論文の書き方。自動生成と捏造とコピペ

自動生成できる論文、捏造論文、コピペ論文。 あなたが書いたのはどの論文ですか?
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@ken_m123

先のリンクでランダムに作成された論文が数学雑誌にアクセプトされたそうです(笑): Math journal accepts computer-generated nonsense paper http://t.co/YEqcNtRo

2012-10-20 07:12:13
@ken_m123

「ON EINSTEIN’S CONJECTURE」というタイトルの論文が一瞬で完成した。これは大論文かも(笑)

2012-10-20 07:19:52
@ken_m123

こちらにレフリーレポートがあります(笑): Mathgen paper accepted! http://t.co/o5prk4X8

2012-10-20 07:21:11
@ken_m123

数年かかって書いた論文もこのサイトで1秒で作った論文も一本は一本。論文数で数えたら同じ。業績は数で評価するべきじゃないってことは明らか。

2012-10-20 07:39:38
@ken_m123

学術雑誌に掲載されていたすべての論文が、昔、どこかの雑誌に出版されてたそう。著者が知らない間に出版(笑)ランダム生成数学論文に掲載許可を出した雑誌の出版社。:Strange academic journals: Scam? http://t.co/7e8jDU4T

2012-10-20 08:07:06
J.S.エコハ @JS_Ecoha

『論文捏造』(村松秀)、面白い。お薦めです。ベル研究所でヤン・ヘンドリック・シェーンが起こした超伝導に関する空前の論文捏造。研究チームのリーダー、共著者の責任の範囲。科学ジャーナルのいい加減さ。大学と民間研究所の違い。物理において「嘘」を証明することの難しさ。残された課題は多い。

2012-10-20 09:21:09
J.S.エコハ @JS_Ecoha

シェーンの論文は2年半の間に『ネイチャー』に7本、『サイエンス』に9本掲載。科学ジャーナルは、実は再現性も正確性も全く保証していない。編集者にその能力はない。レフェリーの意見は無視してシェーンの論文を掲載。他誌との競争の中、センセーショナルな論文をえり分け、急いで掲載する流れ。

2012-10-20 09:36:14
@ken_m123

しかし、デタラメ論文ばかりを集めた雑誌というのはたくさんあって、そういう雑誌のEditorial Boardをやっている研究者たちと比べて森口さんがどれだけ悪いことしたんだろう?

2012-10-20 09:43:59
@ken_m123

そういう雑誌にデタラメ論文を投稿する人たちは頭がイッちゃっているだけなのかもしれない。でも、Editorial Boardは確信犯でしょ。

2012-10-20 09:44:48
J.S.エコハ @JS_Ecoha

『ネイチャー』『サイエンス』に論文が掲載されることは科学者にとって名誉で大きな実績として認知される。この実績は科学者の評価基準となり、より魅力的なポストにつくのに不可欠。研究施設側からも評価の目安になる。国などの公的な研究費の審査に際しても大変重要な価値として認められることに。

2012-10-20 09:45:42
J.S.エコハ @JS_Ecoha

超一流雑誌に掲載されれば、それが担保のように次のポストや研究費獲得につながるわけだが、実はその担保には科学的な裏づけが取られていなかった。雑誌がインパクトファクターを重要視するあまり、内容よりもとにかくセンセーショナルな論文を求めたがり、チェックも緩いままに掲載してしまう傾向。

2012-10-20 09:50:24
@ken_m123

ランダムに生成された論文で学位とって、就職ゲットする数学者が出る可能性はあるだろうか?

2012-10-20 09:56:36
@ken_m123

修士論文くらいならバレない可能性もあるな。

2012-10-20 09:59:06
@ken_m123

自分でとんでもない時間をかけて必死に書いた論文がなかなかアクセプトしてもらえない立場の人間からすれば、コンピューターによってランダムに生成された論文が一発でアクセプトされる状況って理不尽だなと思う。コンピューターは研究においても人を超えてしまったのか?

2012-10-20 10:07:52
J.S.エコハ @JS_Ecoha

谷垣教授の有機物超伝導は有機物にアルカリ金属をごく僅かに混ぜる手法。シェーンの手法は有機物の上に薄い酸化アルミの膜を載せるというもの。シェーンの方法は世界中の研究者が誰も再現できなかった。酸化膜を載せるのはトランジスタの世界では常識だったが有機物の人にはなじみがない。

2012-10-20 10:18:00
J.S.エコハ @JS_Ecoha

世界の研究者は、有機物の上に酸化膜をつくる自分の技術が劣っていて、ベル研究所ならそれができるのだろうと思っていた。一方、ベル研内では、シェーンがドイツのコンスタンツ大学で作っていたと思っており、コンスタンツ大学には魔法のような装置があるのだろうと思われていた。

2012-10-20 10:21:38
J.S.エコハ @JS_Ecoha

普通なら、論文の「間違い」を疑われるが、ベル研究所、しかも第一人者のバートラム・バトログが参加していたことが大きかった。「科学の世界では嘘ということを完全に証明することは難しい」。否定するにも詰めが甘かったらベル研から訴訟をおこされて研究者生命を断たれかねない。

2012-10-20 10:36:02
J.S.エコハ @JS_Ecoha

「科学者は正しいことを言う。科学的真実のみを正しく報告する。そうした性善説に基づいた科学者同士の『信頼』が、科学社会には存在している。その社会の基本ルールを逸脱している人間がいることを、前提として考えていない」

2012-10-20 10:39:08
J.S.エコハ @JS_Ecoha

実はベル研内でもモンローが内部告発をしているが、大スターのシェーンを守ろうとして、本腰を入れて調査をしていない。

2012-10-20 10:44:22
@ken_m123

ランダムに生成された数学論文の内容が正しい場合はありうるだろうか?

2012-10-20 10:47:10
J.S.エコハ @JS_Ecoha

ベル研も昔の姿からどんどん変質(劣化?)していますね。特に事件が起きた当時はITバブル崩壊で親会社のルーセントテクノロジーが苦境にあり、ベル研の研究者も短期的に成果を出すように強いプレッシャーを感じていたようです。

2012-10-20 10:48:25
J.S.エコハ @JS_Ecoha

ベル研の偉い人で、シェーン研究とは何の関係もない人が、シェーンの研究の特許申請に名を連ねたりしている。

2012-10-20 10:50:30
J.S.エコハ @JS_Ecoha

結局、プリンストンの物理学者リディア・ゾーンの留守電にベル研の若い研究者から「これはあなたへの宿題です。シェーンのふたつの論文をよく見てください」という謎のメッセージが吹き込まれたことがきっかけになってシェーンの捏造が発覚していくことになる。

2012-10-20 10:55:31
J.S.エコハ @JS_Ecoha

ベル研を解雇された後、シェーンは消息を絶っていた。村松さんはシェーンが南ドイツの中小企業で働いていることをつきとめ、間借りをしている家まで行って、メディアとして事件後初のインタビューを試みたが断られている。

2012-10-20 11:08:59
J.S.エコハ @JS_Ecoha

森口氏が東大をクビに…「信用著しく傷つけ」懲戒解雇 ― スポニチ Sponichi Annex 社会 http://t.co/k6fVOhEv

2012-10-20 11:50:05