粒子法的な剛体運動の計算の話から、計算力学屋とCG屋の話まで
- aokomoriuta
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@aokomoriuta まじめにやるとパワーが足りないから省略してそれっぽく見せようとしてるだけなので十分なマシンパワーが得られればそのうち正確な方向に行くんじゃないかなぁって感じですねー。
2010-01-24 13:50:40@Kei_Kei うーん・・・。例えば自由表面のある流れの解析でも、(MPSなんかだと特に)中で圧力振動起きてることがあって、底面応力とかの評価でかなり困ることがあるんですが、それっぽく見せるだけなら表面が安定してたら中がどうなろうと知ったこっちゃないと思うんですよ。 [lab]
2010-01-24 13:54:07@Kei_Kei その辺の考え方というか、目標が違ってるので、近づくことはあってもやっぱりどこかズレた感じになるんだと思いますよ。 [lab]
2010-01-24 13:54:48@aokomoriuta 表面を安定させてリアルに見せるための嘘も限界があるし考えるのも大変だから中までリアルタイムにシミュレーションできて有り余るパワーがあるならそっちのほうを取る人は多い気はしますけどねー。
2010-01-24 13:57:30計算機資源が無限に使えるんだったらそれっぽい表現っていうのはなくなる気もするけどなー。誰かが正確に作りこんだモジュールを買ってきて使うかそれっぽいとかじゃなくてあからさまに嘘とわかる表現に行くか
2010-01-24 14:09:13@aokomoriuta 「それっぽく見せる」というのは制約の1つであって目的ではないんですね。他に時間やリソースという制約があって、目的は結局、そのバランスをとることになります。
2010-01-24 14:04:16というか、あくまで「多分」だけど、SPHなりMPSなり粒子法を「それっぽく見せる」という目的で使ってる人たちは、FTSじゃなくてDNSしてるってこともあんまり考えてないんじゃないかなぁ・・・。乱流モデルなんてなくてもそれっぽく見せることは可能だし。 [lab]
2010-01-24 13:57:10あるところから水を流して、右の分岐にたくさん水が流れてるように計算できればいいのが「それっぽい」で、右にどれだけの量がどれだけの速度で流れ込んでくるかまで計算するのが計算力学、かなー・・・。 [lab]
2010-01-24 14:04:33まぁ多分この辺突き詰めるとこれだけで軽い論文1つぐらい書けちゃいそうなので、ここで語るのは無理があると思うけども! [lab]
2010-01-24 14:05:42@aokomoriuta なんとなく全体がどう動くのかだけわかればいい人と、セメントでも水でも土砂でもどんな流量や流速でどう充填されてくか考えないといけないって人がいるってことでは
2010-01-24 14:07:28@aokomoriuta 物理ベースCGはやっぱりアメリカで盛んで、映画産業とのリンクが強いので。かなり産業よりの分野になります。
2010-01-24 14:08:01@aokomoriuta そうなんですよー。なので、こういうのは好きでやってる感じで、研究としてやるのはないなと
2010-01-24 14:21:42所詮、普通の人間の感覚じゃ「この水がこのまま流れたら、この壁にぶつかって、上に跳ね上がるんだろうなー」ぐらいまでしか分からないと思う。どれだけの量がどこまで跳ね上がるか分かる人って多分いない。 [lab]
2010-01-24 14:08:49@aokomoriuta 正確にはわからないけど何らかの違和感を感じるってのはあるような気もする。リアルなんだけどどことなくCGっぽさも感じるみたいなやつ
2010-01-24 14:10:47@aokomoriuta @Kei_Kei 液体に関するモノは現実の現象を目にする機会が多いから違うというのを感じるのは多そう。爆発に関連するものは現実の撮影したものと映画の表現ではかなり違う印象。
2010-01-24 14:14:06@Kei_Kei んー・・・まぁ、それは見る人がどれだけその現象に慣れてるかっていうのに依存しそうですけど。いつも船に乗ってる漁師さんと大根作ってる農家の人では、船の揺れかたを見て感じる違和感はぜんぜん違うト思うし。 [lab]
2010-01-24 14:15:34完璧な物理計算空間は構築できなかったり(主に非線形項のせいで。 QT @Kei_Kei: 正しい物理シミュレーションが完成するまでにはあと何百年かかるんやろか
2010-01-24 14:25:25