なぜアマゾンで洋書Eブックの値段が上がったのか?

【悲報】日本Kindleストアオープンで洋書が国内仕様の『高い』値段に - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2135113537185605301 にみられるように、日本Kindleストアオープンと同時に、日本からAmazon.comのKindle本を買う場合の値段が上がったようです。その理由について大原ケイ @Lingualina さんが解説しました。
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大原ケイ @Lingualina

なぜアマゾンで洋書Eブックの値段が上がったのか? 説明すると、海外の版元がアマゾンとホールセラー・モデルで取引している場合は、日本国内でいくらで売るかはアマゾン・ジャパンの采配で決められるので(今までダンピングに近い値段で売られていて)キンドルサービスが始まっても変わらない。

2012-10-26 22:17:50
大原ケイ @Lingualina

版元がエージェンシー・モデルでアマゾンと取引している場合は、版元が国内ではいくら、海外ならいくら、と決められているわけです。でも、その国にEブック販売の拠点がない場合は「適用外」とされてきました。だから場合によってはアメリカ国内で買うよりも安い値段で買えていたというわけ。

2012-10-26 22:20:05
大原ケイ @Lingualina

ところが、日本にキンドル・サービスができたことによって、エージェンシー・モデルに従って版元側に決められた値段で売ることが義務づけられたというわけです。

2012-10-26 22:21:27
大原ケイ @Lingualina

キンドル・サービスが始まったことによって日本発の電子書籍が海外でも売れるようになる!と単純に喜んでいる人も多いように見受けられますが、電子化されても市場に「テリトリー」という考え方で区切られていることを押さえていた方がいいかもしれません。

2012-10-26 22:24:25
大原ケイ @Lingualina

洋書がまだ買えるだけいいじゃん。海外在住組は相変わらず日本語の本買えないんだから。 orz

2012-10-26 22:31:37