未だに思うのが超安定している上に、今とは比べ物にならないほどステータスと信用があった地銀の銀行員で係長になりかかるぐらいまでいってて、しかも既婚というところまで生活固まっていたのに、それを捨てて単身上京した矢口高雄が一番とんでもないのではないかと思ったり。
2012-10-19 06:32:34「失うものが何もない若者」が単身上京して運や才能があってデビューしたりするのは珍しいが、あそこまで順調といってもよい人生が固まっていた上に妻までいたのにそれを捨てて大博打って、今でもキツイのに当時では気違い沙汰というレベルなんじゃなかろうか……。
2012-10-19 06:33:59テラさんもプロ野球から誘い合ったのに電電公社。A先生も親戚の縁故で地方新聞社。RT @Jiraygyo: 未だに思うのが超安定している上に、今とは比べ物にならないほどステータスと信用があった地銀の銀行員で係長になりかかるぐらいまでいってて、しかも既婚というところまで生活固まってい
2012-10-19 06:37:13矢口先生は結婚して役職づきまでいってるのがヤバイ(笑) RT @toronei: テラさんもプロ野球から誘い合ったのに電電公社。A先生も親戚の縁故で地方新聞社。RT @Jiraygyo: 未だに思うのが超安定している上に、今とは比べ物にならないほどステータスと信用があった地銀の銀
2012-10-19 06:40:23@Jiraygyo wikiみると、銀行の夏期休暇中に上京して編集部に持込したら、水木プロを紹介してもらって~とあるので、最初から自棄っぱちでもないようですねぇ。。。ちなみに、夏期休暇中に行員は自分の仕事を他の行員に全て監査されると聞きましたが。
2012-10-19 06:42:55一応計画はあったろうけど、初期の苦労ぶりをみるとやはり無茶だよね。妻を田舎に置いてきてたし RT @aganai001: @Jiraygyo wikiみると、銀行の夏期休暇中に上京して編集部に持込したら、水木プロを紹介してもらって~とあるので、最初から自棄っぱちでもないようですね
2012-10-19 06:44:42@Jiraygyo @toronei 矢口先生は羽後銀行辞める時、結婚していて、さらにお子さんが二人もいましたからね
2012-10-19 06:49:06そのへんあやふやだったけど、子持ちだったのおおおおおおおお!?(驚愕 )RT @senzo_Q: @Jiraygyo @toronei 矢口先生は羽後銀行辞める時、結婚していて、さらにお子さんが二人もいましたからね
2012-10-19 06:50:05@Jiraygyo @toronei 矢口先生の自叙伝9で割れ!!より。銀行辞めるのを告げたときのコマ http://t.co/aksGCsIM
2012-10-19 06:57:04いい奥さんだなあ……『バチヘビ』ヒットしてよかったね……;; RT @senzo_Q: @Jiraygyo @toronei 矢口先生の自叙伝9で割れ!!より。銀行辞めるのを告げたときのコマ http://t.co/CaaVChpn
2012-10-19 06:58:01やべえ……妻子持ちで銀行員捨てて、しかも別にヒット作生み出したわけでもなく、水木プロとガロのツテがある程度で単身上京とかキレてるわ矢口先生……。そうかー二人の子持ちだったのかー。もちろん銀行員だしかなり給料もらってたみたいだから貯金はあったろうけど……無茶すぎ。
2012-10-19 06:51:37@Jiraygyo 今では矢口高雄センセみたいのは、いきなりそんな修羅の道ではなく、まずは同人とかでチャレンジしてるでしょうから良い時代になりました
2012-10-19 07:13:12そういう間口の広さと市場や流通ができたのは、本当によいことだよねえ。RT @murajidash: @Jiraygyo 今では矢口高雄センセみたいのは、いきなりそんな修羅の道ではなく、まずは同人とかでチャレンジしてるでしょうから良い時代になりました
2012-10-19 07:13:46まあ矢口高雄で大きかったのは、当時の大ヒットメーカーの梶原一騎に気に入られてペンネームつけてもらっているのは大きいね。『おとこ道』が作品も人気もよかったけど差別問題で連載中止になって、梶原一騎は「矢口はなんとかしてやりたい」って言ってたのは大きいと思う。
2012-10-19 06:59:27そのあたりでマガジンでコンスタントに仕事をしていて『バチヘビ』でツチノコブームを起こすほどの大ヒットしたのが、確か矢口高雄のブレイク開始だったような気がする。そして『釣りキチ三平』で金看板に、週マガと月マガ同時連載とかおかしなことやっとる……あの絵柄で背景で……
2012-10-19 07:01:39矢口高雄の『ふるさと』はほのぼの田舎暮らしスローライフマンガのようにみせといて、NTR展開あり、農村の収入のリアル現実描写あり、田舎と都会の格差描写あり、ラストに元妻が……という、鬱展開満載の恐ろしいマンガである。生活感のあるうつぶりがやばい。
2012-10-19 07:04:17前の『釣りキチ三平』のホモ臭さhttp://t.co/0uNyL63g についてツイートしたけど。『赤旗』で教育問題をさり気なく突き刺す自伝的マンガ書いていたり、なんかオブラートに包んだ作風の中に、物凄い狂気を感じる情念の人だよね。特に農村関係はマグマレベルの怨念。
2012-10-19 07:08:04手塚治虫が亡くなられた時もありえんレベルのスピードで分厚い追悼単行本『ボクの手塚治虫』描いていたよね、あの人。分厚いんだよ、これ・・・
2012-10-19 07:09:30今のように再評価される以前に暴力事件起こして追放されていた梶原一気について矢口高雄の『9で割れ!』では珍しく好意的に描かれていたので、すげー印象深かったんだよな。
2012-10-19 07:13:10出稼ぎ問題について「出稼ぎを命の洗濯とばかりに嬉々として行ってトルコ風呂の女たちについて批評しあう農村のオヤジども」という描写をした矢口先生の農村を愛しつつ現実からめを逸らさない冷酷な視線が大変怖い。
2012-10-19 07:33:28矢口先生は幼少のとき赤子だった弟を肺炎で亡くしているが、その原因が「祖父が吝嗇家で母がおいて病院に行かせてください!って訴えても見殺しにした」という話のマンガがある。その祖父の吝嗇にも原因があって・・・
2012-10-19 07:35:47矢口家は三度の火事を出しており(そのうちひとつは父の悪戯が原因)、むらを半焼させてしまったため村人たちから村八分にされかけたのを土下座して受け入れてもらい、それ以来、徹底的な吝嗇家になり他人を信用しなくなったという過去があった。
2012-10-19 07:37:34矢口高雄が自伝的に描く『螢雪時代』や『おーい、やまびこ』、農村を題材にした『ふるさと』や『おらが村』は、みんなで協力しながら生きていく農村のコミュニティを肯定的に描きつつ、現実的な醜さ、閉鎖性、功利性を容赦なく描いてもいてオススメである。
2012-10-19 07:40:30ちなみに農家ではトラクターや耕耘機が現れるまで、田植えや刈り入れなどの大きな作業は、それぞれの村人同士で互いに労働力を融通しあうというシーンがある。つまり『村八分』になると農作業の一番大事な部分がままならなくなり、死ねと言わんばかりに追い詰められる。
2012-10-19 07:47:19