(仮)「原発ゼロ」について考える
①「原発ゼロ」とはいったい何をもってその状態をいうのであろうか。 原子力発電所をすべて止めて、廃炉を完了しなければ、潜在的に原子力発電所が事故を起こし、東京電力福島第一原子力発電所の事故及びそれによる被害のようなものがおきる可能性が残る。
2012-10-06 22:16:23①「原発ゼロ」とはいったい何をもってその状態をいうのであろうか。 原子力発電所をすべて止めて、廃炉を完了しなければ、潜在的に原子力発電所が事故を起こし、東京電力福島第一原子力発電所の事故及びそれによる被害のようなものが生じる可能性が残る。https://t.co/3aqy8rmS
2012-10-07 05:41:40②現在、現在原子力発電所で運転しているのは、関西電力大飯発電所、3、4号機のみである。多くの原子力発電所が運転を止めている。それらの発電所では保守管理がおこなわれている。また、使用済み核燃料のいくえ、どうするかを決めなければならないという課題がある。
2012-10-06 22:16:40④そこでは3つの原則をを示した。1)40 年運転制限制を厳格に適用する、 2)原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ、再稼働とする、 3)原発の新設・増設は行わない、としている。
2012-10-06 22:17:33⑤しかし、原発に依存しない社会のいち早い実現を目指すといいながら、「核燃料サイクル政策を含む原子力のバックエンドの問 題に正面から取り組んでいく必要がある。」としている。これに対して、原発に依存しない社会の実現を目指すということに矛盾しているという指摘がある。
2012-10-06 22:17:53⑥この夏場に電気のマイナスの需給ギャップがあるために、安全確保がされていないのではないかという指摘がありながら、暫定基準のもと政治判断により、大飯3、4号機の再稼働した。しかし、夏を過ぎた後に明らかになったのは、再稼働しなくても電気は足り得た可能性だった。
2012-10-06 22:18:15⑧現在運転している、大飯、3.4号機をを止めれば、「実質的に」稼働している原子力発電所はなくなる。原子力発電所が存在しているし、安全確保がされているのなら、発電のために利用できる。
2012-10-06 22:19:22⑨この状態を「原発ゼロ社会」といえるだろうか。原子力発電に電力の需給を頼っていないが、原子力発電を利用する余地があるが、原発ゼロ運転で経済が成立っているから「原発ゼロ経済」ということになるだろう。
2012-10-06 22:19:31⑩「原発ゼロ社会」とは原子力発電を利用する余地がない社会ということであると考えるのなら、原子力発電を廃炉した状態を示すことになるだろう。 今の日本の事実とは、「原発ゼロ経済」が実現しうるというものだ。
2012-10-06 22:19:53⑪「原発ゼロ社会」の実現には、現在形として、まず原子力発電所をすべて止めることから始まる。「原発ゼロ社会」を目指すのなら、「原発ゼロ経済」を実現することになる。
2012-10-06 22:20:36⑬それは「原発ゼロ経済」だ。原子力発電をすべて止めているが、廃炉をしていない場合は、発電所の保守管理が必要であり、それをしなければならない。現在、多くの原子力発電所が運転を止めているために、されている。
2012-10-06 22:21:26⑮しかし、使用済み核燃料をどうするか決め、実行されても、人の手を離れなければ、そこでは保守管理などの経済活動が維持されることとなり、原発に関わる何らかの経済的交換、活動が維持されていることになる。
2012-10-06 22:22:20⑰原子力発電で発電した電力を使うこと無しに、社会や経済が維持されることが可能であることが現在日本の自明性である。これを持続させる努力を通して、はじめて「原発ゼロ社会」の実現が見えてくる。
2012-10-06 22:23:16⑱政府はあらゆる政策資源を投じて、「原発に依存しない社会の実現」を目指すと明言しているのだから、今から「原発ゼロ経済」が持続するための努力をし、「原発ゼロ経済」を持続させ、「原発ゼロ社会」の実現を可能とするべきだ。(仮了)
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