アニメ版『さくら荘のペットな彼女』についてのあれこれ(3話終了時点)

メモとしてTLをまとめ。
3
mike_neko @mike__neko

『さくら荘のペットな彼女』が良かった。空太の感じている日常の虚しさは、なんとなく画面下方に落ちていく花弁のように、またアバンの俯瞰ショットのように、周りの人間の「指向性」に対して渦の中心下方に取り残されていくような感覚だろう。(続

2012-10-09 02:55:59
mike_neko @mike__neko

コロッケに落ちた花弁が舞い上がる軌道を追って、彼は然るべき「渦の中心」(と周回軌道)を見つける。終盤、モンタージュで再現される上昇の螺旋軌道では、足元に控える猫がその起点。>さくら荘のペットな彼女

2012-10-09 02:56:42
橡の花 @totinohana

@camiroi 空太から見ると全然間違っていないような。因縁も踏まえてw。>ペット荘という略称

2012-10-21 04:28:12
mike_neko @mike__neko

『さくら荘のペットな彼女』3話は凄かった。仁君と薄暗いリビングにいる場面、さくら壮メンバーが食卓をなぞって円形に配されてから、仁くんが立ち上がり猫たちともう一つの円形が形成されて、空太の二重の疎外が描かれるーという場面が巧い。

2012-10-23 04:06:56
橡の花 @totinohana

@mike__neko それ、「凸面(魚眼レンズ)とはどういう“立体”か?」を併せて考えると面白いと思います。そして凸レンズ的焦点距離を軸線としたとき(これには①会話線(ナメ)、②境界線(横の構図が層(レンズ断面)など)、今回の二つのカップルの、“お互いに一方的”な態度について。

2012-10-23 05:05:32
mike_neko @mike__neko

@totinohana 前半のほうは、高低のモチーフと合わせて考えるといい、ということでしょうか。2度の魚眼パースは今回観察の主体として現れます。デートを尾行する場面、高所低所から2人を観察しますが、尾行組とデート組の間に視線を一点に集める”凸レンズ”を構想することができて、(続

2012-10-23 06:15:07
mike_neko @mike__neko

@totinohana 観察の主体である尾行組の疎外が描かれる―という感じですね。後半のほうは、例えばラブホの場面の縦の構図で、空太の居る位置をレンズに、ましろのスケッチを(実)像に見立てるということでしょうけど、つまりどういうことでしょうか…?

2012-10-23 06:15:47
橡の花 @totinohana

@mike__neko 却って混乱させたようですみません。例えば仁くんとのリビングの場面では、空太は仁くんの波状の移動(この場面では横顔が断層)にしたがって像が揺さぶられて、次第に主導権=焦点=実像の立場(意見の正当性)を奪われる。中心点が仁くんの移動にしたがって切り替わる。(続

2012-10-23 06:49:51
橡の花 @totinohana

@mike__neko 続)ここでは凸レンズ性は①対立構図上の位置関係と、②実際に主導権が変わっていくムーブメント(斜めにずれ込んでいく)の二つがあり、①では凸レンズを正面からみたイメージを俯瞰に直し、②では横顔を継起点にした移動を凸レンズの断面のように、私は考えています。(続

2012-10-23 06:51:03
橡の花 @totinohana

@mike__neko 続)あと、凸レンズが生む触れるほどの圧力が、球体のように対象を膨らんで見せる効果にてらし、例えば境界線を凸レンズの(焦点の)軸線に見立てるようなこともしています。ホテルの風呂場前の対峙はもちろん、折れた尾行組の背中合わせの会話など。その間に軸線を立てる。

2012-10-23 06:58:31
橡の花 @totinohana

@mike__neko ですから観察の主体というよりは、凸レンズ(構造の圧力の力学)の構図の中に置かれた人たちと見ている、といった方が正しいでしょうか。ただ最後の陸橋の場面では、ましろが太陽を背にした空太の決断(レンズを通した映像)に、構図から押し出されるような印象を抱きましたが

2012-10-23 07:05:06
橡の花 @totinohana

@mike__neko 高低にそれが現れている場面もあると思います。ショッピングモールの追跡劇、龍之介とのチャット画面でのスクロールとか。あっ、二度目の魚眼は圧力がスカされた表現かなと。

2012-10-23 07:12:19
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

ヘコんでる美咲先輩見る時の空太が凄い表情してて良かった。あんなもの見たら逃げられなくなるものなあ… #3 #SakuraSou

2012-10-23 08:36:07
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

空太から聞く「さよなら」は関係性を切断する鋭利さに満ちているんだけど、こういう演出が入るってことはましろ側から見るとそれは本意ではない、ということなんだよなあ #3 #SakuraSou

2012-10-23 09:57:14
橡の花 @totinohana

@pendulumknock というより、目的論的な意見や態度は鋭利ということだと思います。「絵を描いてきたの…」から「今は漫画を描いている」に共通するのは、「何を描いてきたの?/描きたいの?」という対語であり、それが感化された空太の自立で、空転しようとしている。自業自得。

2012-10-23 10:06:38
橡の花 @totinohana

ああっ、“ましろの”自業自得。

2012-10-23 10:11:37
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

@totinohana その辺の「業」にまつわる話ですよね。TLに回ってたさくら荘常識問題は誤読だよなあ、と思ったり

2012-10-23 10:12:31
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

やれるもんなら美咲先輩無茶苦茶にしてやりたいのも、それを許されないと思うのも解るし解るように描いてる訳で #SakuraSou

2012-10-23 10:14:24
橡の花 @totinohana

@pendulumknock 3話はかなり悪意ある描き方をしていますよ。あれで自立に促されることになるとしたら、ましろに空太を止める権利はないし、モテ男くんはいわずもがなでしょう。共依存を“苦く”脱したように見えて、実は共依存にすら達していなかったという話で。

2012-10-23 10:20:47
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

説教をする側があまり立派じゃないのがさくら荘の抑制効いてて好きなところ。説教自体が八つ当たりや怠慢から来てるという #SakuraSou

2012-10-23 10:20:51
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

「もういいわ」もだよなきっと… / さくら荘のペットな彼女 第2話「絵を描いてきたの」 (23:40) #nicoch #so19153282 http://t.co/c1CppvXw

2012-10-23 11:49:59
ぺんでゅらむ@大阪 @pendulumknock

美咲先輩もましろも手を出したら余計に惨めになるし、それを解ってるから仁さんも空太も手を出せない、というのでFAでないかと #SakuraSou

2012-10-23 11:58:55
相楽 @sagara1

『となりの怪物くん』4話、『さくら荘のペットな彼女』3話観た。

2012-10-23 22:58:13
相楽 @sagara1

『さくら荘のペットな彼女』は1話2話での感想がこんなだった。https://t.co/YedXHAEn https://t.co/sVvvqAj8 https://t.co/TOK3qkhy https://t.co/NTxw4LLo

2012-10-23 22:59:06
相楽 @sagara1

『さくら荘のペットな彼女』3話は、冒頭でましろに「がんばれ」といえない、大阪弁のあの子には軽く言える、そういう始まりからしてもう、ね。いろいろ、悪意だよな。あとは@pendulumknock さんのとこのTLから幾つかリツイートすればもう、それでいいやという感じ。

2012-10-23 22:59:21
1 ・・ 4 次へ