ボーダーブレイク童話集「ネレ太郎」

撃墜された奴@プロペラ @propera_yaruo

ボーダーブレイク童話集「ネレ太郎」

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むかし、むかし、あるところに老練と冷静が住んでいました。老練はアドラ山へ凸屋をしばきに、冷静は旧ブロアへ狙撃をしにいきました。冷静がふと川をみると、上流から大きなコンテナがドンブラコドンブラコと流れてきました。

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「これは、いい土産になるな」そういって冷静はコンテナを拾って家に帰りました。そして素材を回収するためにコンテナを開くと、なんと中から元気なネレイドが飛び出してきました。

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「これはきっと、牛マン様がくれたに違いない。」　ホバーを持っていなかった老練と冷静は大喜びです。二人は、このコンテナから飛び出したネレイドをネレ太郎と名付けました。

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ネレ太郎は、すくすく育って、立派なホバー機になりました。そしてある日ネレ太郎は言いました。　「オルグレンのチヒロ城にいってEUSTを退治してきます。」　冷静からニュード団子をもらったネレ太郎は、オルグレンのチヒロ城へ水面を駆使して向かいました。

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ネレ太郎が水面を渡っているとき、空から声をかけられ上を向くとBUZに出会いました。「そこのネレイドさん、何処へ行くのですか？」「チヒロ城に向かっているのです。」「それでは、その腰につけたニュード団子をください。一つくれたらお供いたします。」BUZはネレ太郎のお供になりました。

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水面を渡りきると、今度はタックルしながら進んでいるロージーに出会いました。「ネレイドさん、BUZさん。何処に向かっているのだ？」「チヒロ城に向かっているのです。」「俺と一緒だ。腰に付けたニュード団子をくれればお供しよう」　こうしてロージーもネレ太郎のお供になりました。

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3機は、戦闘区域ギリギリにある壁を超えると、後ろから物凄い勢いで接近してきたフォーミュラに出会いました。「みんな、何処へ行くんだい？」「チヒロ城に向かっているのです。」「ふーむ。分かった。その腰に付けたニュード団子をくれれば、自分もお供しますよ」

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こうしてフォーミュラもネレ太郎のお供になりました。こうして、支援ネレイド・狙撃BUZ・重火力ロージー・強襲フォーミュラの４機はチヒロ城にまで辿りつきました。EUSTに所属していた二脚達は、最前線プラントに向かっており、チヒロ城はもぬけの空でした。

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「まず、ここは俺とBUZに任せてもらおう。」　まず、BUZがイーグルアイTFでレーダーを破壊すると、ロージーが自動砲台を破壊していきました。「これでよし、一斉に攻撃だ！」　

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自動砲台が全て破壊された事を確認した強襲フォーミュラがゲスウォームを取り出し、緑色に光るコアに向かってミサイルを撃ち始めました。そして、狙撃BUZはスティッキーボムを取り出し投げつけ、重火力ロージーはサワード・バラージを撃ち始めました。

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ネレ太郎も、リムペVを取り出してコアに向かってレイアップシュートを繰り返します。そしてたまに弾薬BOXを置いては、３機に弾薬補給を行いました。すると、慌てて帰ってきたシュライク・ヤクシャ・クーガーがネレ太郎一行に向かって攻撃を始めました。

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「俺が壁になる！攻撃を続けてくれ！」　重火力ロージーはバリアを展開し、二脚にGAXエレファントを撃ち始めました。しかし、狙撃BUZは運悪く、二脚のSTAR-10Cから撃ちだされた流れ弾が当たってしまい、行動不能となってしまいました。

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ネレ太郎は、リペアユニットβを取り出すとBUZを回復させました。「ありがとう！」　BUZは起き上がると、迷彩を起動してロージーの手伝いを始めました。その間、強襲フォーミュラはコアを殴り続けました。

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そして残り時間58秒でコアが割れ、二脚達はこれから起こるマイナスCPの恐怖に怯え気絶しました。４機はドヤ顔をしながら、老練と冷静が住んでいる家に大量のCPを持って帰りました。老練と冷静はネレ太郎の無事を喜び、二人と四機は大量のCPで幸せに昇格しましたとさ。　終わり。