LOCで欠陥数を予測することに関する疑問とご意見
デート本に、行数と欠陥数には相関がある、という事例がある。直感的にもそうだろう。けどBeizer本では「行数で測ろうとするな」と言っている(ように思う)し、プログラマーの人たちにも嫌がられる(ように思う)。少なくとも、マクロには相関あると思っているんだけど。むーん。
2012-10-23 12:13:41@kz_suzuki LOCでの指標は、同一言語・ほぼ同一のチームなどの限定的な場合に限り有効だと思います。モジュール欠陥密度の指標としては使い難いですが、システム全体などであればFPなどが妥当だと思います。
2012-10-23 12:20:24@kz_suzuki 最近翻訳ででたC.Jones氏の「ソフトウェア工学のベストプラクティス」では、「経済的研究におけるLOC尺度の利用は職業的不当行為」とまで言っています。
2012-10-23 12:24:08@shimashima35 はい、限定されると思います。そこを省略するから悪いんですかね?すべてのチーム、言語、プロジェクト、開発規模のオーダーで、行数に正比例する、みたいな印象を与えるのが忌避されると。
2012-10-23 12:28:04テストの十分性、を検証するための1つの方法は、第三者が全テスト設計(と、できれば全テストケース)を確認することだと思うが、いろいろな理由で難しいな。
2012-10-23 12:32:46@saynak38 @kz_suzuki 行数はFPと違って計測にコストがほとんどかからない点がメリットです。 また、1度だけだと精度が悪いけど、派生開発で、同じ開発者で、同じ言語だと結構当たります。
2012-10-23 12:39:04病理学でもFP命がすごいです。軍関係で痛い目に合ったんですかね。RT @shimashima35: まー、C.Jones氏ですから。ともいえる。
2012-10-23 12:44:24@akiyama924 @saynak38 デート本に刺激を受けて、行数と複雑度と欠陥数の回帰分析などやってみようかと思っていますが、まずは複雑度を理解するところからです!
2012-10-23 12:50:09@mori_ryuji @shimashima35 ただなんとか白書に、「1FPは統計的に、約xxLOCに相当する」とか書かれてた記憶があります。正比例だったら意味ないと思いましたw
2012-10-23 12:54:37@kz_suzuki 言語による1行のコードあたりに入れられる意味の量やプログラマ個人ごとの実力差などによって相関の強さは大きく異なるので、小さなコンテキスト内でしかその相関は役に立たないことが多いからじゃないでしょうか。個人を同じ言語で図るのなら役に立つかもしれません。
2012-10-23 13:08:42@rayfill おっしゃる通りですね。すべての行が同じ重みを持つという極端な単純化(に見える可能性)が、反発を招くのかもしれませんね。
2012-10-23 13:16:42@koike0125 @kz_suzuki はい、C.Jonesが極端にFP派なのは理解しています。なので、https://t.co/PEKIMfex といってみました。私はLOCが有効ではないとは思っていませんので。
2012-10-23 14:06:01@koike0125 @kz_suzuki まだデート本を入手していないのですが、FPのデメリットについての記述は気になります。どこか書店に並んでいれば購入していたのですが……。amazonかなぁ。
2012-10-23 14:07:12@kz_suzuki @shimashima35 マコネルの見積もり本にそのあたりありますね。単純比例じゃないみたいです。問題はあまりにLOCに慣れすぎているところですねw。
2012-10-23 14:17:55