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【備忘録】千野帽子さんの文章創作ゲーム「清水スペシャル」

アイディア出しの手法である「知らない映画のキャストとアオリ文句だけ見て勝手にあらすじを想像する」をより高度にした「清水スペシャル」 これはやってみたい!
文章 千野帽子 創作 書評
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千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:32:56
小説を読んで要約+コメント、これを60本ノック的にやる百讀という企画(新元良一発案)を担当して2年半。今年の夏休みは精鋭数名限定対象で特別企画「清水スペシャル」というのをやった。「清水」とは小説家でパスティーシュの達人である清水義範氏に由来。ただし文体模写をやるのではない。→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:36:19
→清水義範に「主な登場人物」という傑作がある。短篇集に入っているが小説ではない。清水氏自身が日本語訳の登場人物一覧表と「ハートボイルド小説ってこんな感じだよな、たぶん」という先入観を手がかりに、未読の『ロング・グッドバイ』かなにかのストーリーを自分で作るという戯文的エッセイだ。→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:39:09
→「大鹿マロイ」という名前を見て、大鹿というくらいだからこいつはガタイのでかい奴だろう、でもきっと主役のマーロウとは気の合うイイ奴に違いない、こういう奴は大事な長台詞を言いながら主役に看取られつつ非業の死を遂げるに違いない、などと「ドラマチックあるある」を集めて→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:41:15
→それなりに感動的でノスタルジックな一篇のプロットを作り出すのだ。チャンドラーファンは「ぜんぜん違う!!」とか「意外に当たってる」とか楽しめるし未読の者(私自身そうだ)は未読の者で「うわーもうそれ以外思いつかない」と楽しむことができた。いまでも清水さんの作品中いちばん好き。→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:45:32
→それを応用してある作品の翻訳にある人物一覧表を百讀クラスの精鋭数名にメールで送信し、そのリストと作者名・作品名だけを頼りに「さも読んだかのように」プロットとコメントを捏造する、という企画をやってみた。ルールは、作者名・作品名・登場人物名その他のキーワードで検索しない→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:46:10
→この作家・作品について、だれとも話をしない/読んだことはないが内容について聞いたことはある、という程度の人は参加できる。そのさい、自分の伝聞知識の記憶をどう利用するかは自由/ちゃんと読んだという体裁で書くこと。未読の人を信じさせるように書く/→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:46:25
→当然だが、一覧のすべての名前を使用する必要はない(字数的に無理)/これも当然ながら、一覧の並びかたはかならずしも作中での重要度を反映していない。終わりのほうに出てくる名前だからといってちょい役とはかぎらない→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:48:03
→形式は「650字で要約、150字でコメント」。読まずに、どうやって「いかにも読んだっぽい」コメントを書くかが腕の見せどころ。そこで私が選んだ作品はマーヴィン・ピーク『タイタス・グローン』でした。そして浅羽莢子訳創元推理文庫の人物一覧をメールで送信した。→
シラサカミエ @ShirasakaMie 2012-10-12 17:49:30
千野さんは文芸ゲームの天才だなあ。スタンド句会しかり。今連投されているのも超絶おもしろそう。
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:50:07
→セパルクレイヴ…グローン伯爵家当主/ガートルード…伯爵妃/フューシャ…グローン伯爵家長女/タイタス…グローン伯爵家長男、云々ときて最後のランテル…〈外〉の民の男/ブレイゴン…同上、まで総勢20人の人物紹介が続く。期限は6日間。→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:53:20
→提出作品には、スコットが書きそうな伯爵家のお家騒動あり、ビルドゥングスロマンあり、一人称で語られるゴシックホラーありで、いずれもタイトルの『タイタス・グローン』が登場人物名であることから、次期当主の成長物語という線が共通していた。いやーおもしろかった→
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 17:55:31
→当該作品を読んでる人はもうここですごくおもしろがっていると思う。なにしろ本ものの『タイタス・グローン』において、小説終了時にタイタス・グローンはまだ乳児なのだから! 読んでいて「うわー、それ(空想されたプロット)読みたい」と思わせられる。このゲームは楽しい。みんなありがとう。
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 18:07:45
先ほど書いた「清水スペシャル」のミソは、登場人物の名前を変えればほぼオリジナルの自作プロットのようなものになる可能性がある、という点ですね。
千野 帽子『人はなぜ物語を求めるのか』 @chinoboshka 2012-10-12 18:10:57
読書感想文コンクールもいいけど、課題図書を読んだことがない人だけが参加できる「登場人物一覧表によるストーリー捏造コンクール」というのをやったらいいのにな。どっかの自治体やらないか。「おしい!」広島県とか。
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