居合談義まとめ

続居合談義まとめです。 以下の続編です。 “甲冑屋のグイグイお姉さん”の話題から“居合/抜刀術の語義について”の話になって、勉強になるのでまとめました。 http://togetter.com/li/391661
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関連

みんみんぜみ @inuchochin

これは。http://t.co/eECPDGsf RT @bubunken: 絵伝書の坐姿勢を集めても古い帯刀抜刀の比較が出来るのかもね。林崎流はトンボ絵ばかりだったから他流の絵まで興味を持たなかった。

2012-01-12 13:03:00
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kiriha yokote @kiriha4343

そもそも服がよくないと思う 柔道着と刀の相性は最悪だな・・('A`) ずるずる滑るんだよね 帯の結びが変なのかなぁ

2012-07-19 22:29:47
武心インデックス @g369

@kiriha4343 横から失礼します。本来角帯(また近年では居合帯)などに指すものなので、道着の帯では刀が落指以外難しいです。実際は袴があり袴紐でも拘束されるので、閂指、鶺鴒指も安定すします。 帯の上にさらに晒しや兵児帯など巻いて鐺を道着帯と上から巻いた物の間に通すと良いです

2012-07-19 22:36:23
武心インデックス @g369

@kiriha4343 流儀よっては、兵児帯に指しという稽古法を用いているところもありますが、この場合やはり左手で刀を押えなければ落し差しになりますね。 ただ鞘引きなど学ぶには非常に有効なので、道着帯のみというのも決して悪い事では無いと思います。

2012-07-20 00:27:12
kiriha yokote @kiriha4343

@g369 なるほど!閂差・鶺鴒差共にわからなかったのですがそういう意味だったのですね なかなか文化的な名前がついてて素敵ですね。そういえば鞘引きというといまいち想像がつかないのですが、その名の通り鞘を物理的に左手で引いちゃうということですよね?

2012-07-20 15:54:40
武心インデックス @g369

@kiriha4343 流儀によって差がありますが、概ねとしては、まず鍔が身体の中心(へそ)に来るのを基準として帯刀します。抜きやすいのは閂指です。江戸期は脇指も帯びるので、大刀は思ったより前に(「前半=まえはん」と言います)来ます。

2012-07-21 01:12:45
武心インデックス @g369

@kiriha4343 この位置から、右手を使って抜くのではなく、体捌きと左腕の働きによって鞘を引き、それに伴い右手が伸びて斬撃というのが鞘引きの概念になります。

2012-07-21 01:13:04
武心インデックス @g369

@kiriha4343 左手で鞘を引くというのは、間違いではないのですが、そのように表現すると、左手のみ働かせるような印象もありますので、各流趣向を凝らして説明してますね。

2012-07-21 01:13:09
武心インデックス @g369

@kiriha4343 ちなみに帯刀は基本的に刃を上としますが、太刀(室町以前に用いられた腰反りで太刀緒を腰に巻いて吊るして佩いた刀の形式)のように刃を下として帯刀しますと、天神指(てんじんざし)と申します。馬乗などは鐺が馬に当たらぬように、このように帯びるとも言われます。

2012-07-21 01:15:16
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

ん?なんか見つけてしまったぞ?ウチ意外にも刀を返した林崎系居合があったのか?あとでブログ追って見よう。若しかしたら同流分派かも知れないと思うとドキドキがとまらない(`・ω・´) / 調武会 http://t.co/pggjGONb

2012-07-20 23:57:24
リンク t.co 調武会
武心インデックス @g369

@bubunken_web どこで稽古してるんでしょうかね…。天神差しで稽古とは確かに珍しい

2012-07-21 00:50:51
武心インデックス @g369

@bubunken_web http://t.co/rCQ8zfVy 同じ絵は平上先生のサイトで見かけましたね。「無雙直傳系と思われる居合の図」

2012-07-21 00:45:13
武心インデックス @g369

三尺三寸迄は身のきゝ腰にして何人にても抜けるものなり両肱に少しも力を入れす。 自然の時非常の時に右手の移り見えざる様常々心掛けて執行すべし。

2012-07-24 18:03:47
武心インデックス @g369

以上『「武道寶鑑」神夢想林崎流’(居合術の始祖」)解説 大日本武徳会剣道教士 笹森順造』より。これはそれぞれに面白がいかんせん分厚い…。八〇〇頁ちょっとある。

2012-07-24 18:06:50
みんみんぜみ @inuchochin

こっちの小山先生演武が素人目に凄さがわかりやすいかもしれませんhttp://www.youtube.com/watch?v=mG4CczNyilQ RT @SagamiNoriaki: 神夢想林崎流… RT @Tobacco_Lolita: 長い刀というと英信流の方が浮かびます

2011-06-23 14:25:09
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リンク YouTube 林崎新夢想流居合(弘前藩傳).mpg ばだら倶楽部 http://sites.google.com/site/terakoyat/ 刀身三尺三寸の刀を抜く。 打太刀・加川康之 仕立・小山隆秀 2010年6月現在の稽古状況。
武心インデックス @g369

神夢想林崎流解説(居合執行心掛の事) 第一 柄に手の移りを見せぬは秘事なり。鯉口の方より寄せ柄に右手移すものなり。右手の柄に移るや否や直ちに腰に心付くべし。右手にて抜けば取りしめ有り移り見えて損多し。

2012-07-24 18:08:43
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

「居合」を使うシーンはよく見るものの、こういうカットは絶対に見ない。何がかというと、まぁ、コレは一旦刀を鞘に戻してるのでどうかとも思うが、ポイントはちゃんと鯉口が切られた状態であることが明確に描写されている、というトコロ。 http://t.co/RrYEwqZt

2012-07-24 23:56:49
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武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

通常、居合の所作中は鯉口は切られたままである。これは単純に過度の抜き差しで鯉口はもちろん、鞘を傷めないために行うもので、大方の古流では一般的である(ハズ)。しかし、居合道に与する居合では大体は刀を抜く直前に鯉口を切り、納刀時にはまた密着させる。

2012-07-25 00:11:35
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

(一)「居合とは刀を抜く技術(テワザ)でございまして、敵が刀の柄に手を掛けて抜こうとするところを、此方が先をかけて迅(はや)く抜きつけ、敵の抜こうとして居る腕を切り、返刀にて仕止の一刀を切りつけるという、二手の術(ワザ)を居合術というのでございます。→

2012-09-13 19:30:40
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

(二) 知らない人は、抜くことの大事を第二にして、ただ刀を抜いてから、ヤァ、トゥと振り回すヶ条を居合だと思っている人も少なくないようですけれども、ヶ条の多くは、剣術の応用を習わせるために仕組んだもので、真実の居合の手というものは、敵より先に抜きつけて(※注:敵の抜き出す『先』)→

2012-09-13 19:35:54
武文研/居合文化研究会@川村景信 @kawamurakeishin

(三)先(セン)を制する事と、二の太刀で仕止を斬付ける事との二手、すなわち、ヌキツケ及(ト)キリツケの二手が、居合の新面目であるそうでございます。(略)今時は、刀を差して居ない時代ですから、斯ういうことはよく伝わって居りませんでしょうが、古武芸を心得た老先生たちに伺うと、→

2012-09-13 19:42:25
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