったり、成長に気づいたりするものではないでしょうか。とすれば、それもまた“ライブ”かと。
2012-09-28 14:45:02@mamiwt 私見ですが、この売り方を全体に適用しようとするとムリが生じると思います。渡辺さんの提案が理に適った本の市場もあるかと思いますが、そうでない市場もあると思います。週刊マンガみたいなものには適していると思いますが、論文の文献になるようなものには適さないと考えます。
2012-09-28 14:48:07@7mencho 私はむしろ論文の文献をイメージしていました!自分の論文(食い扶持)を支えてくれるものは、例えば引用する度に買うべきでは?専門書は高価ですが、それは現状で売れる部数で値付けしているからですよね。電子なら、グッと安くして何度も買うことで売上を維持orアップできるかと
2012-09-28 14:53:56@mamiwt 確かに最初の敷居が低くなることで、有用な論文が多くの人の目に止まるかもしれません。しかし、人によっては閲覧の回数が多くなって、現状の書籍より高くなる可能性もあるわけです。そうすると逆に本当に必要だった人が手にとってくれなくなるのではと危惧もしています。
2012-09-28 14:57:41@mamiwt それはいい解決法の一つですね。ただ、目的の書籍が現実的に行ける/通えるところの図書館に無いと手詰まりになってしまうと思います。
2012-09-28 15:17:52@7mencho 電子図書館はどうでしょう? あと、今のリアル図書館でも、他の図書館の蔵書を取り寄せてくれるサービス、ありますよね。その延長線上でなんとか。
2012-09-28 15:26:33@mamiwt あと、形態がおぼろげなので杞憂かもしれませんが、読みかけで閉じたら、続きを読む時はまた払うんですか、という不安もあります。この辺はしおり機能の活用で負担を緩和できそうな気もしますが。
2012-09-28 15:00:45@7mencho そういう問題もありますね。理屈と技術がうまく折り合えばいいですが、ある程度、エイヤッと割り切る必要も出てきそうですね。
2012-09-28 15:06:49もちろん私が言っているのはまだ机上の空論というか試論のレベルなんですが、私自身、引越しで処分したけど「あの話載ってたのはあの本だったなあ」と買い直した本や、何度も読んでメモもとって「1250円しか払ってなくて申し訳ない」けど本棚いっぱいだから2冊は買えない本、があります。
2012-09-28 15:02:24@mamiwt https://t.co/oHJoMGFP 自分としては、渡辺さんの仰る方法(従量制)と売り切り(固定制)の併売というのが一つの解決策としてあるのではないかと愚考します。ポリシーが整合しないのは気持ち悪くもありますが。
2012-09-28 15:27:48