初期被曝量をヨウ素131とセシウムの実効線量比率とスクリーニングの残留量から考える

甲状腺へのヨウ素の集中度を、ICRPの標準値40%で計算すると、スクリーニングの値が整合がとれないので、集中度を代えて試算してみました。 (40%⇒30%のミス)でもスクリーニング値から得られる吸入量が少なく見えるという点は一緒。
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リーフレイン @leaf_parsley

@katot1970  データの資料をまとめてたんですが、ちょっと考えたことがあって、聞いていただけますか?

2012-10-08 05:29:11
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 1、初日一括摂取で減少していくパターン を書いてて、180日目のWBCで580Bq/bodyの10歳児 (9月に報道された1件)をとりあげたんですが、ついでにヨウ素131の吸収量についても考えてみたんです。

2012-10-08 05:30:30
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 蓄積量が180日目に580Bq/bodyになる場合は、初日に一括摂取と仮置きして、 1万Bqの摂取。0.1mSv(137換算) 134と半々とすると、線量は1.4倍。セシウム合算で、0.14mSvになりました。

2012-10-08 05:31:44
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 ガス状核種まで捕獲したデータが、日本分析センターと東海村の2か所が参照できたので、初期被曝量をヨウ素131とセシウムの実効線量比率から考えみようと思ったんです。(沈着量ではなくて、実効線量比率だとメンドクサイ評価部分は終了してる)

2012-10-08 05:34:50
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 日本分析センターの比率から考えてみます。 2011/05/20公開資料  「線量評価(試算)について」 (PDF)http://t.co/dkQMD6Os セシウム合算の線量:ヨウ素131の線量=1:2 でした。

2012-10-08 05:37:56
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 さっきの試算ではセシウムの実効線量は0.14だったので、10歳児のヨウ素131摂取による実効線量が0.28mSvになる初期摂取量は 0.28 mSv÷0.000052[mSv/Bq]=5384Bq

2012-10-08 05:39:25
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970  5384Bqを初期に経口摂取の10歳児の甲状腺等価線量 =5384Bq×0,001[mSⅴ/Bq] = 5.384mSv となります。

2012-10-08 05:39:57
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 甲状腺スクリーニング結果をみると、 (PDF)http://t.co/x2cWNaAp 80%が5mSv以下であったので、甲状腺等価線量的にはこの値もありかなとは思うのですが、吸入量そのものに?がつきます。

2012-10-08 05:41:20
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970  ここで、甲状腺スクリーニング時のサーベイメータ値と残留量の整合性を考慮してみます。  http://t.co/WHVPaY59 ↑の下の方にあるグラフで参照

2012-10-08 05:45:06
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 10日後の時点でサーベイメータ値0.1μSv/hの表示で、約1500Bqが甲状腺に残留というと、 ・甲状腺集中率80%の場合:約4000Bqの初日摂取 甲状腺等価線量3.75mSv 

2012-10-08 05:48:47
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 ・甲状腺集中率40%の場合:約7000Bqの初日摂取 甲状腺等価線量 6.8mSv となります。これらは、セシウムの摂取量1万Bqと比較すると少なすぎるように思えて、違和感があります。

2012-10-08 05:50:26
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 仮に、甲状腺等価線量50mSvの場合を試算してみると、 10歳児の初期摂取量で、50000Bq、その場合の実効線量は50000×0.000052=2.6mSv セシウム:ヨウ素の比率は 0.14:2.6=1:18.5 です。

2012-10-08 05:51:05
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 でも、この場合甲状腺集中率40%と置いて、摂取10日目の甲状腺残留量を見ると、1万Bq超なんです。サーベイメータ―は0.5μSv/hを超えてしまって、スクリーニング結果とは合致しません。(0.1μSv/hをはるかに超過。)

2012-10-08 05:51:47
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 千葉の分析センターではセシウムとヨウ素131の実効線量比率が 1 : 2 だったんですが。 千葉より近い東海村での比率は セシウム 0.086mSv ヨウ素131:0.7mSvで 実効線量比率は 1 : 8 なんです。

2012-10-08 05:53:27
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 福島第一原子力発電所事故に係る特別環境放射線モニタリング結果-中間報告 (PDF) http://t.co/JAVy9Vrs

2012-10-08 05:53:53
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 東海村でのCs降下が福島県内より少なく、結果としてヨウ素比率が福島県内よりも高かったと仮定すれば、(量は少ない)CsとI131の実効線量比率は、東海村より原発に近い地点でも 1:2~1:10の間とみていいのではないかと。。。

2012-10-08 05:55:26
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 (あまり比率が大きくなると、スクリーニングとの整合がさらに、とれなくなってしまうので)

2012-10-08 05:56:14
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 で、問題の、10日目の残留量と、吸入量(セシウムとの比較)の整合性をどうやってとるか?って話ですが、ヨウ素の甲状腺集中率で変化させることで整合をとってみます。

2012-10-08 05:57:27
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 甲状腺集中率を10%と仮定してみると、 サーベイメータで0.05μSv/hをカウントする残留量は1000Bq 10日目に残留量1000Bqとなる初期摂取量は20000Bq 甲状腺等価線量20mSvに相当します。

2012-10-08 05:58:19
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 実効線量は20000Bq×0.000052mSv/Bq=1.04mSvでした。

2012-10-08 05:58:44
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 サーベイメータで0.1μSv/hをカウントする残留量は1500Bq 、 10日目に残留量1500Bqとなる初期摂取量は26000Bq 甲状腺等価線量25mSvに相当します。実効線量は1.3mSv

2012-10-08 05:59:59
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 最初に計算したセシウム1万Bq摂取、実効線量0.14mSvと比較すると、セシウム:ヨウ素131=約1:9.2 ほぼ東海村の比率に近似するし、摂取Bq量の不思議さが解消されてくる と思うのです。 

2012-10-08 06:01:09
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @katot1970 長くなっちゃったんですが、どうでしょうか?

2012-10-08 06:01:39