アニメミライ公式レポーターへの想い

アニメミライのプロジェクトマネージャーで弁護士で吉田尚記アナウンサーの同級生、桶田大介さんのツイートから。
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桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

アニメミライの公式リポーター企画について、思うところをTweet。当初は「声優を目指しているような若い方に、制作現場を見て、監督/プロデューサー等とも人的繋がりを作る一助になれば…」ということで、この企画を立ち上げました。でも、実際、ご応募いただいた方は、その思惑を超えていました

2012-09-26 00:11:56
桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

蓋を開ければ、応募数は60余名。声優さんを目ざしている/声優の卵的な方も半分程度はおられました。残りはそうではない学生さんや、既に働いておられる方々。概ね皆さん、「大好きな/自分の半身を形成している『アニメ』にどんな形でも関わりたい。現場に触れたい。」という熱い想いがありました。

2012-09-26 00:14:53
桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

想いを基準に選んでも、到底10名にすら、収まりません。泣いて馬謖を斬るの心境で、一同、延々議論の果て、絞り込みました。今回の件で分かったことは、アニメミライというプロジェクトは、そういった「想い」をお持ちの皆さんが、アニメに関わる貴重な機会を提供する場となり得るということでした。

2012-09-26 00:17:55
桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

ぎりぎりのところでOJTによる人材育成に取り組んでいる4社の現場に、過度の負担をかけることはできません。その意味で当然、限界はあります。そうはいっても、時と場所、役割を工夫すれば、通常の商業プロジェクトよりも余地は大きいのは確かです。とりわけ、プロモーション回りは顕著です。

2012-09-26 00:19:38
桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

今は未だ分かりませんが、きっと、「公式リポーター」という枠に漏れる結果となった方についても、何らかの形で今後、アニメミライというプロジェクトについて、事務局の一員のような形で、お手伝いいただくことはあり得るのだろう、と思います。

2012-09-26 00:21:24
桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

同時に、今回はその様な経緯で女性に絞って募集をしましたが、当然、男性についても何かの形で、プロジェクトの一翼を担っていただくような場を準備できることが本来は望ましいのだ、ということも感じることができました。今後の課題ですが、なにか、形にできればと思います。

2012-09-26 00:23:07
桶田大介(💉4回済) @DaisukeP

私はつい先日37になりましたが、20代の方々は私の想像を超えて、アニメが血肉の一部の方も居られるのですね。そんな若い方々の思いや意欲を、何か上手く繋げる仕組みがアニメミライの中でももっと組み込めないものか。公式リポーター企画は、そういったことを改めて考えさせてくれました。(終了)

2012-09-26 00:25:25

まとめ人による補足

声優業界に疎いとなんで女性限定で募集したかわからない人がいるかもしれないので身も蓋もない話を補足しておきます。

スフィアをはじめとする声優の公募企画は過去ほぼすべて女性限定なのを見ればわかるとおり、「新人女性声優」は何らかのきっかけで大きく羽ばたける可能性はあります。男性声優にはそんなものはありません。

一般には声優ファンのうち、男性は少々演技が下手な相手でも見守る傾向があるのに対して、女性ファンは演技が下手だと外見がイケメンでも相手にしないからだ、的に言われています。
これが本当なのか、検証したことはありません。
ですが事実として、男性声優が芽が出るタイミングが女性声優よりも遅い、あるいは、若い女性声優に需要があるのは事実です。

さて、
http://gigazine.net/news/20120506-digitalcreator-machiasobi8/

で紹介されている堀内賢雄さんの言葉、
『誰にも顔と名前を覚えてもらって、かわいがられないと仕事なんて無いんだから』 はまったくの真理で、それが「監督/プロデューサー等とも人的繋がりを作る一助になれば」の中身です。

「覚えてもらって」という効果だけなら男女どちらでも同じでしょうけれども、実際の声優界の状況を見ると、女性でないと恩恵を受けるのは難しいでしょう。少なくとも私が桶田さんの立場なら、そう考えます。

再補足事項

なお、時間が経過しているので分からなくなっている部分・新たな情報が出た部分もあるので、多少状況を追記しておきます。

・公募企画
もともとこのまとめはレポーターの公開オーディション前に出しておこう、と作ったものでした。
公開オーディション自体は10月7日に『マチアソビ』の一環として行われました。募集要項及び選考過程から推察すると、当初から公開オーディション企画が前提になっていたと思われます。

・T・ジョイ
『アニメスタイル003』に掲載された記事『アニメミライへの質問状』で、公式リポーターについてはT・ジョイ(シネコンを展開してる興業会社。アニメミライの劇場公開を担当)による宣伝活動であることが明らかになりました。
言われてみるとティ・ジョイのニュースリリースページ、
http://t-joy.net/news/year/2012
にもちゃんと
『ティ・ジョイが配給・広報協力する「アニメミライ2013」公式リポーター公開オーディション 徳島「マチ★アソビvol.9」にて開催!』
と出ています。

アニメスタイルの記事はその他にも細かい疑問点に触れられているので、興味のある人は一読されることをお勧めします