子育てにおける限界(バウンダリー)設定

子供の教育でもとくに勘違いやあいまいにしてしまうことが多く、また謎も多い(笑)、限界設定についての@Matsuhiroさんのつぶやきをまとめました。
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Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

今日はちょっと方向を変えて限界設定の話をしよう。

2012-10-14 03:51:55
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

子育てをして行く中でもっとも難しいことのひとつが限界設定だろう。Boundaryを設けて徹底させるのは楽じゃない。

2012-10-14 03:53:30
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

限界設定というと難しいそうだが、ゲームは1時間でヤメろとか10時になったら寝ろとか、ご飯は好き嫌いしないでちゃんと食べろとかそういう類いのこと。

2012-10-14 03:55:22
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

限界を設定されて喜ぶ子供はいない。おのずと不快な作業にならざるを得ない。

2012-10-14 03:56:15
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

この限界設定に失敗してしまう家は多い。ウチは幸い上手くいったが、偶然のような部分も多い気もするが、自分の子育て、そして保育園のオーナーとして色々な子供と親御さんに接して感じたことを書いてみたい。

2012-10-14 03:57:55
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

まず親のほうがぶれてしまうと、限界設定は難しい。ダメなものはダメ。そこからぶれないことがとても大事。今日はいいけど明日はダメ、では子供が混乱してしまう。

2012-10-14 03:59:11
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

あるいはよそのうちならいいけど、ウチにいるときはダメ、などというのもよくない。こういう抜け穴があると子供はすぐに学習する。

2012-10-14 03:59:46
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

よくスーパーなどでひっくり返って泣いている子供がいるが、あれは「スーパーでひっくり返って泣く」のが有効と学習してしまったため。

2012-10-14 04:00:41
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

あるいは夫婦間でギャップがあると、限界設定は難しい。せっかく母親が「10時に寝なさい」とやっているのに父親が横から「まだ寝なくてもいいもんね〜」なんてやってたら限界設定なんて出来ない。

2012-10-14 04:01:58
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

だから何を境界線とするのか夫婦間で話し合って合意を得ておくことが大切。この作業を抜きにするとちゃんとした限界設定はできない。

2012-10-14 04:02:42
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

よく「子供が車に乗ってくれないから帰れない」などというお母さんがいる。そこは子供の意思を尊重するシーンじゃない。帰る時間になったら帰る。問答無用で乗せてしまう。これを3回もやればもう「乗らない」問題は解決する。

2012-10-14 04:04:38
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

モノで釣ってはいけない。たとえば「もう帰る時間よ」「ヤダ!」「お菓子買ってあげるから」などとやる母親がいる。子供が大きくなったら何で釣るのだろうか?

2012-10-14 04:05:58
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

まさかiPhoneとかで釣るのか?モノで釣るのではなく、親の権威を確立し、ダメなものはダメと伝える。これは限界設定でもあり、社会性を教えるということでもある。

2012-10-14 04:07:03
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

ただ、子供があんまり萎縮してもいけないので、どうしても今日は長く遊びたい、などといった場合には、キチンと主張するよう訓練するのもよい。限界設定をすることで、逆にこういう機会を作りだすこともできる。

2012-10-14 04:09:32
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

あまり重要でないことは子供に決めさせてもよい。外食の行き先とか。そして子供が決められる幅を年齢と共にあげてゆく。

2012-10-14 04:10:13
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

モノやプレゼントでつっていると、そういう取引を憶える。何を憶えさせたいのか?そういう問題。

2012-10-14 04:12:01
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

限界設定の効用は幾つかあるが、社会性を教える、というのが第一。そして健全な反抗期を迎えるための要求不満を作りだすキッカケになると思う。

2012-10-14 04:14:51
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

ああするな、こうするな、とか言われて14歳ぐらいになると、段々「お父さんの言うことはおかしい!」などと言い出す。これはすごく健全な話だと思う。

2012-10-14 04:15:36
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

あるいはウチの親はウザいからと友達との世界を構築し始め、段々そっちに引っ越してくれる。そうやって自立する。だから親はウザイぐらいでちょうど良いと思う。

2012-10-14 04:16:30
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

ウザがってくれるようになったら段々目線を下げていってもいいと思う。親目線から少し先を生きる先輩の目線へ。「ああしろこうしろ!」から「オレだったらこうするけどな」へシフトする。これが難しい。

2012-10-14 04:18:44
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

引きこもりに子って、けっきょく家の居心地が良過ぎるのじゃないかと思う。オレは居心地が悪かったから引きこもりなんて考えたこともなかった。

2012-10-14 04:20:41
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

限界設定というのは根気のいる作業。子供は何度でもルールを変えようとチャレンジしてくる。そこで恐怖感を与えるほど怒鳴りつけたり、殴ったりしてはいけない。大切なのは「何をしてもブレない」という態度。

2012-10-14 04:55:06
Hiroshi Matsui(松井博)@Brighture CEO @Matsuhiro

怒鳴ったり殴ったりしていうことを聞かせると、結果として子供も殴ったり怒鳴ったりして人を従わせてもいいと学習してしまう。そんな見本を見せる必要はない。

2012-10-14 04:55:58
melon @melonVFX

うちはパパが恐いからね、すごくおこられたあとはかわりに易しくして甘えさせてあげるんだ~というママさんを何人も見てきたしブログでそう書いている人も居るが、限界設定とはそのようなことではない。http://t.co/GMCE0xa7

2012-10-14 05:11:52
アリーナ横濱 @EmilynRB

@melonVFX 親がブレないことも重要ですよね。子供が混乱してしまいますから。

2012-10-14 05:25:22