東日本大震災のがれきをめぐる「がれきの広域処理」問題を考えてみました
②僕が感じたものを今、話す上での前提は、その放射線量が高いか高くないかは問わない。(とても重要なことで、健康被害を与えるような高線量を一般の廃棄物(人や環境を汚染し深刻な被害を及ばさない)として処理してはいけない。
2012-10-06 04:12:52③原子力発電所を使用するためには、格納容器の本来の機能が示す通り、放射性物質を閉じ込めて環境に拡散させてはならないという本質的な約束事があります。
2012-10-06 04:13:25④もちろん、そもそも原子力発電という発電方式が安全か安全ではないかという議論があります。さらに資源に限りがある中、発電をする時、社会的なリスクの選択として許容すべきかすべきではないかというものもあります。
2012-10-06 04:13:47⑤「3.11」により、福一は環境中に高線量の放射性物質を拡散させてしまった。 がれきを焼却処分することで、事故を福一以外で再現するのかというものが市民の怒りのようです。
2012-10-06 04:14:29⑥福一の事故とは放射性物質を環境中に漏らし、それを拡散するということですから、焼却炉でがれきを消却することで、福一以外でも福一の事故を再現するのかというものです。
2012-10-06 04:14:48⑦つまり、がれきの広域処理への批判とは、福一以外で、放射性物質の拡散源をつくるのかという市民の政府へ「問い」ということになります。それに対して、政府は明確にその問いにこたえることがでていない。
2012-10-06 04:15:23⑧原子力発電所の最稼働に関わる対抗も全く同じで、政府が原発が安全確保できているのかできていないのかという「問い」に明確にこたえることができていないでしょう。
2012-10-06 04:15:59訂正⑧原子力発電所の再稼働に関わる対抗も全く同じで、政府が原発が安全確保できているのかできていないのかという「問い」に明確にこたえることができていないでしょう。
2012-10-06 04:41:54⑨現在時点の日本における原発問題の本質は「原発が安全確保できているかできていないか」と「政府が市民の「問い」に明確にこたえられるか」ということになるのではないかと思います。
2012-10-06 04:16:28⑩繰り返しますが、がれきの広域処理問題の本質は、福一以外で事故の再現をするのかというものになります。つまり、放射性物質の拡散源を福一以外につくるのかということになるのではないかと思います。(了)
2012-10-06 04:17:07抜け落ちていたことがあったので、アップデートしました。
②東日本大震災により、地震だけではなくその後の津波、火災により、多くのがれきが発生しました。そのような被災地域の復興のために、がれきを処理しなくては、復興がすすまない。
2012-10-08 13:49:59③しかし、被災地域ではそのがれきを速やかに処理することができないために、他の都道府県、他の地域にもがれき処理をしてもらうというのが、東日本大震災による被災によって発生した「広域がれき処理」課題です。
2012-10-09 04:47:16④原子力発電所を使用するためには、格納容器の本来の機能が示す通り、放射性物質を閉じ込めて環境に拡散させてはならないという本質的な約束事があります。
2012-10-08 13:51:06⑤もちろん、そもそも原子力発電という発電方式が安全か安全ではないかという議論があります。そして放射性物質による健康被害がいかなるものか。さらに資源に限りがある中、発電をする時、社会的なリスクの選択として許容すべきかすべきではないかというものもあります。
2012-10-09 04:48:56⑥3.11」により、福一は人のみならず生きている環境中に高線量の放射性物質を拡散させてしまった。 がれきを焼却処分することで、事故を福一以外で再現するのかというものが市民の怒りのようです。
2012-10-09 04:51:33⑦福一の事故とは放射性物質を環境中に漏らし、それを拡散するということですから、焼却炉でがれきを消却することで、福一以外でも福一の事故を再現するのかというものです。
2012-10-08 13:53:30⑨そして、がれきを焼却する時に、アスベストのような有害な物質がそのがれきに含まれている可能性があります。これらの有害な物質についてはこれまでにその有害性からその処理は法律に規定されていて、その処理方法が決められています。
2012-10-08 13:59:03⑩にもかかわらず、東日本大震災によって生じたがれきを処理するためには、その規定に従わない処理がされるのではないかと危惧の声が聞こえます。
2012-10-08 14:00:22⑪これは、事故以前には、法律では、一般の人は年間被ばくの許容線量が1mSv以下となっているにも関わらず、非常事態としてその規定を変えて、高い線量の許容を認めるような施策を政府が福島県内に許しています。
2012-10-09 04:55:27⑫このように政府が法律に定められている規定を変えて環境を保全をするというよりも、むしろ環境悪化するようなことをすすめるのではないかという危惧がその根幹にあるようです。
2012-10-09 04:56:13⑬日本に、もしかしたら諸外国にも放射性物質の拡散という現実を目の前に、政府は今までの規定を緩めて、放射性物質同様に他の有害な汚染物質の規定をも緩めているのではないかという意見のようです。政府は明確にそれらの問いにこたえることが出来ていない。
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